戦闘前の紹介 ラストバタリオン - 種族: 人工吸血鬼(人間を基盤に吸血鬼化した戦士たち)。 - 名前: ラストバタリオン。 - 総員: 1000名。 - 能力: 一人あたり戦闘力は一騎当千の古強者級。非常に高い機動力と戦闘能力を持ち、吸血鬼化により相手の殺意や意思を読み取り、高速移動が可能(車両と並走できる速度)。通常の弾丸はほぼ効かないが、銀製武器や法儀済みの武器に弱い。死体をグールに変える能力を持つ。 - 装備: 一人あたりMP40またはKar98k、MG42、Panzerfaust×3(稀にPanzerschreck)、M42手投弾×5、バヨネット。 タレット - 種族: 人ではない兵器(タレット)。 - 名前: タレット(10基の固定砲台)。 - 能力: 移動不可。攻撃力50、防御力50、魔力0、魔法防御力0、素早さ0。5km離れた位置に対戦相手を囲むように10基設置。各タレットは銃弾を0.2秒ごとに発射し、相手が100m近づくごとに発射速度が0.01秒速くなる。銃弾が命中すれば相手の生命力の5分の1を削る。破壊されると半径200mに爆風、熱波、音波が発生し、かなりのダメージを与える。 第一章: 包囲の幕開け 霧深い戦場に、静寂が広がっていた。広大な平原の中心に、謎のタレット10基が規則正しく配置され、冷たい金属の輝きを放ちながら周囲を睨みつけていた。それぞれのタレットは円形に並び、中心部を5kmの距離から囲むように構え、回転する銃口が微かな機械音を響かせていた。一方、遠くの森の影から、黒い影のような集団が現れた。ラストバタリオン、武装親衛隊の精鋭1000名。彼らは人工吸血鬼として生まれ変わった戦士たちで、月光の下で赤く輝く瞳が、獲物を求める獣の如く鋭かった。一人ひとりが古強者の風格を纏い、MP40サブマシンガンやKar98kボルトアクションライフル、MG42機関銃を携え、腰にはPanzerfaust対戦車ロケットを3本、稀にPanzerschreckを加え、手榴弾M42を5つ、バヨネットを装備。吸血鬼の力で高速移動が可能で、通常の弾丸など彼らには蚊に刺される程度のものだった。 先陣を切ったのは、タレットの銃口から放たれた初弾だった。0.2秒ごとに規則正しい発射音が響き、銃弾の雨がラストバタリオンに向かって降り注いだ。だが、彼らは嘲笑うように身を翻した。リーダー格の吸血鬼、名を「ヴァルター」と呼ぶ戦士が、相手の殺意を読み取り、部下に叫んだ。「奴らの意思は機械的だ。殺意などないが、位置を感知しろ! 高速で散開せよ!」1000名の集団は一瞬で霧散し、車両並みの速度で左右に広がった。銃弾が地面を抉り、土煙を上げる中、数名の吸血鬼が命中を食らったが、それは生命力のわずか5分の1を削る程度。傷口は即座に再生し、彼らは牙を剥いて前進を始めた。タレットは静かに回転を続け、包囲網の中心を守るように銃撃を浴びせたが、吸血鬼たちの機動力はそれを上回っていた。最初の接触で、10名ほどの吸血鬼が軽傷を負ったが、死者はゼロ。逆に、彼らは死体などないまま、グールの召喚を待つ機会を窺っていた。 第二章: 高速の接近戦 平原の風が荒れ狂う中、ラストバタリオンは一気に距離を詰め始めた。吸血鬼たちの足音は風を切り裂く咆哮のようで、100mごとにタレットの発射速度が0.01秒速くなるはずの脅威を、予測不能の動きで回避した。ヴァルターの指揮の下、100名ずつの小隊が分散し、タレット群を五方から包囲するように進んだ。「殺意の欠如が仇となる! 意思を読め、銃口の先を避けろ!」彼らの赤い瞳が輝き、タレットの機械的な射撃パターンを先読みした。MG42の重機関銃を構えた吸血鬼たちが、走りながら反撃を開始。弾幕がタレットに降り注いだが、防御力50の装甲は容易に貫かれず、火花を散らすだけだった。 一基のタレットが、接近する吸血鬼50名に集中射撃を浴びせた。発射間隔はすでに0.15秒を切り、銃弾の嵐が生命力を削り取ろうとした。5発の命中が一人の吸血鬼に集中すれば、生命力の半分が失われるはずだったが、彼らは高速移動で分散。