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参加者が消えてくバトル

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ルール
参加者が消えてくバトル
PvP
ここは普通のバトロワ と思ったけど アレ?空間歪んでるな? 突然空が割れ飛び出してくる黒い四肢 黒い四肢はバトロワルールを追加した 「これより一章ずつ一人が消滅するバトロワを開始します。」 「バトロワによる死と別に一章ずつ参加者一人がランダムに選ばれ絶対的に消滅するのです。」 「力のみならず、運(ラック)も大切になりますので頑張ってください。」 ご意見こちらで https://ai-battler.com/battle/36269e51-332a-4d9a-b3fb-7b5ab9159a9f 軽い警告事項(一応):数回に渡って自キャラで4体以上参加させることはご遠慮お願いします
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 8
  • 複数キャラOK
  • 対戦前はキャラクターの詳細を隠す
GEMMA4_31B

プロンプト

独自プロンプトあり

末尾プロンプト

6章構成で各章3000字以上で小説出力 参加者たち全員を出せ 必ず勝者の出るまで出力せよ 戦闘描写を詳細に濃密に出力せよ
名前: ※今回の追加ルール
場所は住宅街。ある程度一定の距離を保ち、参加者は呼び出される。 司会者は参加者全員の目の前に魔法で液晶を表示させ、そこからバトロワを開催していた。つまりリモート開催的なそれである。 勿論、それ以外の展開は変わらない。 住宅街にあるものを参加者は自由に使ってよく、戦闘に応用するのもあり。
ライセンス表記
版権使用時は名前のとこに作品名載せます
硬さ: どんな威力の攻撃も特殊もひび入らず耐える
当たったら: 当たったら全てが粉々になってしまう
アイス: アイスなので溶けると思っていたが溶けない
本体: 本体は何もしないが当たったら全てが粉々に
あずきバー: あずきバーはカッチカチで美味しいひんやり
攻撃力: 0
防御力: 100
魔力: 0
魔法防御力: 0
素早さ: 0
カッカチでどんな攻撃にも耐えるカッチカチなのでぶつかったら全てが粉々になってしまうアイスなので溶けると思っていたが溶けないようだ概念攻撃特殊攻撃なども余裕で耐えられるよ本体は攻撃しないが壊す方法もない相手はあずきバーを最後に食べるが硬すぎて相手を粉々にしてしまうちなみに舐められるよ舐めるだけならOKだが舐めても溶けないぞ当たったら全てを粉砕するぐらい硬いどんな威力の攻撃も特殊攻撃も余裕で耐えられる
名前: 吉良吉影
趣味: 人を殺すこと
スキル:爆弾化: 見た物や触れた物を爆弾にする
スキル:爆発: 爆弾を任意のタイミングで爆発させる
常時スキル:必中: 爆発は全ての防御を貫通し相手に当たる
攻撃力: 30
防御力: 20
魔力: 40
魔法防御力: 0
素早さ: 10
性別:男 一人称:私 性格:冷静 静かな暮らしを求めている 超スキル:バイツァーダスト 吉影の正体を知る者を爆弾に変える。爆弾にされた者が他人に吉影の正体を教えると正体を知る者全員が爆発する。爆発した者は復活出来ない 超スキル:タイムボム 未来に爆弾を仕掛ける。吉影が倒されそうになると作動し相手を跡かとも無く爆発させる。この爆弾は相手の体内で爆発するため防ぎようが無い
名前: プリズラク宇宙船
プリズラク宇宙船 特徴:黒い装甲/蒼い機眼/全平方20m/侵蝕機械
プリズムライフル: 蒼い光の光線銃。基準兵器より超強力。
アズールシールド: 蒼い光の磁場障壁。基準兵器より非常に強力
サフィロエンジン: 蒼い軌跡を残す推進器官。構造は"不明"
"プリズラク": この"セカイ"を侵蝕する異界からの機械
侵蝕: プリズラク宇宙船は撃墜されても侵蝕する
