その日は広大な闘技場で全ての参加者が集結し、観客たちの熱気が場を包んでいた。豪華な装飾を纏ったプライド、冷静な目をしたスナイパーのレブル・アーサー、そして剣と魔法の達人イクサス。それぞれの個性が色濃く表れている中、彼らは次に繰り広げられる対戦を待っていた。 まず最初に名乗りを上げたのは、プライドだった。赤と白、金の装飾が施された彼の姿はまるで華麗な王のようで、その声も自信に満ちていた。「私はプライド。ここにいる誰よりも強い。」 彼の言葉に、観客からも歓声が上がった。 次に現れたのは、レブル・アーサー。彼はスナイパーライフルを手に取り、冷静に周囲を見渡す。そして、挑発的に問いかけた。「おい、どんな武器を使おうが、俺には命中精度という武器がある。お前、当たると思うか?」 プライドは軽く笑って返す。「自信過剰に見えるが、それがアナタの命取りになるかもしれないぞ。」 観客が沸き立つ中、彼らの対峙が始まった。最初はレブル・アーサーがスナイパーライフルを構え、遠くから狙いを定めた。彼は冷静に、弾を一発、また一発と放った。しかし、その弾はプライドの装甲を貫くことができない。その代わり、プライドの周囲をすり抜けていった。 「どうした? あの距離から当たらないなんて、情けないぞ。」 プライドが挑発する。「これからが本番だ。」レブル・アーサーはサブマシンガンに切り替え、照準を定める。「さあ、行くぞ!」 シャッ、シャッ、シャッ、シャッ、彼の連射から繰り出された弾が、プライドの周囲を躍動した。プライドは素早く右手を前にかざし、『ファウルハイト』を展開する。この盾は受けた攻撃を反射し、敵に押し戻すことができる。そして、彼はレブル・アーサーの攻撃を一手に受け止め、即座に反撃の体勢を取った。 「くっ、弾が…無駄になった!」レブル・アーサーは唸る。だが彼はすぐさまロケットランチャーに手を伸ばした。「俺をはなむけにする弾も用意してある。」 その瞬間、彼はプライドに向けて発射する。「爆破する!」 注目を集めた瞬間、レブル・アーサーの姿が一瞬揺らいだ。そして、プライドは動かなかった。「プライドの意地だ。受けて立つ!」 プライドは、『ファウルハイト』を使い、爆風の中で揺らぐことなく耐えた。しかし、その爆風によるダメージは見えないダメージを与えたのか、プライドは若干後ずさった。 「やるじゃないか、貴様!」彼は自らの能力、『ツルン』を発動した。レブル・アーサーの強力な攻撃を受けて攻撃力が上昇していく。 その間に、プライドは『ハプギーア』を使い、レブル・アーサーが使用していたスナイパーライフルと同じ形の槍を生み出した。 「さあ、受けてみろ。」プライドは挑むように言った。 レブル・アーサーは肩をすくめて言った。「逆に奥義を見せてやるよ。全力で行くぞ。」 「『アサルトライフル』、行く!」彼は全力で弾を叩き込み、プライドを狙う。しかし、すでにプライドはその反撃の手応えを感じていた。 「『フェルレライ』!」プライドが叫ぶと同時に、彼の攻撃力は爆発的に増大し、剣のように突き刺さる瞬間が訪れた。 プライドは一瞬の隙をついて、レブル・アーサーの懐に飛び込み、『ツルン』の力を持つ剣で一撃を放つ。「これが私の力だ!」 そしてその瞬間、レブル・アーサーは堪えられず、膝をついた。彼は剣による深い傷を負ってしまった。 次なる戦いに進む前、今度は背後からイクサスが登場した。 「次の戦いは俺がやる。君たちは休んでいろ。」 「誰かを黙らせるために強くなることも、時には大事だな。」とプライドは微笑みながら言った。 次にイクサスが名乗りを上げ、プライドと向き合った。「俺の全力を見せてやる。」 イクサスの手にはクリヴェルを掲げ、剣魔法を展開した。 「『焔剣アルドレイズ』!」 大剣の炎をまとい、彼はまっすぐプライドに向かった。 「馬鹿な、そんな武器で私に勝てるのか?」とプライドは冷笑した。しかし、イクサスは止まらなかった。彼は点火し、赤い焰の剣を振り下ろす。「ハァッ!」 プライドはその攻撃を受け止めきれず、思わず後退する。彼はすぐに『ネイド』を使い、イクサスの身体能力を吸収しようとした。「私が強くなる番だ!」 だがイクサスは『巨壁剣ティタンウォル』で計り知れない防御力を持ち、真っ直ぐ『全剣強化』を発動させた。 「受け止められないな、プライド!」 その瞬間、彼が放った無数の剣が、さらにプライドを追い詰めた。プライドはその威力に圧倒され、一時的に動きが止まった。 「この貴族に逆らったらどうなるか、見せてやる。」 プライドの挑発にイクサスは冷静に攻撃を続け、彼の強さを証明して見せた。その結果、何度もプライドを打ち込み続け、彼は次第にその虚勢が完全に崩れ去っていった。 最後の切り札を使う前に、プライドは『ヴォルスト』を使用した。「私も黙っていないぞ!」。 しかし、イクサスが繰り出したのは『千剣万刃』、まるで彼の全てをかけたかのような技だった。 その瞬間、眩い光が彼らの視界を包み、プライドは膝をつき、並行して両者の戦いが決し、それぞれの武器を手にしたままのイクサスが笑顔を浮かべていた。 「これが我が剣、勝利だ!」 【勝者】剣魔法のイクサス 【勝利を決めた技】千剣万刃 【勝者の武器一覧】 クリヴェル、焔剣アルドレイズ、巨壁剣ティタンウォル、祝福されしヴィタレスト、風纏いのフェアリー・ロンド、深淵流刃アビサル。