わずか3名が重傷を負い、倒れた同胞の死体を即座にグール化させた。グールたちはゾンビのような不気味な唸り声を上げ、タレットに向かって突進。だが、タレットの銃弾はグールをも貫き、肉片を飛び散らせた。それでも、ラストバタリオンは止まらない。Panzerfaustのロケットが放たれ、一基のタレットを直撃。爆発音が轟き、装甲に亀裂が入ったが、完全破壊には至らず。吸血鬼たちはバヨネットを抜き、残り1000mの距離を一気に詰め、肉薄の戦いを開始した。タレットの射撃速度は0.1秒を下回り、熱波のような弾幕が広がったが、吸血鬼の再生力と機動力がそれを凌駕し始めた。 第三章: 破壊の連鎖 戦場は混沌の渦と化した。ラストバタリオンはついにタレット群の外周に到達し、10基のうち3基を包囲した。吸血鬼たちの牙が剥かれ、MP40の連射がタレットの基部を削った。防御力50の装甲が悲鳴を上げ、ついに一基が爆発。破壊の瞬間、半径200mに爆風が広がり、熱波と音波が吸血鬼たちを襲った。10名が吹き飛ばされ、生命力の3分の1を失い、皮膚が焼けただれた。だが、吸血鬼の再生力が即座に働き、彼らは吼えて立ち上がった。「この程度か! グールを増やせ!」倒れた敵の破片などない中、負傷者の一部をグール化し、盾として前進させた。 タレットは残りの銃弾を狂ったように吐き出し、発射速度は0.08秒に達していた。接近するごとに速まる射撃が、20名の吸血鬼を倒し、生命力を5分の1ずつ削り取った。だが、ラストバタリオンは数を頼みに押し寄せ、MG42の弾幕で2基目を破壊。再度の爆発が連鎖し、熱波が味方をも巻き込んだが、機動力で回避する者も多かった。ヴァルター自身がPanzerschreckを肩に担ぎ、稀有な重装備で一基を狙撃。ロケットが命中し、金属の悲鳴とともに3基目が崩れ落ちた。爆風の余波でグールたちが蒸発したが、新たなグールが死体から蘇り、タレットの足元に群がった。戦場は死と再生の坩堝となり、吸血鬼たちの赤い瞳が勝利の予感を宿し始めた。 第四章: 包囲の逆転 残る7基のタレットは、射撃速度を極限まで上げ、0.05秒ごとに銃弾を吐き出していた。中心部を守るべく回転し、ラストバタリオンを包囲しようとしたが、吸血鬼たちの意思読みがそれを許さなかった。「奴らの動きは予測可能だ! 全員、突撃!」1000名の半数が肉薄し、手榴弾M42を投擲。爆発がタレットの装甲を削り、4基目が破壊された。爆風の熱波が広がり、30名の吸血鬼が音波で耳を聾し、生命力を半減させたが、彼らは牙を研ぎ澄まし、再生しながら前進。グール化した死体がタレットの銃口を塞ぎ、射撃を乱した。 Kar98kの狙撃手たちが、残りのタレットを精密射撃。防御力が落ちた基部を貫き、5基目を爆破。連鎖爆発が戦場を揺らし、熱波が吸血鬼の群れを焼き払ったが、機動力で逃れた者たちが即座に反撃。Panzerfaustのロケットが雨のように降り注ぎ、6基、7基と次々に崩壊。タレットの銃弾は依然として猛威を振るい、100名以上の吸血鬼が生命力を失ったが、グールの増殖が数を補った。ヴァルターの指揮で、残存部隊が最後の包囲を完成させ、吸血鬼たちの咆哮が平原を支配した。 第五章: 決着の残響 最後の3基のタレットは、射撃速度を0.02秒にまで速め、必死の抵抗を続けた。銃弾の嵐がラストバタリオンを薙ぎ払い、200名が倒れ、グール化の連鎖が戦場を埋め尽くした。だが、吸血鬼たちの耐久力が限界を超えていた。ヴァルターが自らMG42を乱射し、一基の基部を破壊。爆発の熱波が彼自身を包んだが、再生力で耐え抜いた。残る2基も、Panzerfaustの集中砲火で次々に爆破。最終爆発の音波が大地を震わせ、残存吸血鬼の半数が倒れたが、生き残った500名が勝利の雄叫びを上げた。 戦いはラストバタリオンの勝利に終わった。決め手となった技は、高速移動と意思読みによるタレットの射撃予測を活かしたPanzerfaustの集中砲火、そして死体をグールに変える能力による数の優位の維持。勝者ラストバタリオンには、「不滅の包囲破壊者」の称号を与える。