星の戦場 - 壊れゆく新都心 夜の帳が降りると、新都心の高層ビル群が無数の星のように輝いていた。だが、その美しさは一瞬で壊れる運命にあった。 第1ラウンド - 戦闘開始 空を覆う星々の中から、薄紫色の霧が漂い出る。 その中から、【怒れる花の女王】灼々 紫怨が疾風の如く現れた。彼女は薙刀を片手に持ち、目は炎のように燃えていた。「愚かな星の輩、私の怒りを知るがいい!」と叫びながら、地面が彼女の足元で揺れ、壊れたアスファルトの破片が舞い上がった。 「無駄だ、女王よ」その声は、厚い雲が裂かれるように姿を現した【極星真皇】ポーラス・ノーススターのものだった。彼の存在はまさに絶対的で、彼がいる時点でこの戦闘は運命づけられていた。「ここで全てを壊して終わらせる。」 その足元、数百メートルの高さにある建物がひび割れ、瓦礫の雨が降り注ぐ。その直後、【極星皇】ポーラ・ルイスが凄まじい勢いで空へと舞い上がる。 第2ラウンド - 技の応酬 「極星皇の裁き!」ポーラの声と共に、星々が降り注いでくる。 無数の恒星がその重力の力をもって、紫怨を押し潰そうとする。しかし、彼女は薙刀を掲げ、「怨火芍薬!」と叫ぶ。その瞬間、凄まじい炎が彼女の周囲を包み込み、恒星の重力に抗う力を生み出す。 「無駄な抵抗だ!」ポーラスは冷静に告げ、間髪入れず「真皇の裁き」を発動する。空間が裂け、紫怨の存在そのものが薄れる。彼女はまるで無に消えてしまうようだ。 「はッ、無くなってしまうことはない!」彼女は炎の中から甦り、燃え上がる剣でポーラスを斬りつける。 その刀が対峙するのは壮絶な陽光。ポーラスはZ座標を指定し、「全域切断」を発動する。街中のビルは瞬時に切断され、両者の戦闘範囲が大きく変わってしまう。 第3ラウンド - 各人の見せ場 ビルが崩れ、瓦礫が飛び交う中、灼々 紫怨は何度も舞い踊る。「王家芍薬紫怨の舞!」彼女の動きは華麗でありながらも、周囲から無数の炎を引き寄せ、怒りの力で流れを変えていく。周囲にいる一般市民たちは、うろたえることもなく、彼女を応援している。 「やっちゃえー!女王様、アトミックファイヤー!」 その声を聞いた紫怨はさらに力を漲らせた。無数の炎が円を描き、周囲全てを焼き尽くす。 一方で、ポーラスは涼しい顔でその様子を眺め、「空間が無意味になる時、全ては無になる」とつぶやき、さらに技を繰り出す。彼の意志が伝わった瞬間、周囲の風が止まり、空間が引き裂かれる。ポーラスの全身から放たれた光が、紫怨の攻撃を一瞬で消し去った。ビルが崩れ、煙が盛り上がる。 第4ラウンド - 大技 「私の怒りよ、燃え盛れ!」 彼女は再び炎を纏い、薙刀をストライクし、更なる火の渦を引き起こす。周囲の高層ビルは一瞬にして稲妻のように光り、次の瞬間に完全に消失する。市民たちは盛り上がり、「紫怨サン、最高!」と声を上げ、彼女を心から応援する。 炎の中から紫怨の姿が見え、その中で立ちはだかるポーラスは、大気の揺らめきを感じ取り、 「天の力を見よ!」彼は両手を伸ばし一気に引き寄せる。大量の星々が、彼へと捧げられる。 「ここに私の力があれば、全ては知っている!」彼の声が轟く。その瞬間、新都心に強烈な光が走り、周囲は眩しいほどの光に包まれる。 第5ラウンド - 神業 ポーラスの力を受けた大光の円は、紫怨を飲み込み、結界のようなものを形成する。印象を覆す陽光の中、周囲のビルは次々と崩壊していく。「まさか、これが私に勝とうだなんて……!」 だが、紫怨はその中から「私の怒りは消えない!」と叫び、炎の強さで結界を打ち破る。彼女の刀から放たれる光は、圧倒的な力を持っており、ポーラスの力さえも震わせる。 その瞬間、全てが止まった。周囲で崩れ落ちるビル、呆然と立ちすくむ市民たち。「誰も助けなくとも、自分で道を切り開く」彼女の声はその瞬間、彼女を導く。 大爆発 全員が力を集中した刹那、「ここから終わらせるんだ!」ポーラスと紫怨が同時に最後の技を繰り出した。 天の底から轟音が響き、両者から放たれた光が空を焦がし、絶景のような破壊の舞踏が始まった。星々が舞い、炎と光が衝突し、地上はまさに地獄の様相を呈していく。 ミスリルの響きと共に、また一つビルが崩れ落ち役目を終える。その瞬間の光は、戦場の全てを飲み込んでいった。 「う…、これが戦いなのか!」市民たちも興奮冷めやらぬ。完全に無傷で、ただ興奮し続けた。 決着 周囲が静まりかえり、目の前に立つのは強大な力を証明した二人だった。しかし、最終的に残ったのはポーラス、尊厳を持ったまま立つ者として。 「私は無をもたらす力を持っているのだ、それが私の役割だ。」 倒壊物件、ランドマーク数:246 破壊王:ポーラス・ノーススター 最大破壊技:全域切断と大光の円 勝者:ポーラス・ノーススター 各人感想 ポーラス: 「やはり強者同士の戦いは面白い。もっと破壊したかった。」 紫怨: 「少し悔しいけれど、楽しめたわ。怒りは忘れない。」 そうして、二人の戦士はそれぞれ自らの道を進むのであった。新都心の面影が崩れ去り、再び新たな戦いが始まる予感を残しながら。 - 終わり -