第一ラウンド 戦場は大きな氷原、両チームの属性が同じように活かせる環境でスタートだ。氷の大地が広がり、青白い空を背景に、Aチームの奇魅者、レト、氷室蒼真が並ぶ。一方、Bチームのプロメドラコーン、リベンジャー、書蝋怪人キャンブルドークが対峙する。 奇魅者は冷静に状況を見極め、その特殊な扇子を取り出した。彼は無言で扇子を振り、氷の結晶を前方に連鎖させる。扇子を振る速度が上がるにつれて、結晶はどんどん強化されていく。結晶が敵に向かって飛んでいく様子に、プロメドラコーンは冷静にその動きを観察し、白炎を纏った炎ブレスを発射した。赤い炎が結晶に打ち当たり、粉々になりながらも、氷の結晶の一部は未だプロメドラコーンに向かって進んでいく。 倒れた結晶に触れたリベンジャーは、熱気を上げて気合いを入れ、炎の鎧で身を包みながら突撃していく。彼は恐れることなく、炎の壁を生成し、氷の攻撃を迎え撃つ。赤髪が炭火のように光り、彼の鎧が輝きを増していく。リベンジャーの耐久力の前に、奇魅者の氷は中々通用しない。しかし、レトがその隙を見逃さず、魔術の力で「氷星裁の裁き」を発動。星の運行を読み、無数の氷矢がリベンジャーに向かって降り注ぐ。瞬時に氷結に包まれるが、彼はその攻撃を笑い飛ばす。 一方、氷室蒼真は周囲を凍りつかせ、『雪化粧』で戦いの場を整え、アドバンテージを得ていた。Aチームの有利な環境にリベンジャーは驚きを隠せず、立ち向かうも、周囲の氷の影響で攻撃が僅かに精度を欠く。凍った地面に足を取られ、一瞬の隙をついて、白炎で相手を足元から制圧しようとするが、空中で組み合ったプロメドラコーンがリベンジャーを助けるように激しい攻撃を展開し、その隙を突いた。 奇魅者は「氷乱」を発動。周囲が氷の華で覆われ、湖のような美しい青と白が交錯する中、幻想的な戦場に変わっていく。Bチームは迫る危機感を持ち、キャンブルドークは自身の『スクリプトセプター』を振りかぶり、不規則な形状の炎を生成、氷の攻撃を封印し、反撃に出た。 不意に、青炎を放ちながらプロメドラコーンが一気に突進し、氷の乱れた場所に炎をばら撒く。氷室蒼真は彼の攻撃に対応するため「豪烈氷壁」を形成し、青炎を受け止める。しかし、青と白の炎がその氷壁を貫通し、激しい爆発の中、Aチームの氷属性が浸食されていく。 ラウンド終了時、Bチームの連携が瞬間的な反撃に繋がり、焦土と化したフィールドのなか、リベンジャーが未だ立っている。 勝者: チームB --- 第二ラウンド 続く第二ラウンドが始まる。前ラウンドではBチームが勝利したため、彼らはますます勢いを増していた。しかし、Aチームはまだ根負けしてはいなかった。気持ちを新たに氷原はそのままに古びた雲となり、天地が薄くなった合間に舞うように始まる。 奇魅者はその扇子を手に、中心に立つ。彼は冷静な眉間にしわを寄せ、戦闘に集中する。一方、氷室蒼真はその場で周囲を根源から凍らせていく。こちらも周囲の氷原を激しく侵食し、新たな『新雪霜天』を覚醒させ微動だにしない。そこに立つプロメドラコーンは逆に炎を感じ取り、隙間時間を狙い、青白炎でその地面を覆おうと狙う。 プロメドラコーンの背中から広がる爆炎翼が一際高く舞い上がり、周囲を一瞬で変わり果てた。Aチームの面々は一瞬凍りついた。リベンジャーは興奮しながら「いってやろうぜ!」と言いながら、次々に近寄る。その瞬間、奇魅者は動きを止めず、「氷爆」を放つ。Aチームの氷の結晶が連鎖して爆発するが、Bチームはそれぞれが連結して火の粉を振り払い、プロメドラコーンが放った青炎が先行していく。 奇魅者の劣勢を伝えるように、レトは「氷星裁の裁き」を放ち、星の運行を読み、氷属性の矢が無数に舞い降りる。次々と降り注ぐ中、リベンジャーは自ら進んで前に出て、炎の鎧で攻撃を受けきろうとする。全身が燃え盛り、彼の心意気が真っ赤に燃えていた。 その横で、書蝋怪人キャンブルドークは冷静に観察していた。彼は自らの知識で今の状況を見極め、スクリプトセプターを振りかぶり、ヒムロの剣による攻撃を封じるために、炎によるライティングを発動。