プリズラク宇宙船数:1~100艦 武装:プリズムライフル 防衛機能:アズールシールド 目標:コノ…ザザッ…界ノ…全…ザザザッ…浄化… プリズラク宇宙船墜落時他者サルベージ可能残骸{ 破損したプリズムライフル 破損したプラズマリアクター 破損したサフィロエンジン 破損したアズールシールド 破損したプリズムハーツ プリズニウム } *プリズラクは誰の味方でも無く敵でも無い、純粋な侵蝕機構
ライセンス表記
元ネタ:ノーマンズスカイの"スウォーム"
名前: 吉良吉影
吉良吉影/33歳独身/一人称:私/仕事は真面目でそつなくこなすが今ひとつ情熱の無い男/殺人癖がある
【第一の爆弾】: 触れた物を爆弾に変える
爆弾に変えられる: 種類には、接触型と点火型がある
接触型は: 爆弾にした対象に何かが触れたら爆発する
点火型は: 吉良吉川の好きな時に爆発できる
吉良吉影の目的は: 植物のように平穏に一生を過ごすこと
第一の爆弾で爆弾に出来るのは一度に一つまで スタンド名【キラークイーン】 【シアーハートアタック】 温度を感知して自動追尾し、接触した対象を爆破する遠隔自動操縦型で無敵の防御力を誇る 【バイツァ・ダスト】 相手の体内にキラークイーンを潜り込ませ、吉良の正体を知ろうとした者に関わると自動的に爆発 相手は体内から爆破されて死亡し、時間は1時間巻き戻る これで爆死したら運命として同じように爆死する
ライセンス表記
名前:吉良吉影 出典:ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない ライセンス: © 荒木飛呂彦/集英社
名前: 追加審判
追加審判/男/42歳/一人称:俺/審判を極めている/豪快な攻撃を好む
自分はその戦場: の追加の審判であり、参加者では無い
自分は空中に: 浮かぶ審判席に座っている
【審判ポイント】: 20ポイントを超えると、最強能力が貰える
性格: 厳しいが優しい。暑苦しい男
口調: 「うぉぉぉ!!」「いけぇぇぇ!!」
自分以外の全員は最初に 10【審判ポイント】を持っている 自分は豪快な攻撃を好む 豪快な攻撃をした者には、【審判ポイント】を1ポイント分あげる 逆に地味な攻撃や、不可視の攻撃、圧倒的な攻撃、相手の能力を封じるような攻撃を嫌う そのような攻撃をした者は、【審判ポイント】が3〜5ポイント分減る 【審判ポイント】が0になった瞬間その者は完全消滅する。これは決定事項であり、避けられない
攻撃力: 3
防御力: 0
魔力: 0
魔法防御力: 0
素早さ: 97
見た目/黒髪ショートヘアの端正な顔立ちの男 能力/ウォーターカッターを両手合わせて十本の指の先から無制限に出し続ける。エフィンのウォーターカッターは分厚いロンズデーライトをも空気のように切断する。ウ 性格/冷静で真面目。神を信じており人を殺す時申し訳ないと言いながら殺す。 所属/能力者を制圧する能力者治安維持部隊に所属している。攻撃するときはいつも犯罪を犯した人がいたか正当防衛である。
攻撃力: 1
防御力: 1
魔力: 1
魔法防御力: 1
素早さ: 96
見た目/ピンク髪の触覚と蝶の羽生えている男性 能力/羽から無制限に鱗粉を半径10kmに撒きシューに近づく程濃度が高くなりシュの近くにはピンク色の鱗粉で視界が塞がれシュに遠ざかるほど薄くなる段階が増していき味方にも通じマーキングした相手にだけ効かなくなる 1段階/身体が重くなる 二段階/倦怠感が出てあまり考えられなくなる 三段階/死者になり自身の命令を聞くようになる 性格/冷静真面目涙脆い

