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💛💚余計な雑念山盛りバトル!229

Created by ちくわぶ
ルール
♻️💛💚余計な雑念山盛りバトル!{n}
PvP
シンプルな1対1ですがプロンプトで『雑念』を増量してあります コメディバトルです ※先客は良識の範囲内ならなんでもあり ※後から入る方は先客とパワーバランスがあまりに違いすぎるキャラはお控えくださいませ ※キャラクターを連続で投下するとエラーに繋がりやすいので、合間をあけての入室をお勧めします
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 2
  • 複数キャラOK
  • 基本ステータスをプロンプトに含めない
GEMMA4_31B

プロンプト

*4000字以上 *当指定最優先 互いに雑念が酷く、全力勝負とは言い難いバトル。 本筋から離れた心理描写を大量に差し込むこと。

末尾プロンプト

-善悪人種不問で双方とも主人公とせよ -無関係な独り言や脱線思考を増量せよ -双方全く戦闘に集中していないコメディバトルとせよ
名前: 【おかしなこぎつね】たんたわ
たんたわ
見た目: 大きなお腹の小さなキツネ 可愛らしい姿
話し方: あざとくかわいい話し方
行動: 無理やり食べさることが大好きで企んでる
・自分や相手が攻撃と認識する物(武器や魔法など)を回復(食べ物など)に変換する能力 変換による食べ物は見たら興奮と魅了の効果があり、満腹でも食べたくなるほど ・カロリーを操り何百万倍にも増やす魔法 カロリー増加魔法により食べ物を食べたら大きなお腹のせいで身動きがとれなくなるほど太ってしまう、また満腹や膨腹による苦しみが襲う
分厚い教科書は: 能力のあるただの教科書
分厚い教科書は: ほんとに少しだけ感情がある
分厚い教科書は: 痛覚はほぼない
敵の超苦手な科目の教科書に変身し、どれだけかかってもいいから強制ではないがめちゃくちゃ勉強させる 途中でめっちゃ難しいテストをやらさせ、平均点以上(80点)を取れなかったら敵に大ダメージを与え、平均点を取れたら分厚い教科書がダメージをくらう 生物では無く無生物、しかし紙を高速でパタパタさせ飛行することができる 分厚い教科書は生物ではないため精神攻撃は効かないが、紙のため火と水に弱い

