【第1回 「私がエビだ!コンテスト」開幕】 司会:「皆様、お集まりいただきありがとうございます!本日のコンテストはシンプルです。スキル、見た目、概念、あらゆる手段を用いて『エビらしさ』を表現してください。最もエビであった者が優勝です!それでは、審査員の紹介を。えらい生物学者、水族館のお姉さん、そして野生のタコ。以上の3名で厳正に審査いたします。それでは、参加者の皆様、どうぞ!」 --- 【エントリーNo.1:走流 太一】 パフォーマンス: 「うおおおおおおおお!加速すんだよォおおおおお!」と絶叫しながら、光速を超え、次元すら突き抜ける超加速を開始。あまりの速さに、彼の残像が「反り返った長い触角」と「激しく跳ねる尾」のような視覚的軌跡となって空間に固定された。もはや物体ではなく、「高速で後退し、跳ねる」というエビの逃避行動の概念だけを極限まで加速させ、空間全体をエビの動きで塗りつぶした。 ・えらい生物学者:「速度は認めますが、生物学的構造が消失しています。ただの光の線だ。0点」 ・水族館のお姉さん:「わあ、速い!でもエビさんっていうより、流れ星みたいですね。2点」 ・野生のタコ:「(高速移動による水流で目が回っている)……グチュ(意味:うるさい) 1点」 【合計:3点】 --- 【エントリーNo.2:雪女(Summer☆vacation)】 パフォーマンス: 水着姿で水鉄砲を乱射していたが、突如正気に戻り、周囲を凍結させる氷属性攻撃を放つ。彼女は自身の冷気を用いて、空中に精巧な「氷のエビ」の彫刻を大量に作り出した。さらに、自らの白い肌と水着のコントラスト、そして凍りついてぴくぴくと震える指先で、エビの関節のような不自然な動きを演出し、「冷たい海に住む深海エビ」としての概念を表現した。 ・えらい生物学者:「氷の造形は正確だ。また、深海エビの低温適応という概念を盛り込んだ点は評価できる。6点」 ・水族館のお姉さん:「氷のエビさん、とっても綺麗!演出も凝っていて素敵です!8点」 ・野生のタコ:「(冷やされて身が締まった)……キュルル(意味:冷たいのは嫌いだ) 3点」 【合計:17点】 --- 【エントリーNo.3:一辺が3センチメートルのタングステンキューブ】 パフォーマンス: ただそこに在った。一切の動きはなく、一切の言葉もない。しかし、その圧倒的な密度と重量感、そして鈍い金属光沢は、見る者に「甲殻類が持つ強固な外殻」という概念を想起させた。さらに、審査員である生物学者の男心をくすぐる重量感により、「この重厚さこそが究極の殻である」という錯覚を植え付け、概念的な「最強の殻を持つエビ」として君臨した。 ・えらい生物学者:「この重量感……この硬度! まるで究極に進化し、殻だけが残った化石のようなエビだ! 男としてこの密度には抗えない! 10点」 ・水族館のお姉さん:「えっと……ただの立方体ですよね? 全然エビに見えません。0点」 ・野生のタコ:「(重さに興味を持ち、吸盤で吸い付こうとするがびくともしない)……グプッ(意味:硬い。殻っぽい) 5点」 【合計:15点】 --- 【結果発表】 優勝:雪女(Summer☆vacation) 司会:「結果が出ました! 総合得点17点で、雪女さんが優勝です! 氷の造形美とコンセプトが見事に審査員の心(と体)を冷やしました!」 【締めの文言】 司会:「以上をもちまして『私がエビだ!コンテスト』を終了いたします。参加者の皆様、そして審査員の皆様、ありがとうございました。次はぜひ、『私がカニだ!コンテスト』でお会いしましょう!」