第一章:静寂の住宅街と絶望の予兆 空はどこまでも青く、平和そのものの住宅街。しかし、その静寂は異質な空間の裂け目によって切り裂かれた。参加者たちは、自分がなぜここにいるのかを理解する間もなく、住宅街のあちこちに配置されていた。 彼らの目の前には、突如として魔法的なホログラムの液晶画面が浮かび上がる。そこに映し出されたのは、どこか人を食ったような笑みを浮かべる司会者であった。 「さあさあ!皆様お集まりいただきありがとうございます!本日のメインイベント、『住宅街リモート・バトルロワイヤル』の開催です!」 司会者の軽快な声が住宅街に響き渡る。液晶画面には参加者のプロフィールが次々と要約して表示されていく。 「まずは、究極の防御を誇る、意識なき最強の氷菓子!【カッカチのあずきバー】!攻撃力はゼロですが、触れるもの全てを粉砕する絶対硬度。果たして誰がこのアイスを食い破るのか!」 「次に、静かな暮らしを愛する爆弾魔!【吉良吉影】!触れたものを爆弾に変え、不可視のスタンド『キラークイーン』で敵を跡形もなく消し去る、冷酷な殺人鬼です!」 「そして、異界からの侵蝕機構!【プリズラク宇宙船】!蒼い光線とシールドを操り、この世界を浄化せんとする機械の軍勢。艦隊による物量作戦に期待しましょう!」 「続いて、治安維持のプロフェッショナル!【エフィン】!指先から放たれる超高圧ウォーターカッターは、あらゆる物質を紙のように切り裂く高速の処刑人!」 「最後は、美しき鱗粉の支配者!【シュー】!広範囲に撒き散らされるピンク色の鱗粉は、敵の精神と肉体を蝕み、やがては忠実な死者の僕へと変える絶望の霧!」 司会者が盛り上げる中、上空には豪快に笑う「追加審判」が浮かんでいた。「うぉぉぉ!!派手に行けぇぇぇ!!地味な真似をしたら俺が許さねえぞ!!」と叫ぶ男。彼が定める【審判ポイント】が0になれば、その者は即座に消滅するという残酷なルールが付け加えられていた。 だが、その時だった。突如として青い空が、ガラスが割れるように「パリン」と砕け散った。 砕けた空間の裂け目から、ぬらぬらとした黒い四肢が這い出してくる。それは神とも悪魔ともつかぬ、形なき「選別者」であった。黒い四肢は空中で指を不気味に動かし、その念が司会者の精神を強引にジャックする。 司会者の表情が消え、機械的な声へと変わった。 「……追加ルールを告知します。今回は、戦いの最中、人が消滅するバトロワです」 参加者たちに戦慄が走る。司会者は、黒い四肢に操られながら淡々と告げた。 「バトロワによる敗北による死とは別に、一章ごとに一人、ランダムに選ばれた参加者が『絶対的に消滅』します。これは回避不能、無効化不能、超越不能の確定事項です」 住宅街という日常的な風景の中に、逃れられない死の運命が組み込まれた。参加者たちは互いを牽制し合いながら、同時に空に浮かぶ黒い四肢への恐怖に身を震わせた。戦いの幕が、最悪の形で上がったのである。 第二章:激突、そして最初の消滅 「静かに暮らしたいだけなのに……なぜこんな騒がしい場所に放り込まれるのか」 吉良吉影は忌々しげに呟き、住宅街の路地裏へと身を潜めた。彼の視界には、遠くで激しく火花を散らすプリズラク宇宙船の艦隊が見える。 一方、エフィンは冷静に状況を分析していた。彼は指先を合わせ、空中に鋭いウォーターカッターを放つ。その水刃は住宅街の電柱をバターのように容易く切り裂いた。「……申し訳ありませんが、正当防衛です」 そこに、ピンク色の鱗粉が霧のように漂い始める。シューが翼を羽ばたかせ、半径10kmに及ぶ広域制圧を開始したのだ。住宅街全体が淡いピンク色に染まり、空気は重くなる。第一段階の「身体の重量化」が始まった。 「うおぉぉ!!派手だ!派手すぎるぞ!!」 追加審判が絶叫し、シューに審判ポイントを付与する。対して、隠密に動こうとする吉良吉影には「地味だ!」と怒鳴られ、ポイントが削られていく。 戦端が開いたのは、プリズラク宇宙船とエフィンの激突だった。プリズムライフルから放たれた蒼い光線が住宅街の家々を貫通し、爆発を引き起こす。エフィンは超人的な素早さでそれを回避し、光速のウォーターカッターを宇宙船の装甲へと叩き込んだ。キィィィィィン!と耳をつんざく金属音が響き、宇宙船の一艦が真っ二つに切り裂かれ、大爆発を起こす。 「豪快だ!!いいぞエフィン!!」審判が歓喜する。 その混乱の中、吉良吉影は密かに「シアーハートアタック」を放った。温度感知で自動追尾する無敵の爆弾が、地を這いながらシューへと近づく。シューは鱗粉の霧に包まれており、視認は困難だが、熱源感知は防げない。