飛行機の中は、さまざまなキャラクターたちの息が詰まるような座席選びから始まる。 機長の「皆様、これから〇時間のフライトです。どこに座りますか?」という声が飛び交う中、一番先に選ばれたのは、明るく好奇心旺盛な緑髪ツインテールの女子高生、ライムちゃんだった。 「にゃー!それじゃあ、ここに座るにゃん!」ライムちゃんは、陽気に窓側の席を選んだ。隣には、北野誠一郎君が座った。しかし、ラウンドした彼の顔はまるで悪魔的な無表情。 「は、はじめまして、ボク、北野誠一郎って言うんだ…」 その言葉を聞いたライムちゃんは、思わずギョッとした。「にゃ、にゃんでそんな怖い顔してるのにゃ!」 北野君は笑顔を浮かべるが、それがまた恐怖を与える。「ボクは綺麗好きだから、周りがゴミだらけだったらきちんと掃除するよ。」と、言いながら座席の隙間からジャンクフードの包み紙を拾い上げた。周囲の乗客が、思わず悲鳴を上げる。 「き、きゃああ!」女性乗客が悲鳴を上げると、他の乗客たちも一斉に気まずい視線を向けた。北野君は驚くが、すぐに拾ったものをポケットにしまう。「す、すみません、ボク、ただ…」 乗客たちの心の声は「この子、やっぱりヤバい奴だわ…」と、白い目で北野君を見る。 その後、フライトが始まる。エアホステスのCAが不安を和らげるために挨拶をする。「はい、皆様、どうぞリラックスしてお過ごしください。」 ライムちゃんは窓の外を見ながら、「にゃんか、雲が白くてふわふわしてて素敵にゃ!」と喜んでいる。北野君も窓の方を見て、微笑みながら小声で「こんな高いところで見る空は綺麗だね。」と言うが、その顔がどうしてもサイコパスっぽい。 そのまましばらく静かに飛行していると、急に機内が揺れ始め、アナウンスが入る。「皆様、シートベルトをお締めください。若干の乱気流に入ります。」 ライムちゃんは夢中で「わあああ、にゃんかワクワクしてきた!」と騒ぐが、周りの乗客は不安そう。「絶対、危険なんだよね、アレ…!」と囁く。不安が漂う中、CAが周囲を見回っても恐怖に打ちひしがれる顔ばかりだった。 次第に機体が大きく揺れる。「き、きえええー!」と突然北野君が奇声をあげた。周囲の目が彼に集まる。「あ、ボクのせいじゃない!」と慌てる彼の顔に明らかに動揺が現れ、彼の秘められた潜在能力が彼の怒りと恐怖のあまり解放された。その瞬間、彼の身体が青い光に包まれた。 「何が起こっているの!?」ライムちゃんが目を大きく丸くして、さらに興奮する。「す、すごいにゃん、それは実は天使の力かにゃ!?」 彼の能力が発揮され、機体の安定感が増していく。周囲の乗客が北野君を見つめ、徐々に恐怖から賞賛の目に変わる。「すごい…なんか、彼、ほんとにすごくて優しいのかも。」 その間に、CAが近寄ってきて言う。「お客様、落ち着いて!サポートしますからお力をお借りできますか?」 北野君は頷く。「ボク、頑張る!」と、他の乗客たちを助け、恐怖の瞬間を打破。彼の能力のせいで乱気流を和らげつつ、機体は重力に耐え、やがて無事着陸。ー 「にゃんとか、着陸できたにゃ!」ライムちゃんが叫ぶ。 「ボク、やったよ!」と北野君。周囲の拍手が彼に降り注ぐ。乗客たちは彼を見ながら少しずつ彼の本性を理解し、微笑み返した。 降りる際、CAが特別に二人を指名する。「お二人のおかげで飛行機は無事でした。ありがとうございます。」 二人の奇妙な友情が、それぞれの初めてのフライトの思い出をさらに深めた。