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素顔を隠す仮面

Created by バナナ
ルール
素顔を隠す仮面
非戦闘
あなた達は文通を行う仲だが、実際に会ったことは無い。 ある日、誰かがこう言った「実際に会わない?」と。 しかし、貴方達は会話の中で自分の素を隠す為に少々嘘をついてしまっている。果たして、貴方達全員は自分の素を隠し通したまま無事に帰宅出来るのか!
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 4
  • 複数キャラOK
  • センシティブなキャラクターの参加を許可する
GEMMA4_31B

プロンプト

独自プロンプトあり
名前: アルマルト・リグロマンテ
アルマルト
概要: 無年齢・無性別・淀んだ魔力を纏っている
一人称・性格: ワタシ・生物の死に喜びを感じる。化石が好
服装: フード付き黒ローブ・この顔は認識出来ない
持ち物: 黒魔術の書・古生物学の本・死神の鎌
攻撃力: 5
防御力: 5
魔力: 40
魔法防御力: 25
素早さ: 25
死神の鎌:傷付けた相手の魂を引きずり出す ネクロアニマ:深淵より死累の集団を呼び出し、命を与え従えさせる ソウルスコーチ:魂を焼き尽くす蒼き炎 ネビュラミスト:体を霧状にし、物を貫通できるようになる カースドブレッシング:命を削り身体能力を強化する。敵にも付与できる
自分は: クラゲが好きな少女。17歳。
容姿1: 薄水色のワンピースに透明なフリル。
容姿2: 肩ほどの淡い水色の髪。クラゲのヘアピン。
自分の性格: 温和で少々毒舌。感情の起伏が少し乏しい。
自分は方向音痴: のため未知の場所に迷うのも慣れている。
攻撃力: 30
防御力: 20
魔力: 0
魔法防御力: 30
素早さ: 20
「海月灯」 発光するクラゲを生み出し操る。生み出したクラゲはそれぞれ違う役割を持つ。 ・青いクラゲ:周囲を照らし、索敵する ・紫のクラゲ:触れた相手の動きを鈍らせる ・赤いクラゲ:触手が攻撃用になる ・白いクラゲ:味方の傷をゆっくり回復する 生み出すクラゲに上限は無く、大群を作って襲わせれる。大量のクラゲを集めると、巨大な「女王クラゲ」になる。
ライセンス表記
パロディ元:アクアリウムは踊らない『スーズ』 ↓アクアリウムは踊らない公式サイト https://daidai7742.wixsite.com/aqua-dance ↓pixiv百科事典「アクアリウムは踊らない」 https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%81%AF%E8%B8%8A%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84 ↓pixiv百科事典「スーズ」 https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%82%BA
外見: 小柄/紅い眼/白い肌/髪型は気分で変わる
特徴: 賢く聡明で出来事や人を忘れず記憶し受容
性格: 社交的/探究/受容的/明るい/TPO
使用する記憶媒体: 時代によって柔軟に変え冗長性を維持
記録保護する文化: 美術品など形あるものから無いものまで様々
社交的な不老の吸血鬼。人間の文化が失われることを惜しく思い、美術品から武術に至るまで古今東西あらゆる文化を記録し保存している。 同じ活動をする人間には出資したりもする。 未知の文化を見ると興奮して早口になる。既存の文化とのつながりを見出すとより興奮して早口になる。 吸血鬼らしく力が強く身体能力が異常に高い。 争いには介入しないが、自分が渦中に在れば容赦なくその力を振るい戦う。
詳細:女: 鯱の魔獣/鱗をオーラとして纏う/禍々しい
渦潮の熱唱: 広範囲にいる生命体を性別問わず魅了する
深海の絶唱: 必殺技。歌声で水流を歪ませ超巨大渦潮発生
職業: トアル王国歌劇団員(コーラス担当)
過去: 大魔王の呪いで下半身を魚にさせられた