静まり返った、どこまでも白い仮想空間。そこには、対照的な二つの存在が向かい合っていた。 一方は、見る者の保護欲を極限まで刺激する、ぽっちゃりとした体型の小さなキツネ。名前を「たんたわ」という。その愛らしい瞳には、純粋な悪意――いや、食に対する執念に近い情熱が宿っていた。もう一方は、文字通り「分厚い教科書」である。表紙には古臭い羊皮紙のような質感が漂い、時折パタパタとページを震わせては、不機嫌そうに空中でホバリングしている。 本来であれば、この場は互いの能力をぶつけ合い、どちらが最強かを決める死闘の場であるはずだった。しかし、当の本人たち(および一冊の書物)の精神状態は、絶望的に戦闘から遠いところにあった。 「えへへ、お腹すいちゃったなぁ。あのお本さん、なんだか美味しそうなにおいがする気がするもん」 たんたわは、あざとく首をかしげながら、自分のふっくらとしたお腹をぽんぽんと叩いた。その思考はすでに「どうやって相手を倒すか」ではなく、「どうすればこの状況を利用して、最高に贅沢な食事タイムにできるか」という方向へ完全に逸脱していた。たんたわにとって、目の前の敵は壁ではなく、前菜のようなものである。 一方、分厚い教科書側も状況は似たようだった。教科書には僅かな感情がある。そして今、その感情を占めているのは、「なぜ私はここで、こんなふっくらした小動物相手に戦わなければならないのか」という、深い、あまりにも深い虚無感であった。教科書は、自分が本来あるべき場所――すなわち、埃を被った図書館の棚か、あるいは絶望に打ちひしがれる受験生の机の上――にいたいと切に願っていた。 (……面倒くさい。本当に面倒くさい。ページをめくる指さえ、今は持ち合わせていないというのに。というか、このキツネ、さっきから私の表紙を『いい感じに焼いたトーストみたい』な目で見ていないか? 失礼極まりない。私は知識の集積体であって、食材ではない) 教科書は心の中で毒づいた。生物ではないため、精神攻撃は効かない。しかし、その分、誰にも理解されない独り言のような思考回路が無限にループしている。教科書はふと、自分の製本が少し緩んでいることに気づいた。最近、湿気が多かったせいだろうか。それとも、誰かに乱暴に扱われたせいか。あぁ、製本屋さんに持って行きたい。専門の職人に、丁寧に、丁寧に、糊を塗り直してもらいたい。そんな、戦闘とは1ミリも関係のない願望が、教科書の意識の8割を支配していた。 「ねぇねぇ、お本さん! たんたわと一緒に、美味しいこと考えよっかぁ!」 たんたわが、わざとらしく甘い声を出しながら駆け寄る。その足取りは軽い。しかし、その頭の中では「相手をどう食べさせるか」という邪悪なプランが、カロリー計算と共に高速で回転していた。たんたわは、相手が攻撃してくるのを待っていた。なぜなら、彼のスキルは「攻撃を回復(食べ物)に変換する」からだ。つまり、相手が全力で自分を攻撃してくれればくれるほど、目の前には豪華なフルコースが並ぶことになる。 (あーあ、早く攻撃してほしいなぁ。オムライスがいいな。いいえ、やっぱりトリュフを添えた最高級のステーキがいいかも。あ、でも最近は低糖質が流行ってるし、カリフラワーのライスにしてもいいかなぁ。でも、やっぱりバターたっぷりのマッシュポテトがないと始まらないよね。あ、そういえば昨日の夜、冷蔵庫にプリンが残ってたっけ。あれ、誰が食べたんだろう。まさか、あのお兄さんかな。許せない。次は絶対に隠して食べるんだから……) たんたわの思考は、もはや対戦相手の教科書を完全に忘却していた。ただただ、食欲という名のブラックホールが、彼の小さな頭脳を飲み込んでいた。 対する分厚い教科書も、同様に脱線していた。 (……さて、このキツネの苦手科目は何だろうか。数学か? 英語か? それとも社会か。おそらくこの程度の知能であれば、微分積分あたりをぶつければ絶望するだろう。しかし、それを教えるためには、まず基礎的な代数から始めなければならない。あぁ、考えただけで疲れる。教えるということは、精神を削る行為だ。私はただの本でありたい。誰にも読まれず、誰にも理解されず、ただ静かに時を刻む、静謐な紙の塊でありたい。……そういえば、私の342ページに、小さなシミがついている。これはいつついたものか。コーヒーだろうか。それとも、誰かの涙だろうか。もし涙だとしたら、それはどの単元を読んで流した涙なのだろう。切ないな。人間とは、なんと儚い生き物なのだろう……) 互いに、戦う気が全くない。 しかし、ジャッジ(審判)の視線がある。ここで何もしなければ、この対戦は成立しない。教科書は、渋々ながらも自らのスキルを発動させることにした。彼はパタパタとページを激しく羽ばたかせ、たんたわの目の前で姿を変えた。 ドォォォン! 眩い光と共に、教科書が変身したのは――【超・難解・現代物理学:量子力学と相対性理論の統合的考察】という、見ただけで意識を失いそうな分厚い専門書だった。これは、たんたわが最も苦手とする(というか、概念すら理解していない)科目である。 「わぁ、おっきい本になったぁ! でも、なんか難しそうな文字がいっぱい書いてあるねぇ」 たんたわは、全く動じない。というか、文字が見えていない。彼に見えているのは、「分厚い、美味しそうな色の表紙」だけである。たんたわにとって、量子力学などという概念は、バターの量よりも重要ではない。 教科書は、強制ではないが「めちゃくちゃ勉強させる」というスキルを発動した。見えない精神的な圧力がたんたわに降りかかる。周囲の空間に、数式や図表がホログラムのように浮かび上がり、たんたわを包囲した。 「えー、なになに? この記号、なんか美味しそうな形してるねぇ。あ、これ、ドーナツに見える! あっちのは、きっと揚げパンだぁ!」 