戦闘開始:ポンコツ対決! 地平線の先、閃光が走る。巨大なロボットたちが集う中、最初に姿を現したのは、【ポンコツロボット】PO-NK02。彼の身体からオイルが滴り落ち、視界がぼやける。彼は目を瞑り、オープンなアームを構えた。「ロケットパンチ!」と意気込むが、発射したアームはまったく別の方向へ飛んで行く。 だが、彼の正面には、地質調査のために設計された【惑星の地質調査機】RW-77LA改(愛称バッファロー)が立っている。バッファローの操縦者は、短いが鋭い息を吐き出し、「レーザーガン、発射!」と叫ぶ。右腕のレーザーガンが青白い光を放ち、PO-NK02を狙い撃つ。その瞬間、PO-NK02はオイルで滑り転倒。レーザーは彼の真上を通過し、無駄に終わった。 「やった!当てた!」と喜ぶバッファローの操縦者。しかし、PO-NK02は、完全に倒れてはいなかった。自動認識がままならぬ彼は、精神的なコントロールを取り戻し、暴走を避け、次に起き上がる。「スピンアタックで反撃だ!」と叫ぶも、回転するあまり、自らを見失い、その場でグルグル回るだけだった。 その間に、バッファローはチャンスを逃さず、硬質ブレードを抜き、接近戦に持ち込む。「ブレード、切り裂けぇ!」と振り下ろそうとした。その瞬間、ポンコツ特有の「ポンコツの極み」が発動し、まったく違う攻撃 ― スーパーブレードの代わりに尻餅をついてしまった。何とか振り返るバッファローに対し、PO-NK02は「怪光線!」と叫び、光線を照射した。命中率9.7%の彼の技は、バッファローの左足に命中。この予想外の攻撃に驚いたバッファローは、よろけて一瞬バランスを崩した。 戦闘の激化 戦場には静寂が訪れるが、静けさの後には暴風が待っていた。次なる戦士、秘密結社「NAUTILUS」のアルゴナウタイが戦場に登場する。全高10mの彼は、冷静に周囲を見極め、最初の一手を選んだ。彼は自身の銃剣付き90mmアサルトライフルを構え、「遠距離攻撃!」と叫ぶ。105mmカノン砲から強力な弾丸が発射され、バッファローへと迫る。 猫のようにしなやかに動くバッファローは、オートシールドアームを展開し、カノン砲の弾を受け止める。「シールドで守れる!」と安心するが、アルゴナウタイはその隙を見逃さず、もう一発「ミサイル発射!」の合図を出す。4連装ミサイルが空を切り裂き、バッファローへと降り注ぐ。 それでもバッファローは信号弾を発射して支援を要請。支援基地からレーザー砲ドローンが発進し、アルゴナウタイを狙う。しかし、彼はようやく姿を消し、光学迷彩で敵に近づく。「チャンスだ」、銃剣を振りかざし、接近して放った一撃が、PO-NK02に直撃する。しかしPO-NK02は、笑顔で「やったぜ、後ろは俺が守る!」と滑りこけながら反撃。 破壊的な最後の担い手 その間に、戦闘の雲の中から、最後の巨大な影が浮かび上がる。スペースリセッター「グローカーナイト」がその姿を現した。60mの圧倒的な存在感を放つ彼は、両手の鋭利な刃を持ち、冷徹な目で周囲を見据える。「全てを破壊する、命令されたからだ」と低い声を発した。彼は両手を前に突き出し、ラピッドアタックを開始。信じられない速さで突進し、3体のロボットたちを同時に狙う。 PO-NK02は「逃げろ、暴走しないで!」と叫ぶ。しかし、突進するグローカーナイトの圧倒的な馬力に、全てのキャラクターは地面を裂く音と共に崩れ落ちる。バッファローのオートシールドも、未だ支援となるドローンの光線も、彼の進撃を止めることはできなかった。そのまま、彼は両手の刃で敵たちを切り裂き、圧倒的な姿で戦場の王となった。 結末 戦闘が終わり、煙が立ちこめる中、唯一無傷のグローカーナイトは冷静な目で勝利を確認した。PO-NK02、バッファロー、アルゴナウタイ全てを圧倒した彼に、あの激闘の中でも生き残った者は誰もいない。 そして、グローカーナイトには「大機械&ロボット&兵器バトル 戦い抜いて凄いで賞」が授与された。無情の兵器として戦場を席巻した彼は、再び宇宙の闇に消え去るのだった。