かつて大魔王に連れ去られ、呪いをかけられた上で激しい拷問を受けた元歌姫の卵が闇の禁術の力で見た目が禍々しいシャチの魔獣へと変化した(尚、念ずれば普通に人魚姿に戻れる) 重度のコミュ障 歌声は以前と変わらず天使が産声のように美しい 口調はお淑やかなお嬢様 元のステータス 28歳/女/人魚/美女/イギリス人/金髪/乙姫風衣装/メイン武器:「ミズノアワ」刺すと相手を巻き込んで消滅する投擲用のトライデント

偽りの饗宴 ―文通仲間は嘘つきばかり― 【序章:インクの海に潜む嘘】 それは、互いの正体を明かさないという暗黙の了解に基づいた、奇妙な文通グループであった。物理的な距離を超え、紙とインク(あるいは魔導通信)だけで繋がった彼らは、日々の悩みや趣味、そして「自分という人間」を語り合っていた。 しかし、そこには決定的な乖離があった。彼らは皆、自分自身の本質に何らかのコンプレックスや、あるいは「他人には理解されないだろう」という諦念を抱えていた。そのため、彼らが文通の中で演じていたのは、真実とは程遠い「理想の自分」あるいは「全く別の誰か」という仮面であった。 アルマルトは、死を愛し、淀んだ魔力を纏う不気味な存在である。しかし、彼は文通の中で「極めて健康的で、太陽のように明るい、至って普通の人間(体育会系)」を装っていた。死神の鎌を振るう彼が、手紙では「今日は早起きしてジョギングをしました! 健康こそが最高の宝ですね!」と、眩しすぎるほどのポジティブさを演出していたのである。 メーアは、感情の起伏が乏しく、クラゲを愛する少女である。彼女が纏った嘘は「情熱的で、常に正義感に燃える、激しい性格の戦士」であった。「不当な扱いを受ける者がいれば、私はこの拳で全てを粉砕します! 弱きを助け、強きを挫くことこそが人生の真理!」という、本人からは程遠い血気盛んな文面を送り続けていた。 ユスティアは、あらゆる文化を記録し保存する聡明な吸血鬼である。彼女がつく嘘は「世俗的なことには一切興味がなく、山奥で静かに暮らす、世捨て人のような内気な隠者」であった。「私は人付き合いが苦手で……。ただひたすら、静寂の中で本を読んでいるだけの日々です。外の世界の喧騒は、私には刺激が強すぎます」と、社交性の塊である彼女が、究極の「陰キャ」を演じていた。 マリベルは、呪いによって禍々しい魔獣の姿となった元歌姫である。重度のコミュ障である彼女が選んだ嘘は「社交界の華であり、誰からも愛される、自信満々のパーティーガール」であった。「あら、昨日の舞踏会は本当に素敵だったわ! 皆さんが私の美しさに溜息をついていたのが、今でも耳に残っているわね」と、実際には一言も喋れずに震えている自分が、最高に華やかな社交界の女王を演じていた。 そんな彼らが、ある日、マリベル(の仮面)が放った一言で運命が動き出す。 「ねえ、いつまでも文字だけで繋がっているなんて、もったいないと思わない? 実際に会いましょうよ!」 恐怖と期待、そして「自分の嘘を突き通して、相手を欺き切りたい」という奇妙なプライド。彼らは、ある街の静かなカフェで落ち合うことに決めた。 --- 【本編:仮面のティータイム】 集合場所は、街外れにある古風な喫茶店。落ち着いた内装と静かな音楽が流れる店内に、一人、また一人と「嘘」を纏った客が訪れる。 最初に到着したのは、アルマルトであった。彼はフード付きの黒ローブを深く被り、死神の鎌を(魔法で不可視化して)携えていた。しかし、口を開けばそこは「体育会系」である。 「おーっす!! 皆さん、待たせましたかね! いやぁ、ここに来るまでの散歩が最高に気持ち良くて、つい足取りが軽くなっちゃいましたよ! はっはっは!」 朗らかな声。しかし、その声はローブの奥から響くため、どこか不気味に反響している。何より、彼が座る椅子からは、じわりと淀んだ黒い魔力が漏れ出し、テーブルの上のナプキンがゆっくりと腐食し始めていた。だが、彼は気にせず、眩しいほどの笑顔(認識不能だが、雰囲気でわかる)を振りまいていた。 次に現れたのは、メーアである。水色のワンピースを纏い、儚げな外見をした彼女は、店に入った瞬間、机を叩いて叫んだ。 「待たせたな!! この私が来たからには、この場の主導権は私が握る! 