北極海の静寂を破るように、海王蒼辰は氷の上へ姿を現した。青い甲冑が陽光を反射し、彼の存在を際立たせる。彼の武器、蒼刃ノ槍は、その名の通り深海の色をした美しい槍だった。彼は冷静沈着な目で周囲を見回し、戦いの瞬間を待った。 その時、低い呻き声と共に氷上を一陣の風が吹き抜けた。氷結の狼が出現し、尻尾を振りながら敵を警戒している。狼はその冷たい目で蒼辰を一瞥し、次の瞬間、氷塊を地面から浮かべた。ここまで寒冷な環境では、彼の特性が活かされるに違いない。 「氷塊を送りつけてみようか。『アイスファントム』!」狼は自らを隠し、視界を失わせると同時に、氷を飛ばした。