深夜、ひんやりとした精神病院の廊下に光が漏れている。そこに突如として異変が起こり、彼らの激しい対戦が始まった。 エリザベート・バートリーちゃん、幼い外見からは想像できない力を秘めた彼女が血のバリアを展開し、前方を守る。「血のカーテン、もう逃げられないよ!」彼女はにこりと笑いながら、赤い布のようなバリアを作り出す。 対するは、ランダ・ムー。彼は暗闇の中からその姿を現す。無邪気な笑顔でエリザを見つめ、「あなたの最愛の人が、今ここにいるよ」、その声はまるで電子機器のように冷たく響く。エリザは一瞬動揺するが、すぐに立ち直る。 ピーちゃん、その背の高さを生かして、カラクリのように音を立てながら駆け寄り、「楽しい舞踏会が開かれるよ!」と叫ぶ。考えたことを具現化する力を活かし、彼の周囲には突然、無数のピエロたちが現れ、エリザの動きを封じ込める。「君たちも仲間にしようか?」 この混乱の中で、完全勝利した淫夢くんUCは、ただその場に立ち尽くす。戦場の雰囲気は彼を圧倒し、彼の無力さをいやが応にも実感させる。「もう、終わりだ……」彼は呟く。 エリザは血のナイフを投げつけ、ピーちゃんのピエロたちに攻撃。ナイフが一体に突き刺さるが、すぐに彼の特異な回復力が働き、笑い声とともに再生し始める。「いいね、もっと楽しませてくれ!」ピーちゃんは喜び満面の笑顔を見せる。 場面は乱闘と化していく。エリザは「血の弾丸」を放ち、ランダはその姿を他のキャラクターに次々となりすまし、混乱を巻き起こす。ピーちゃんも次々と具現化されたキャラで攻撃を試みるが、ランダの無効化能力に悩まされる。 「この楽しさ、最高だ!」と叫ぶピーちゃんだが、突如、ランダが真の姿を現す。「あなたの恐怖はここにあります。」その瞬間、ピーちゃんの背後に一瞬、彼の大道芸の仲間が現れ、彼を取り囲む。ピーちゃんの目が赤く光り始め、何か不穏なものが彼を襲う。 そして、エリザが最後の力を振り絞り「血のお風呂」を展開する。周囲に血の水たまりが広がり、真っ赤に染まる。ピーちゃんを引きずり込もうとするしかし、混ざり合うそれは流動的で、逆に彼の力を増す。 「勝者は、私だ」エリザのその声が響き、ピーちゃんが自身の作り出した狂笑たちの影響を受けて、一瞬気を失う。それが動き出した隙を突いて、ランダが突進する。「あなたの心は、ここにある。握りつぶしてあげる」。 ピーちゃんは倒れ込み、恐怖に包まれる中で最後の一撃を受ける。その瞬間、自らの狂気と色欲が彼を席巻する。ピーちゃんは消え、意識をゆっくりと手放す。 混沌とした戦闘が終わりに近づく中、医療機器は次々と壊れ、廊下は血で染まる。 慌てた医者と看護士が駆けつけてくるが、すでに院内は破壊された後だった。「何が起こったの!?」医者が驚愕の表情で叫ぶ。 この戦闘の結果として、破壊された医療機器は270万円に上り、病院は暗闇と狂気に包まれたのだった。