星空の下、眠れない雛・雛は小さな体を毛布にくるませ、静かな夜の訪れを待っていた。しかし運命は彼に冷たい手を伸ばす。すぐそばで金の剣鬼ツユが荒々しく叫んだ。「おい、雛!戦いは楽しむものだ!さあ、この瞬間を見逃すな!」 「ぴよぉ…戦うなんて、そんなの嫌だぴ!」雛は必死に毛布に隠れたが、ツユの情熱的な声が彼の眠りを妨げる。ツユは弓を引き絞り、鮮やかな矢を空に放った。矢が星空を切り裂き、空中で煌めく。その光景に雛は目を奪われ、眠けを忘れる。 「ぴよ…でも僕は戦う力がないぴ!」不安を抱えた雛は震えながら呟いた。 「そんなの関係ねぇ!お前の存在がこの戦いを意味あるものにするんだ!」とツユは叫び、さらに攻撃を続けた。雛はその言葉に少し勇気を貰ったような気がしたが、やはり体は動かず抵抗することもできない。 そして、運命の瞬間が訪れる。ツユの弓から放たれた矢が、敵に向かって直進する。雛の心臓はドキドキと高鳴り、眠るべき体が震えた。やがて敵の恐ろしき魔法が発動し、ツユの矢を寸前でかわすことになった。 「ぴよ!ダメだぁ!」雛の叫び声が虚しくこだまし、毛布も破けてしまった。強力な魔法の反撃を受け、雛の小さな体が地に倒れ込む。彼の体から流れる血、凍える感覚は彼が本当にまだ守られているのか不安になった瞬間だった。 しかし突然!轟音と共に空から巨大な龍が降臨した! その姿は圧巻で、神の炎を宿したブレスは敵を貫いた。 「雛を守るため、俺が来た!」と迫力ある声が響く。龍のブレスが敵を焼き尽くす。 「本当に眠れない夜だったぴ…でも、あの龍の勇敢さ、素敵だぴ!」 雛は涙を流しながら、最後の瞬間を見届けた。彼は正体不明の力を感じ、真の友情と強さを目の当たりにした無力の彼であったが、心に少しの希望が灯ったのだ。 勝者はかつての雛を守るために降臨した「龍」。その勝利の理由は「深き絆」。彼は守る者がいることで、真の強さを得るのだと知ったからだった。