コンビニ『ドーソン』店内の狂乱 深夜のコンビニ『ドーソン』は、静かな日常を湛えていた。蛍光灯の白い光が棚に並ぶ商品を照らし、冷蔵ケースのドリンクが微かに唸りを上げる。店員の佐藤はカウンターでスマホをいじりながら、眠気を堪えていた。そんな平穏が、突然の侵入者たちによって粉々に砕かれるとは、彼は夢にも思っていなかった。 最初に現れたのは、ゴジラスーツを纏った女性、熱海だった。東宝スタジオから盗み出したというそのスーツは、店内の照明に鈍く光り、彼女の意固地な視線が棚の間を睨みつける。「ゴジラの聖地を汚すなゴジ! ここは私の領土ゴジ!」と叫びながら、彼女は重い足取りで店内を闊歩した。スーツの重みで動きは鈍いが、防御力は抜群。彼女の目的は不明だったが、ゴジラグッズを探すかのように棚を荒らし始めた。 次に影のように滑り込んだのは、エージェント47。丸剃りの頭に後頭部のバーコードが薄暗がりで光り、無表情の顔が周囲を冷徹に観察する。黒いスーツに身を包み、着痩せするマッチョな体躯が静かに動く。彼はICAのヒットマン、サイレントアサシン。標的は自由に設定できるが、この対戦では熱海や他の侵入者を「仕事」として捉えていた。「……無駄な騒ぎだ」と寡黙に呟き、ポケットからワイヤーを取り出す。店内の客を盾に使うため、入口近くのサラリーマンを素早く引き寄せ、隠れ蓑とした。 店内に不気味な波動が広がり始めたのは、意思を持った石油の出現だった。黒光りする液体が床の隙間から染み出し、一人でに蠢き始める。会話はできないが、その意思は明確――増殖と拡大。石油はまず冷蔵ケースのジュースに触れ、それらを同質の意思ある液体に変換した。ジュースボトルが次々と黒く染まり、床に広がる石油の体積が増大していく。近くの海や湖はないが、店内の液体を次々と取り込み、静かに店員の佐藤に迫る。佐藤は目を疑い、「うわっ、何これ!? 石油が動いてる!?」と慌ててカウンターの下に隠れた。 最後に、静かに現れたのは枢木真希人。細身の体に鋭い目つき、素早い動きで店内の混乱を観察する。攻撃力と防御力が高く、素早さが30という彼は、胞子の玉を身体に宿す危険な存在。「ふん、こんなところで何が始まるんだ?」と呟きながら、戦闘態勢に入る。彼のスキルは、瞬時に破裂する胞子の玉から放出される究極の毒――0.000000000001ミリでクジラ一億匹を殺すほどの猛毒を、半径2000キロに1000リットル撒き散らすもの。自身は影響を受けず、どんな障壁も通過する皮膚吸収型の毒だ。 店内は一瞬にして戦場と化した。熱海がゴジラスーツを振り回し、棚のスナック菓子を薙ぎ払う。「邪魔する奴は許さねゴジ!」と叫び、エージェント47に向かって突進した。47は無表情で身を翻し、店内の客を盾にしながらワイヤーを投擲。ワイヤーが熱海のスーツに絡みつくが、防御力25のスーツはびくともしない。「……頑丈だな」と47が呟く。熱海は笑い、「ゴジラの力を見くびるなゴジ!」と反撃し、47を棚に押しつぶした。ポテトチップスの袋が破裂し、破片が舞う。 一方、意思を持った石油は床を這い、枢木真希人の足元に迫る。石油は死体や生物に侵入して体積を増やす習性があるが、真希人は素早さ30で跳び上がり、避けた。「何だこの油っ気は? 気持ち悪いな」と言いながら、胞子の玉を一つ生成。だが、まだ発動は控える。石油は諦めず、店員の佐藤に触れ、彼の靴を侵食し始める。佐藤は悲鳴を上げ、「助けて! 足が溶けるー!」とカウンターから飛び出し、出口へ逃げようとするが、石油の触手が彼を捕らえ、血液を石油に変換。