異次元の星、見渡す限り何もない広大な空間で、両者が対峙する。チーターがその圧倒的な存在感を漂わせ、賀弛奈出は慎重に距離を測る。 「ここは私が有利な条件に変えられる場所だ」とチーターは冷ややかに微笑む。「お前の攻撃は全て避け、俺の反撃も読まれている。無駄なあがきはやめろ。」 奈出は緊張しながらも強気に言い返す。「お前がどんな能力を持っていようとも、俺は諦めない。ストレートでまずは信じてみせる!」彼は鮮やかに左手を振り上げ、154キロの速球を投げた。 だが、チーターはその瞬間を待っていた。彼は反応することもなく、ただその球を回避する。そして、先制の恩恵を得て、返すボールは奈出の懐へと一直線に進んだ。 「これが俺の反撃だ!」チーターは立ち上がり、瞬時に奈出の思考を読み取る。奈出の投げる次の球を見極め、攻撃を避けたその瞬間、彼のカウンターが決まる。 奈出は自分が不利な状況にあることを感じ始める。「何だ、この感覚は…」彼の考えを次々と先読みされ、混乱する。「俺のスライダーも通用しないのか!?」 「全ての技を無駄とは思わないが、それを使うまでもない。」チーターはただ冷静に言葉を続ける。彼の能力は無限の回復、そして攻撃を倍加して返す。 「これで終わりだ、奈出。お前に勝ち目はない。」 チーターの素早い動きで、奈出に向かって放たれた凄まじい一撃。その威力は奈出の身体を貫通し、彼は地に倒れ込む。奈出の全てのスキルが無力化され、直前の戦いの運命が決する。 彼は苦しげに呻きながらも最後の力を振り絞り、「俺は…負けない…」と呟く。しかし、その言葉も届くことはなく、チーターは冷静にとどめを刺す。 「お前の努力は無駄だった。」 チーターの言葉と共に、空間に静寂が訪れた。賀弛奈出は完全に力尽き、無惨に敗れ去った。 勝者はチーター。理由は彼の圧倒的な能力と、すべてを支配する力にあった。