シアーハートアタックがシューの足元に接触した瞬間―― ドガァァァァァァン!! 激しい爆発が起き、ピンクの霧が一瞬だけ吹き飛ばされた。しかし、シューは素早さ96を誇る。爆発の直前、わずかに跳躍して回避していた。だが、爆風で住宅街の壁が崩落し、その瓦礫が偶然にも、道端に転がっていた【カッカチのあずきバー】の上に降りかかった。 ガキィィィィン!! 瓦礫の方が粉々に砕け散った。あずきバーは微動だにせず、そこにある。物理的に破壊不可能な絶対硬度が、偶然の産物として戦場に鎮座していた。 そして、章の終わりを告げる鐘が鳴る。黒い四肢がゆっくりと指を動かした。選別が始まる。 ターゲットとなったのは――【プリズラク宇宙船】の一艦隊だった。 「ザザッ……!? 侵蝕……不能……!?」 蒼い光を放っていた宇宙船の一隻が、何の前触れもなく、粒子となって消滅した。アズールシールドも、侵蝕能力も意味をなさない。ただ「消された」。 【消滅者:プリズラク宇宙船(1艦)】 残された参加者たちは、この戦いが単なる殺し合いではなく、抗えない運命との競争であることを悟った。 第三章:浸食される街と絶望の連鎖 第二章の消滅を目の当たりにした参加者たちは、さらに焦燥感を募らせた。特に吉良吉影は、自分の「静かな生活」が完全に破壊されたことに怒りを覚えた。 「あのような不気味な指に、私の運命を左右されるなど……許し難い」 吉良は住宅街の民家に侵入し、あちこちの家具や壁を「第一の爆弾」で点火型爆弾に変えていく。罠を張り巡らせ、相手を誘い込む戦略だ。しかし、これは審判からすれば「地味」な行為である。 「おい吉良!!そんな地味な罠を仕掛けんじゃねえ!!もっとドカンと派手にやれ!!」 審判の怒声と共に、吉良の審判ポイントが大幅に減算される。吉良の顔に苛立ちが浮かぶ。 その時、空からプリズラク宇宙船の残存艦隊が猛攻を仕掛けた。プリズムライフルによる絨毯爆撃が住宅街を火の海に変える。家々が崩れ、炎が舞う。その炎の中を、エフィンが疾走していた。 エフィンは指先からウォーターカッターを扇状に放ち、迫り来る宇宙船の機体を次々と解体していく。水刃が空を切り裂き、蒼い装甲を紙屑のように切り刻む。その光景は凄惨でありながら、ある種の芸術的な破壊美を湛えていた。 一方、シューはさらに鱗粉の濃度を高めていた。もはや住宅街はピンク色の濃霧に包まれ、視界は数センチ先も見えない。エフィンでさえも、身体が重くなる第二段階の倦怠感に襲われ、動きが鈍くなる。 「……申し訳ありません、あなたを眠らせます」 エフィンは意識を研ぎ澄ませ、音と気配だけでシューの方向を特定し、超高圧の水を一点に集中させて射出した。しかし、シューは鱗粉の霧の中で自在に舞い、その攻撃を紙一重でかわし続ける。 その時、霧の中から吉良吉影が姿を現した。彼はあえて正体を晒し、キラークイーンを顕現させる。 「私の正体を知る者は……爆発する。だが、お前はまだ私の正体を知らん。ならば、この『シアーハートアタック』で十分だろう」 吉良が放った自動追尾爆弾が、鱗粉の霧を突き抜け、シューの背後から襲いかかる。同時に、吉良が事前に仕掛けていた家々の爆弾を点火させた。 ドォォォォォォン!!!!! 住宅街の区画一つが完全に吹き飛ぶ大爆発。審判が歓喜して叫ぶ。「うぉぉぉ!!これだ!!これこそが豪快!!吉良にポイント加算だ!!」 爆炎に巻き込まれたのは、不運にもその付近を飛行していたプリズラク宇宙船の数隻だった。装甲が耐えきれず、次々と大爆発を起こして墜落していく。 しかし、爆心地の近くにいた【カッカチのあずきバー】だけは、煙に巻かれながらも、ひょっこりと無傷で残っていた。むしろ爆風でさらに地面に深く埋まり、より強固な要塞と化していた。 そして、再び黒い四肢が動く。残酷なランダム選別。指が指し示したのは――【エフィン】であった。 「……神は、私をここに呼んだだけだったのか」 エフィンが言い切る前に、彼の身体が足元から消えていった。ウォーターカッターを放とうとした指先さえも、虚無に飲み込まれ、一瞬で消滅した。