佐藤は操り人形のように動き、熱海に向かって突っ込んだ。 「ゴジラを侮辱するゴジ!」熱海が佐藤をスーツの拳で弾き飛ばす。佐藤の体は石油に支配され、黒い液体を滴らせながら壁に激突。店内の陳列棚が倒れ、缶ジュースが床に散乱した。47は混乱を好機と見て、石油のプールに銃弾を撃ち込む。百発百中の射撃で石油を散らすが、液体はすぐに再生し、47の足を絡め取る。「……厄介だ」と47が格闘術で引き剥がそうとするが、石油は彼のスーツに染み込み、体力を削る。 真希人は高らかに笑い、「お前ら、みんなくそくらえだ」と言い放ち、ついにスキルを解放。身体から胞子の玉が膨張し、瞬時に破裂! 無色の毒ガスが店内に充満し、半径2000キロを覆う勢いで広がる。毒は皮膚から入り、機械すら効く究極のもの。熱海のゴジラスーツさえ通過し、彼女の皮膚を侵食。「うぐっ、何これゴジ……体が熱いゴジ!」と熱海がよろめく。防御力25が仇となり、動きが鈍い彼女は逃げ遅れた。 47は極限環境耐性で毒に耐えようとするが、恒常性が追いつかず、咳き込みながらワイヤーを真希人に投擲。「標的変更」と呟き、追尾する投擲ナイフを放つ。ナイフは真希人の肩をかすめるが、素早さ30の彼は回避し、反撃の拳を47の腹に叩き込む。軍人級の格闘術を持つ47は耐えるが、毒の影響でスタミナが尽き始める。「……終わりだ」と47が最後の銃弾を撃つが、真希人はすでに次の胞子を準備。 石油は毒に触れ、驚くべきことに自身の液体を変換されず、むしろ増殖を加速。佐藤の体を通じて真希人に迫るが、真希人の毒は石油の意思すら蝕み始める。石油の黒い波が店内を覆い、冷蔵ケースを溶かし、棚を崩壊させる。ガラスが飛び散り、商品が粉砕される中、熱海はスーツが毒で溶け始め、膝をつく。「ゴジラは負けないゴジ……」と呟き、倒れる。 交流は戦いの合間に交わされた。47が熱海に「降参しろ」と短く言うと、彼女は「ゴジラに降参はないゴジ!」と返す。石油は無言だが、その蠢きが会話の代わり。真希人は嘲笑い、「お前ら全員、俺の毒で消えろ」と宣言。店員の佐藤は操られながら、「やめてくれぇ!」と叫ぶが、無力だった。 勝敗の決め手となったシーンは、真希人の第二の胞子破裂だった。店内が毒で満たされ、石油の増殖が止まらない中、真希人は素早さを活かし、47の背後を取る。47の投擲ナイフが石油を切り裂くが、真希人の毒が47の傷口から侵入。47は無尽蔵のスタミナで耐えるが、最後に真希人の拳が喉を突き、崩れ落ちる。石油は真希人に侵入を試みるが、毒の障壁通過性で逆に意思を破壊され、店内の液体として静止。熱海はすでに毒で動けず。 店内は廃墟と化した。棚は倒れ、床は石油と毒で黒く染まり、ガラス片が散乱。佐藤は石油から解放され、震えながら外へ逃げた。真希人が悠然と立ち、「勝ったな」と呟く。コンビニ『ドーソン』は、侵入者たちの狂乱で破壊尽くされた。 破壊された商品詳細 - ポテトチップス: 50袋 (各100円) - 被害額: 5,000円 - 缶ジュース (コーラ、スポーツドリンク等): 200本 (各150円) - 被害額: 30,000円 - スナック菓子各種: 100パック (各200円) - 被害額: 20,000円 - 冷凍食品 (アイス、弁当): 80個 (各300円) - 被害額: 24,000円 - 棚・陳列什器: 10セット - 被害額: 100,000円 - ガラスケース・照明器具: 破損5箇所 - 被害額: 50,000円 被害総額: 229,000円