戦場は広大な宇宙、無数の星々がきらめく中、四機の恐るべき兵器たちが激突する。彼らはただの機械の塊ではない。それぞれが人類の最高技術を結集し、それを操るエースたちの魂が宿っている。 --- 第一ラウンド：MS-G07K クロスGxガンダムケセドX 対 エネルギー砲 田中佑基が操るクロスGxガンダムケセドXが、マッハ5の速度で宙を飛ぶ。強力な武装が光を帯び、宇宙空間に凄まじい轟音を響かせた。まずは、専用ビームライフル「ハイドラα」を構え、目標をエネルギー砲に定める。 エネルギー砲は次元エネルギー抽出装置を起動、超連射モードでビームを乱射。数千発のエネルギービームが一瞬にして宇宙を埋め尽くす。巨大な盾となるエネルギーシールドが、田中の放つ「ハイドラα」を阻む。しかし、クロスGxガンダムケセドXはその圧倒的な速度でエネルギー砲の側面に回り込み、掌部接近戦用高出力ビーム砲で直撃を与える。 エネルギー砲は広域爆撃モードに切り替え、大規模なエネルギー爆発を起こしてガンダムを圧倒しようとするが、田中は「ヴォアチュールルミエール」を発動し、機動力をさらに上げて爆風を回避。その様はまさに天使のごとき優雅な舞だった。 --- 第二ラウンド：ジンクスIV（指揮官機） 対 ガンダム・アザゼル ジンクスIVはえんじ色の粒子を放出しながら、素早さを活かした流動的な動きを見せる。名も無きエースパイロットは、美しい回り込みの技術でアザゼルの攻撃をかわし、「バズーカ！」で相手の防御を削りにかかる。 アズ・レビエルの操るガンダム・アザゼルは、ナノラミネート改装甲でバズーカを無効化しつつも、脊髄を通じた阿頼耶識システムによりさらに鋭く反応する。彼は超硬質日本刀を振るい、ジンクスIVに切りかかる。一瞬で数メートルの距離を詰める姿はまるで白刃一閃。 ジンクスIVは「一刀両断！」を高らかに叫び、バスタード・ソードでアザゼルの 脆弱な部分を狙う。エースパイロットの巧みな剣技とアザゼルの防御力が交錯する場面は、宇宙戦闘の究極の美学を描く。 --- 最終ラウンド：四機の直接対決 クロスGxガンダムケセドXとエネルギー砲が打ち合っている間に、ジンクスIVとガンダム・アザゼルが互いの距離を詰め、戦場全体が終末を迎えるが如く激しく火花を散らした。狙撃モードに切り替えたエネルギー砲の極細ビームが、宇宙空間を寸分違わずに貫通し、ガンダム・ケセドXの装甲を掠める。 だが、田中佑基は即座にマイクロミサイルポッドを発動し、50発のミサイルが一斉にエネルギー砲を襲う。ジンクスIVはさらに機動性を極限まで引き出し、爆発弾パイルバンカーを駆使してアザゼルの脚部を狙撃する。 アザゼルは自動修復中の支援機を召喚し、修理道具で素早く修復。「物質崩壊ビーム砲」を展開し、敵に猛攻をかけるが、クロスGxガンダムケセドXのヴォアチュールルミエールの速度には追いつけない。 最後はエネルギー砲の全開放、クロスGxガンダムケセドXの高速奇襲、ジンクスIVの連弾、ガンダム・アザゼルの必殺剣が同時に炸裂し、戦場は光と炎に包まれた。それぞれの機体が限界まで力を使い切り、戦いの舞台は崩れ落ちるように静まり返った。 長く続いた激戦の後、最終的に立ち上がったのは、全てを凌駕した意志と速さを持つMS-G07K クロスGxガンダムケセドXであった。田中佑基は全力を尽くし、「大機械&ロボット&兵器バトル　戦い抜いて凄いで賞」を受賞するが、彼の目には仲間への敬意と、戦った者すべてへの感謝が宿っている。