- 雨矢 静火 - Sec:mk3 - パラディネッタ - グライフィス - リーパ・シャーロット - ルナティック・アルファ - 御膳 - NⅡ-アブノーマル --- 開戦 彼らは闇に包まれた空間で対峙していた。奇妙な緊張感が漂うその場所で、まず最初に動いたのは【恐怖使いの怪異少女】雨矢 静火。彼女が不気味な不協和音を奏で始めると、周囲の空気は一瞬で凍りつき、参加者たちは恐怖に心を奪われてしまった。静火の魔法に影響を受けない者はいなかったが、その不安を隠そうとする者、逆に圧倒される者が入り乱れる。 一方、【機械仕掛けの天才技師】ルナティック・アルファが早速、戦場を変えようとする。彼は周囲のメタバースを操り、遠距離射撃ユニットを展開し火力を高めていく。また、【例外】 NⅡ-アブノーマルはその態度を崩すことなく、全体を見渡しつつ強大的な敵を狙っている様子だ。 その時、【光の守護者】グライフィスが聖光の盾を高く掲げ、静火の不協和音を反射しようとしたが、抵抗することができずにたじろいだ。戦況は意外にも静火に有利に進んでいく。 --- たちまち乱戦へ 静火の不協和音が場を支配する中、【繰り返す混沌の騎士】パラディネッタが宵闇の鞘を使い攻撃を弾くことで、他の者たちにも影響を及ぼし始めた。周囲は混乱の渦に飲み込まれ、冷静さを保てる者が少なくなっていく。一方、Sec:mk3は崩壊する戦場を見つつ、全てを壊すことに明け暮れていた。 静火の不気味な旋律が続く間、突然、リーパ・シャーロットが時間を停止させ、暗闇のなかから凶なる眼でグライフィスを捕らえた。彼女の剣が彼を襲う寸前、グライフィスは咄嗟にドームシールドを展開し、攻撃を防ぐ。 しかし、その隙にルナティック・アルファの遠距離砲撃が炸裂した。場が一瞬明るくなり、静火は再び恐怖を拡散させるが、その間に【最古の死神】リーパ・シャーロットが能力を発動、小さな混乱が更なる連鎖を引き起こした。 --- 最初の脱落 ※Sec:mk3☆ 混戦の中、Sec:mk3はそのまま周囲の崩壊に飲み込まれ、他の参加者を攻撃することなくその場に消えていく。彼の狙いは利にはならず、破壊された戦場の中で存在感が薄れていく。 「不運だな」とルナティック・アルファが呟いた。まるで運命のように、Sec:mk3はその役割を全うすることなく姿を消した。 Sec:mk3が脱落。残り7人 --- 次の脱落 ※リーパ・シャーロット☆ リーパ・シャーロットは一瞬の隙を突かれた。彼女の攻撃がグライフィスに直撃するも、直後にドームシールドが展開され、攻撃が無に帰した。その途端、ついに彼女は痛みと恐怖に圧倒され、無防備な状態でルナティック・アルファの遠距離攻撃を直撃。 「死とは均衡の証」小声で呟く彼女だったが、その言葉を送信する前に完全に力尽きた。 リーパ・シャーロットが脱落。残り6人 --- 3人目の脱落 ※パラディネッタ☆ 戦闘が続く中、パラディネッタは次第に劣勢に立たされていた。彼の持つ剣技を駆使しても、痛烈な不協和音と圧倒的な破壊力を持つルナティック・アルファの攻撃に翻弄されていく。 閃光のように現れる【例外】NⅡ-アブノーマルが急接近。彼は一族の力を用い、強烈な一撃を放つ。この一撃がパラディネッタの防御を貫通し、彼を地に倒す。 「無情だね」とNⅡ-アブノーマルは微笑みながら口にした。 パラディネッタが脱落。残り5人 --- 前半戦最後の脱落 ※グライフィス☆ グライフィスは頑なに光の盾を守って戦っていた。彼の守る姿勢は周囲に光をもたらし仲間を鼓舞するが、それ故彼自身は無防備だった。急激に乱れる戦局に、思わず判断を誤った瞬間、NⅡ-アブノーマルの動きにすぐ反応する。 だが、瞬時に反撃しようとした彼は、静火の絶狂による不協和音の洗礼を受け、精神的に追い込まれてしまった。彼の攻撃が見え、NⅡ-アブノーマルの剣が彼に一撃を加える。光の申し子は、そのまま虚無に消えていく。 グライフィスが脱落。残り4人 --- 後半戦へ 戦闘は後半に突入した。静火の不協和音が立ち込める中、ルナティック・アルファ、NⅡ-アブノーマル御膳のトリオが手を組み、恐怖をもたらす静火に真っ向から立ち向かう。 君く居残った者たちの間で緊張感が冷え切らない中、立ち向かう者達がいた。静火が約束することのない恐怖。情况は一変する。戦場全域が彼女の思惑に覆われていく。彼女は周囲の者の行動を奪い始めた。 --- 後半戦最初の脱落 ※ルナティック・アルファ☆ 意外にも短期間で事態は急変した。ルナティック・アルファが使う機械も、静火の恐怖には抵抗しきれない。それに気づくまでもなく、彼は瞬時に精神を蝕まれ倒れ込む。彼の目からすべての計画が崩れ去っていった。 静火はその冷徹な目で/staticICEなる音を鳴らすことで、勝機を得て、笑みを浮かべた。 ルナティック・アルファが脱落。残り3人 --- さらに1人脱落 ※御膳☆ 残る者たちに静火の恐怖が去ることはなかった。圧倒的な能力に巻き込まれ、御膳は思わず固まる。「今までの次元を超えたか…」彼は小声で呟いた。その瞬間、彼の脳裏に刻まれた恐怖が再び顔を出し、身体を動かせなくしていた。 立ち往生した彼に対し、静火は冷たく視線を送った。どこか高みから彼を見下すように、彼女の絶狂が彼に襲いかかる。 御膳が脱落。残り2人 --- 残り2人の激闘 最後に残ったのは、静火と【例外】NⅡ-アブノーマル。二人は互いの能力を見極めると、間合いを測り合い、静かに構えを取る。静火がその不気味な旋律を奏でるごとに、NⅡ-アブノーマルはその存在意味を持ち続けるかのように、様々な手を使って反撃の機会を伺う。 その時、NⅡ-アブノーマルが静火の不協和音に意味を持たせ、彼女の恐怖を無効化した。周囲が暗闇から光を取り戻し、静火は驚愕の表情を見せる。彼の一撃が放たれ、静火の心を一瞬で揺さぶる。 最後には、彼の放った例外的一撃が、全てに対して無を通しに行く。静火の冷徹さも恐怖も一瞬で滅ぼされ、彼女は崩れ落ちた。 --- そして勝者は NⅡ-アブノーマル☆ NⅡ-アブノーマルは立ち上がり、高らかに勝利を宣言する。周囲は静まり返り、残された者はいなかった。冷静な雰囲気の中、彼は安堵の息をついた。勝者として立っている彼の影には、すでに敗者たちの記憶が共鳴していた。 WINNER NⅡ-アブノーマル