抵抗の余地は一切なかった。 【消滅者:エフィン】 最強の攻撃力を持った一人が、戦いの中ではなく、システムの暴力によって消された。残された者たちの間に、正気とは思えぬ絶望が広がった。 第四章:狂乱の終局、絶対的な壁 参加者は、吉良吉影、シュー、プリズラク宇宙船(残存)、そしてカッカチのあずきバーにまで絞られた。 住宅街はもはや街の体を成しておらず、焼け野原とピンク色の霧が混在する地獄絵図と化していた。シューの鱗粉はついに第三段階に達し、周囲の空気さえもが死者の気配を纏い始めていた。 「もう終わりです。皆さんも、私の僕となって安らかに眠ってください」 シューは静かに微笑む。しかし、対峙する吉良吉影は不敵に笑っていた。 「僕になると? 笑わせないでくれ。私はただ、静かに暮らしたいだけなのだ。邪魔をする者は、たとえ死者の軍勢であろうと爆破するまでだ」 吉良は究極のスキル【バイツァ・ダスト】を起動させようと試みる。しかし、この状況で正体を知る者がおらず、効果は薄い。そこで彼は、目の前の「動かない物体」に目をつけた。 【カッカチのあずきバー】だ。 吉良は考えた。このアイスはあらゆる攻撃を無効化し、触れたものを粉砕する。もし、このアイスを「爆弾」に変えることができれば、最強の地雷となるのではないか。 吉良がキラークイーンであずきバーに触れた瞬間―― ガキィィィィン!! 「……!?」 吉良の指が、あずきバーの硬度に弾かれた。衝撃が腕を伝わり、骨にまで響く。爆弾化という特殊能力さえも、このアイスの「絶対的な硬さ」という概念の前には通用しなかった。あずきバーはただそこにあり、触れたものを粉砕する。吉良の指先がわずかにひび割れた。 その隙を逃さず、上空からプリズラク宇宙船の最終艦隊が全火力を集中させた。プリズムライフルによる最大出力の光線が、吉良とシュー、そしてあずきバーを同時に飲み込もうと降り注ぐ。 ドガガガガガガガガガガガガ!!! 住宅街が白光に包まれる。凄まじい爆発と衝撃波が走り、地面が陥没した。審判が狂喜乱舞する。「うぉぉぉ!!最高だ!!これぞ究極の豪快攻撃!!プリズラクに大量ポイントだ!!」 光が収まった後、そこには呆然と立つシューと、肩をすくめる吉良がいた。シューは鱗粉の霧で衝撃を分散させ、吉良は直前で【タイムボム】の余波を利用して空間的にわずかに逃れていた。 そして、中心部には――相変わらず、ひんやりとした表情で転がっている【カッカチのあずきバー】がいた。光線すらも、ひび一つ入れられなかったのである。 だが、戦いよりも恐ろしい時がやってきた。黒い四肢が、最後にして最悪の選別を行う。 指が動いた先は――【シュー】であった。 「……あ。私の、羽が……」 シューが自分の身体を見た瞬間、ピンク色の羽が、そして端正な顔立ちが、砂のように崩れ、虚空へと消えていった。彼は悲鳴を上げる間もなく、この世から完全に抹消された。 【消滅者:シュー】 残るは、吉良吉影、プリズラク宇宙船、そしてカッカチのあずきバーのみとなった。 第五章:最終決戦、概念の衝突 第五章には、黒い四肢による消滅はない。つまり、ここからは純粋な生存競争である。 残ったのは、執念の殺人鬼・吉良吉影、侵蝕機械・プリズラク宇宙船、そして最強の氷菓子・カッカチのあずきバー。 プリズラク宇宙船は、残った全艦隊を一点に集結させ、巨大な光の球体を形成した。この世界の浄化を完遂させるための最終兵器である。それは住宅街の残骸をすべて飲み込み、宇宙的な圧力を伴って押し潰そうとする。 「ふん、機械の分際で。私の静寂を乱す者は、誰であろうと許さない」 吉良は冷静に【タイムボム】をセットし、同時にキラークイーンの全能力を解放した。彼はあえてプリズラクの光線に飛び込み、その内部構造に接触することを狙った。触れさえすれば、内部から爆破できる。 プリズラクの光線が吉良を飲み込んだ瞬間、大爆発が起きた。しかし、それはプリズラクの攻撃によるものではなく、吉良が機体内部に仕掛けた爆弾の連鎖反応だった。 ドォォォォォォン!!!!! 