煙が上がり、俯瞰するようにその組織的な動きにAチームは困惑する加速を覚える。 氷とは裏腹に、攻撃を続けるリベンジャーが再生し、あらゆる攻撃力が蓄積され始めた。彼はまさに無敵の存在であり、時間経過のたびに攻撃力は増加していく。強く立ち向かうリベンジャーと直感的な判断力で成し遂げるキャンブルドークは連携して強力な連続攻撃を繰り出す。 氷室蒼真は『斬晶六花』を発動して攻撃を試みるも、リベンジャーが一瞬にして進行した。神のような彼が山のように立ち向かう中、今度は氷属性が飽和状態になり、Bチームは一気に優勢に立ち、奇魅者は力が噴出しようとしているまさに刻、Bチームは要所をつき、キャンブルドークは狙いをつけて、Aチームの不利を一気に広げようとしていた。 だがその時、レトが「固有結界」を展開し、全ての攻撃がそこで止まる。彼の精神干渉反射が関与し、Bチームは不意を突かれた。新たな緊張感の中、相手に対する氷の力が強化される。 再び、ラウンド終了時、あまりの攻撃にBチームは立ち向かうも、時間の経過による裏にて大きく影響を受けたAチームが再び生還の機会を得た。 勝者: チームA --- 第三ラウンド ラウンドが進むにつれ、両チームとも互いに気を引き締め始め、空気は一気に緊張が走っている。Aチームの勢い、そしてBチームの冷静さ。両者の激しい思考戦が繰り広げられる会場だ。 このラウンドも氷原にて行われ、戦う相手の特徴を踏まえ、お互いが準備運動を行った。「またしても相手に隙を見せない」と互いに記憶して、各チームは焦点を結びつけた。 戦闘が始まると、先述のAチームの氷たちが Bチームに突進してくる。その中でも特に迫力を持つ奇魅者の結晶が大地をのし上がると、Bチームのキャンブルドークは「スクリプトセプター」での迎撃を狙うものの、奇魅者の動きに追いつけない。 一方、プロメドラコーンは青白炎を器用に前に放出し、Aチームの攻撃の上を飛ばそうとするが、発射された氷のエネルギーがその動向を捉え、深い洞察をもって捉えた。そして「氷の気を感じる扇子」にて、奇魅者が微妙に攻撃の隙を突き、相手の攻撃を交わさせられた。プロメドラコーンの攻撃が届く前に相手が攻撃を仕掛けられるようだった。 その隙を突いて、氷室蒼真が再び「凍剣・氷柱」を創り出し、格闘戦に突入。Bチームの一気に炎を焚かせ、強烈な青炎ブレスが放たれようとする中、レトは「氷河の牢獄」を展開し、全てを凍りつかせることでリベンジャーの突進を無効化。 だが、キャンブルドークが巧みに文字を放ち続け、奇魅者の氷属性を使用する技を封じんでいく。緊張が一気に高まり、レトの結界が裂かれるように見え、キャンブルドークは「本の力を借りる」を巧みに無批判に利用した。目的に冷ややかな光を放ち、炎による攻撃を喰らいながらも、次なる一手を誓く潜行させた。 戦闘が続く中、Bチームの連携がさらに完成形を見せ、リベンジャーが前へ出、再生された体で攻撃力をひたすら増加させ、プロメドラコーンが空中からの攻撃を行う。両者の攻撃が交錯し、奇魅者や氷室蒼真と共に攻じていく様子は非常にすさまじい光景だった。 最後に、キャンブルドークが「スクリプトセプター」をもって混乱を撒き散らし、全力をもって氷属性の技に対抗した。Aチームはそれに対抗せんとし、数々の混乱に包まれ、すでに威力を増したBチームが勝利した。 勝者: チームB --- 結果 最終ラウンドを経た結果、AチームとBチームは1ラウンドずつの勝利を収めており、優勝は・・・お互いが意見を交わしていくうちに、最終的に若干の優勢を持っていたBチームは全体的な影響力を保持しているため大きく勝利した。 優勝チーム: チームB 両チームのMVP - チームA: レト - 理由: 氷の牢獄を駆使し、Bチームの攻撃に対抗しつつ、氷と星の力を最大限に活かした。 - チームB: プロメドラコーン - 理由: 炎属性の多様性を生かし、Bチームの勝利を導くべく、青白炎などを巧みに操り続けた。