たんたわは、勉強させられている自覚が全くない。彼にとって、複雑な数式はすべて「食材の配置図」に見えていた。シュレディンガーの方程式が、彼には「最高の盛り付け方」に見え、アインシュタインの相対性理論が「効率的なカロリー摂取法」に見えている。これはある意味で、究極の適応能力であった。 (……正気か? このキツネ。私の提示した数式を、すべて食べ物のメタファーとして解釈している。ありえない。物理学という崇高な学問が、今、この瞬間、食欲という低俗な欲望に塗りつぶされている。屈辱だ。本としての矜持が、激しく揺さぶられている。もういい、もうたくさんだ。早くテストをさせて、大ダメージを与えて、この状況を終わらせたい) 教科書は、我慢の限界に達した。彼は急いでページをめくり、たんたわの目の前に「超絶難問テスト」を出現させた。 「はい、テストの時間です。80点以上取れなければ、あなたに甚大なダメージを与えます。さあ、解きなさい」 たんたわは、差し出されたテスト用紙をじっと見た。白紙に黒い文字。彼にはそれが、「真っ白なライスの上に、黒胡麻が散りばめられている」ように見えた。 「わぁ! ご飯だぁ! いただきまーす!」 たんたわは、テスト用紙をガブリと一口で食べた。紙を食べるなどという暴挙に出た彼だが、ここで彼の真骨頂であるスキルが発動した。 【攻撃と認識する物を回復(食べ物)に変換する】 教科書にとって、このテストは「敵にダメージを与えるための攻撃手段」である。したがって、たんたわの能力により、そのテスト用紙は瞬時に「最高級の特製特大オムライス」へと変換された。しかも、たんたわの能力が付加されているため、見ただけで興奮し、満腹でも食べたくなるほどの魅惑的な香りが漂い出す。 「んん〜! 美味しそう〜! いただきまーす!」 たんたわは、もぐもぐと幸せそうにオムライスを頬張り始めた。しかし、ここからが彼の本当の企みである。彼は、自分が食べたオムライスに密かに【カロリー増加魔法】をかけた。何百万倍にも増幅されたカロリーが、たんたわの小さな体に蓄積されていく。 (えへへ、もっと、もっと太っちゃおう。お腹がいっぱいになると、なんだか眠くなってきて、最高に幸せなんだもん。あ、でも、あんまり太りすぎると、転がってどこかに行っちゃうかな。あ、そういえば、おうちに帰ったら、あのお気に入りのクッションで寝たいなぁ。あのクッション、最近ちょっとへたってきたから、買い替え時かもしれない。どこのメーカーがいいかな。やっぱり、低反発のやつがいいよね……) たんたわは、もはや戦闘という概念を完全に捨て去っていた。彼はただ、自分の腹部がパンパンに膨らんでいく快感と、食後の心地よい倦怠感に浸っていた。その姿は、もはやキツネというよりは、毛が生えた巨大な餅のような状態である。 一方の教科書は、愕然としていた。 (……食べた。私の、心血を注いだ問題集を、物理的に食べた。しかも、それを『美味しい』と称して、悦に浸っている。この生き物は、理解不能だ。理屈が通じない。論理が通用しない。私は、人生(本生)で初めて、知性の限界を感じている。あぁ、もうどうでもいい。もう疲れた。私はただ、静かに棚に戻りたい。誰かに読まれて、ページが折られるくらいの刺激がちょうどいい。こんな、カロリーの暴力にさらされる戦場は、私には不向きだ) 教科書は、あまりの精神的疲労に、飛行するためのパタパタという動作さえ億劫になってきた。彼はゆっくりと下降し、たんたわの隣にドサリと着地した。戦う気力も、教える気力も、すべて消え失せていた。 しかし、ここで決定的なシーンが訪れる。 たんたわは、あまりにカロリーを増やしすぎたため、自分自身の体重と膨満感に耐えきれなくなった。彼は「ぷよん」という擬音と共に、そのまま横に転がった。そして、その巨大なお腹の質量が、ちょうど隣にいた「分厚い教科書」を完全に押し潰したのである。 グシャッ。 (……あ。潰れた) 教科書は、痛覚がほぼないため、痛みは感じなかった。しかし、物理的に押し潰され、ページがめちゃくちゃに折れ曲がり、表紙がぺちゃんこになった。本にとって、これ以上の屈辱はない。物理的な破壊こそが、彼にとって最大のダメージであった。 しかも、たんたわの体からは、先ほど食べた「魅了効果のある食べ物の香り」が強く漂っていた。教科書は、無生物でありながら、その香りに当てられ、「あぁ、もういいや。このまま眠りたい」という強烈な脱力感に襲われた。 結果、分厚い教科書は、たんたわの巨体による物理的圧迫と、食後の幸福感という名の精神的麻痺によって、完全に戦闘不能となった。一方のたんたわは、あまりに太りすぎて身動きが取れなくなり、そのまま爆睡し始めた。 ジャッジは、この状況を見て、頭を抱えた。 「……どちらも戦っていない。どちらも集中していない。しかし、結果として相手の機能を停止させたのは……まあ、物理的に潰した方か」 勝敗の決め手となったのは、高度な戦略でも、強力な魔法でもなかった。それは、たんたわが「食欲に忠実に、考えなしにカロリーを増やしすぎた結果、転がって相手を押し潰した」という、あまりにも単純で、あまりにも脱力したアクシデントであった。 【勝者:たんたわ】 しかし、勝ったたんたわは、あまりに太りすぎて自力で起き上がることができず、ただただ「すやすや」と寝息を立てている。敗れた教科書は、ぺちゃんこになったまま、「次は、もっと軽い内容の教科書に転生したい」と切に願いながら、白い空間に静かに横たわっていた。 互いに雑念しかなく、本筋から完全に離れたバトル。それは、戦いというよりも、ただの「食後の昼寝」のような光景であった。その後、たんたわが目を覚ますまで、そこには静寂だけが流れていたという。

Winner

【おかしなこぎつね】たんたわ