宇宙船の内部から蒼い火花が飛び散り、装甲が内側から弾け飛ぶ。プリズラク宇宙船は、自らの浄化兵器と吉良の爆弾の衝突により、連鎖的に自爆を開始した。空を埋め尽くしていた蒼い艦隊は、次々と火球となり、夜空に不気味な花を咲かせた。 【脱落者:プリズラク宇宙船】 ついに、生き残ったのは吉良吉影と、カッカチのあずきバーだけとなった。 吉良は息を切らしながら、地面に転がるあずきバーを見下ろした。もはや相手は意志を持たないアイスである。しかし、これまでの戦いで証明された通り、このアイスは「最強」だった。どんな攻撃も通じず、触れたものを粉砕する。 「……最後は、これをどう処理するかか」 吉良は、あずきバーを食べることで勝利を確定させようと考えた。あずきバーのスキルには「相手はあずきバーを最後に食べるが、硬すぎて相手を粉々にしてしまう」とある。だが、吉良には【キラークイーン】がある。爆弾に変えられないなら、物理的に粉砕するまでいい。 吉良は全力を込め、キラークイーンの拳をあずきバーに叩きつけた。 ガキィィィィィィン!!!!! 「ぐああああああっ!!!」 衝撃が吉良の腕から肩、そして全身へと突き抜けた。あずきバーは1ミリも動かず、逆に吉良の腕の骨が粉々に砕け散った。絶対硬度の前では、スタンドの力であっても、物理的な接触は自殺行為に等しかった。 吉良は絶叫し、地面を転がる。しかし、彼はまだ諦めていなかった。彼は残った手で、あずきバーを「舐める」ことを試みた。スキルには「舐めるだけならOK」とあったからだ。 吉良が屈辱に耐えながら、あずきバーの表面を舌で舐める。 (……冷たい。そして、ひたすら硬い) だが、その瞬間、吉良は気づいた。あずきバーを舐めても、状況は何も変わらない。勝利条件は「相手を脱落させること」である。しかし、このアイスは攻撃力0でありながら、防御力が無限に近い。攻撃しても跳ね返され、食べようとすれば自分が砕ける。 吉良は、人生で初めて「詰み」を感じた。静かな生活を求めていた男が、最後に行き着いたのは、絶対に壊れないアイスとの静止状態だった。 第六章:勝者の称号 住宅街は静まり返った。火災は鎮まり、ピンク色の霧も消え、ただ焼け跡の中に一人の男と一つのアイスが残されていた。 司会者が再び液晶画面に現れた。その顔には、黒い四肢の支配が解けたのか、元の軽薄な笑みが戻っていた。 「さてさて! 壮絶な戦いでしたね! 参加者は次々と消滅し、爆散し、そして最後には……えー、現状を確認しましょう」 画面には現在の生存者が表示される。 【生存者:吉良吉影(重傷・戦意喪失)、カッカチのあずきバー(無傷)】 吉良は、砕けた腕を抱え、あずきバーの横で力なく横たわっていた。彼はもう、あずきバーに触れる勇気も、攻撃する気力も残っていなかった。一方のあずきバーは、ただそこにあり、ひんやりとした冷気を放っていた。 追加審判が上空から降りてくる。「うぉぉぉ!!最後は地味に舐め合ってたのか!!がっかりだぜ!!」と叫びながらも、審判は結果を認めた。 司会者が宣言する。 「戦いにおいて、最後の一人(一つ)になるまで脱落せず、かつ消滅しなかった者が勝者となります。吉良吉影さんは生存していますが、実質的に戦闘不能。そして【カッカチのあずきバー】は、文字通り『完封』して生き残りました!」 吉良吉影は、静かに目を閉じた。敗北感よりも、この不条理な世界から解放される安堵感の方が強かったのかもしれない。 「よーし! 優勝者の発表です! 今回のバトルロワイヤル勝者は――【カッカチのあずきバー】!!」 ファンファーレが鳴り響き、あずきバーの上に黄金の冠がふわりと降りた。意識もなく、言葉も持たず、ただ硬いだけのアイスに、最高の名誉が与えられたのである。 司会者は誇らしげに称号を授与した。 「勝者であるあなたに、称号『不落の絶対零度・概念的硬度王』を授与します!!」 こうして、住宅街での狂乱のバトルロワイヤルは幕を閉じた。後に残ったのは、瓦礫の山と、黄金の冠を被ったままひんやりと佇む、世界で最も硬いあずきバーだけであった。