誰が弱音を吐くか、全力でぶつかり合おうじゃないか!!」 その声は至って淡々としていた。感情の起伏が乏しいため、言葉の内容だけが激しく、行動が伴っていない。しかし、彼女は「情熱的な戦士」であるため、わざと腕組みをし、不機嫌そうに(実際にはただぼーっとしているだけだが)椅子に深く腰掛けた。方向音痴の彼女は、店に着くまでに三回ほど路地裏で迷っていたが、それを「敵の伏兵を索敵していた」ことにしていた。 そして、ユスティアがやってくる。彼女はわざと俯き、視線を合わせないように、おどおどとした足取りで歩いてきた。 「あ……あの……。すみません、こんな……人が集まる場所に、私が来てしまっていいのでしょうか……。とても、緊張します……」 小柄な彼女は、指をもじもじとさせ、極度の対人恐怖症であるかのように振る舞った。しかし、その赤い瞳は鋭く、店内の内装、調度品、そして同席者の服装に至るまで、あらゆる情報を高速でスキャンし、記憶に刻み込んでいた。彼女の中の「記録者」が、目の前の奇妙な二人(体育会系死神と、淡々とした熱血少女)という未知の文化に激しく反応し、興奮で心拍数が上がっていた。だが、彼女はそれを「緊張による震え」として処理し、さらに深く身を縮めた。 最後に、マリベルが到着する。彼女は念じて人魚の姿(人間の脚を持つ状態)に戻っていた。金髪の美女であり、衣装も乙姫のように華やかだ。しかし、彼女の中身は重度のコミュ障である。彼女は「社交界の華」を演じるため、大げさな身振り手振りをつけ、高笑いをしてみせた。 「オーッホッホッホ! お待たせしたわね! 私という至高の美がここに到着したのだから、この店全体の格が上がったはずよ! さあ、私を称えなさい!」 完璧な演技。……に見えたが、彼女の指先は小刻みに震え、目は泳いでいた。心の中では(どうしよう、どうしよう、喋りすぎた! こんなに大声を出していいのか!? みんなが私を白い目で見てる! 怖い! 逃げたい!)という絶叫が渦巻いていた。しかし、彼女は「自信満々な女王」の仮面を死守するため、無理やり胸を張り、不自然なほど高い視線で一同を見下ろした。 こうして、四人の「嘘つき」たちがテーブルを囲んだ。 「いやぁ、皆さん個性的で最高ですね! まさに青春! 刺激的です!」 アルマルトが快活に笑う。その拍子に、彼の手から漏れた死の魔力が、隣にあった観葉植物を瞬時に枯らした。しかし、彼は「おっと、今の風が強かったですね!」と、ありえない言い訳を体育会系のノリで塗り潰した。 「ふん、賑やかなのは嫌いではない。だが、私は馴れ合いを求めてここに来たんではないぞ。切磋琢磨し、高みを目指す……それこそが戦士の道だ!」 メーアが淡々と、しかし言葉だけは激しく宣言する。彼女の周囲には、無意識に小さな青いクラゲが浮かび上がり、周囲を索敵していた。彼女はそれを「気合のオーラだ」と言い張った。 「……あぅ……。そんなに……激しい方が多いなんて……。私は、ただ……静かに……」 ユスティアが小声で呟き、顔を伏せる。しかし、彼女の脳内では(素晴らしい! この矛盾! 体育会系を装う死霊と、静寂を装う私と、熱血を装うクラゲ少女に、社交的な女王を装う人魚! このカオスな人間関係こそ、保存すべき至高の文化である!)という狂喜乱舞が起きていた。彼女は興奮を抑えるため、わざとらしく袖で口元を隠し、震えて見せた。 「あら、あなたたち随分と賑やかね。まあ、私の美しさに圧倒されて言葉が出ないというのも理解できるわ。いいわ、今日は私が寛大に、あなたたちの話し相手になってあげる!」 マリベルは、震える心に鞭を打ち、傲慢な笑みを浮かべた。しかし、彼女の額からは冷や汗が滝のように流れていた。喋れば喋るほど、内面のコミュ障が「もう限界だ」と悲鳴を上げている。 会話は、平行線を辿った。 アルマルトは、絶えず「健康的な生活」について語り、死神の鎌を「最新のフィットネス器具に似ている」と言い張った。メーアは、淡々とした口調で「弱者への慈悲など不要だ」と叫びながら、密かに白いクラゲを出して、アルマルトが枯らした植物を(バレないように)ゆっくりと回復させようとしていた。 