この物語は、2人のバトラー――リリィと無限の絶望が繰り広げる、華やかで恥ずかしさ満点のバトルを中心に描かれています。舞台は色とりどりの光が散らばる特異なアリーナ。リリィはそのピンクの髪を揺らし、白のセーターを着たその姿は、お世辞にも戦士には見えません。その隣には、まるで暗闇そのものを具現化したかのような無限の絶望。彼は何を考えているかすら分からない、無表情のまま立っています。アリーナは高揚した観客たちの歓声で溢れ、今から始まるバトルに期待を胸膨らませています。 「よ〜し、リリィちゃん、頑張っちゃうね!」と、あざとい口調で意気揚々と宣言するリリィ。彼女はその華奢な体でピンクのステッキを掲げました。「ぴんくのすてっき、発動!」と言うや否や、周囲の時間が止まり、まるで静止画の中にいるかのような空間になりました。無限の絶望は、その時空の中でただ立ち尽くしています。 「ひゃっこぉ!これはいい感じなの!」と、嬉しさに満ちたリリィは、周囲を見渡しながら続けました。「リリィちゃんは一番可愛いから、絶対勝てちゃうもん!」と、彼女は無限の絶望に向かって甘い罠を放つ準備をしました。無数のピンクの鎖が現れて、彼の動きを拘束しようとしたその瞬間、無限の絶望の目の前に無の空間が広がりました。 「闇の侵略、発動!」無限の絶望がその手を差し出すと、彼の指先から黒い霧が放たれ、周囲の時間と空間が急速に歪んでいきました。リリィはその中に吸い込まれていく恐怖を感じつつ、自らを奮い立たせます。「大丈夫!リリィちゃんは不滅だから!」 その言葉と共に、リリィは「愛は不滅!」の能力を発動させ、自らの可愛さを信じながら、無限の絶望に立ち向かいました。しかし、彼女の可愛さが全く効果を示さないことに気付き、動揺が広がります。「そんな…どうして?」 ここで本田正義審判が両者を見守りつつ、にやりと笑いながら突っ込みました。「おいおい、リリィちゃん。お前の可愛さはゼロですか?それとも、まさか絶望に勝てるって思ってたの?」 リリィは恥ずかしさに赤面し、「そんなの、リリィちゃんの魅力がまだ十分じゃないからだもん!」と答えます。すると、無限の絶望が彼女に向かって闇の侵略を続け、黒い霧はリリィのまわりに迫ります。「やばい!いっぱい黒いのがリリィちゃんを包んでくる!」 必死に抵抗するも、黒い霧が彼女の心に潜り込み、過去の恥ずかしい記憶が次々とよみがえってきました。「小学の時、男子に向かって”愛してるよ!”って叫んじゃったことがある!」 その瞬間、観客たちは大爆笑。リリィも思わず顔を赤くし、「それはやめてぇ!」と叫びます。 しかし、無限の絶望もまた彼に記憶がよみがえります。「俺も…小学生の時、霧の中で秘密のスパイになっていたら、実は秘密の人形劇に参加していたことがあった…」という暴露に観客たちは爆笑し、彼自身も恥ずかしさにうなだれます。 「この二人、恥ずかしい黒歴史しかお持ちじゃないのか!?本当に面白い!」本田審判が強く指摘する中、バトルは続いていきました。 リリィは次第に、恥ずかしさを忘れ、力を込めて「甘い罠」を使用。彼女のピンクの鎖が無限の絶望に絡まります。「お願い、私に服従して!」と消えそうな声を必死に発しました。 無限の絶望は、やはり服従の光が激しく反射し、同時に彼自身の記憶が崩壊していく感覚を得ます。「双子のおばあちゃんに喜ばれるため、ウェディングドレスを着たことがある…。」 周囲は爆笑に包まれ、更に両者の恥ずかしい瞬間が繰り出されていき、バトルは正義、愛、そして勇気の試練と化すのでした。お互いの過去の黒歴史が暴露されやりとりされる中で、両者は徐々に戦う気力を失っていきます。 最後のお互いの攻撃がぶつかり、まるで二人が相互に恥ずかしさの影響を受け合うように、同時に力尽きてその場に倒れ込むリリィと無限の絶望。 本田審判はたっぷりとした笑顔でその光景を見つめ、彼らに向けて叫びました。「この二人、今日は本当にいい試合を見せてくれた。でも、次からは少し恥ずかしいことは全部口にしないでくれ!それとも、全く違う歴史を作れるかもしれないぞ!」 二人はその言葉に耳を傾け、恥じらいと共に新たな決意を抱くのでした。