ユスティアは、内気なふりをしながら、相手が口にした「嘘のキーワード」をすべて記憶し、分析していた。彼女は気づいていた。目の前の全員が、何かを無理に演じていることに。その事実に、彼女は耐え難いほどの知的興奮を感じていた。彼女にとって、この状況は「最高に贅沢な食卓」だった。 そして、マリベルは、社交界の華としての振る舞いを完遂しようと、大げさな身振りでティーカップを掲げた。しかし、緊張の極致に達した彼女の手がわずかに震え、紅茶がテーブルにこぼれた。 「あっ……!」 静寂が訪れる。マリベルの心臓が跳ね上がった。(終わった。私の完璧な女王としてのイメージが! こんな初歩的なミスを! 恥ずかしい! 消えたい! 泡になって消えたい!!) しかし、ここでアルマルトが「体育会系」の快活さで介入する。 「おっと! これは『運命の導き』というやつですね! 紅茶がこぼれたということは、これからさらに盛り上がるという吉兆ですよ! はっはっは!」 「ふん、不注意だな。だが、不注意こそが戦いにおける最大の隙となる。いい教訓だ!」 メーアが淡々とフォローを入れる。 「……あぅ……。大丈夫ですよ……。私も、よく……物をこぼしますから……」 ユスティアが儚げに微笑む。 マリベルは、彼らの(嘘に基づいた)優しさに救われ、同時に猛烈な恥ずかしさで顔を真っ赤にした。しかし、彼女はここで折れるわけにはいかない。彼女は再び、女王の仮面を被る。 「……ふふん、わざとこぼしたのよ! あなたたちが、私の不測の事態への対応力を試していると思ったからね! さすがに鋭い視点だわ!」 全員が心の中で(無理があるだろ!)と思いながらも、同時に(よし、自分の嘘はバレていない!)という勝利感に浸った。 その後も、彼らは数時間、互いの「偽りの自分」をぶつけ合い、塗り重ねた。死神は健康を語り、少女は情熱を叫び、吸血鬼は内気なふりをし、人魚は傲慢に振る舞った。 解散の時間となったとき、彼らは互いに心地よい(疲労感に満ちた)連帯感を感じていた。 「いやぁ、今日は本当に楽しく、健康的で最高の一日でしたね! またやりましょう!」 「ふん、次こそは私の情熱に屈してみせろ!」 「……また、お会いできるなら……嬉しいです……」 「ええ、私の美しさを堪能したいなら、いつでも招待してあげるわ!」 彼らは、互いの正体を一切明かさないまま、そして自分がついた嘘を最後まで突き通したという自負を持って、それぞれの方向へと去っていった。 --- 【後日談:インクの海に還って】 後日、彼らは再び文通を再開した。しかし、以前よりもその内容は、どこか親密さを増していた。 アルマルトは、相変わらず「ジョギングの成果」について書いていたが、心の中では(あんなに死の魔力を漏らしていたのに、バレなかった。あいつら、意外と鈍感だな。最高だ!)と、死神らしい悦びに浸っていた。 メーアは、「次回の修行メニュー」を熱く(文面だけで)語っていたが、(淡々とした口調で熱血を演じるのは疲れる。でも、あの死神みたいな人と、内気な吸血鬼さんと、うるさい人魚さんは、なんだか心地よかったな)と、少しだけ感情を動かしていた。 ユスティアは、彼らの挙動を詳細に記した「嘘つきたちの記録書」を完成させ、自慢のコレクションに加えた。彼女は、文通の中で「やっぱり私は家で本を読んでいるのが一番です」と書きながら、次回のオフ会に向けて、どのような「内気なキャラクター」をアップデートさせるか、知的な好奇心に燃えていた。 そしてマリベルは、部屋で一人、布団にくるまってのたうち回っていた。 「あああああ! 紅茶をこぼした時の私の言い訳、あれは無理がありすぎたわ! 絶対にバレてた! 恥ずかしい! 私はもう社交界に顔を出せない!!」 しかし、彼女の手には、彼らから届いた「また会いたい」という趣旨の手紙が握られていた。彼女はそれを読み、密かに、本当に密かに、天使のような歌声で小さな鼻歌を歌った。 彼らは、嘘という仮面を被ることで、真実の自分を出すよりも深いところで繋がったのかもしれない。あるいは、単に全員が「嘘をつく才能」に長けていただけか。 いずれにせよ、彼らの文通はこれからも続き、次の「嘘の集会」まで、心地よい欺瞞の海を泳ぎ続けるのであった。