Aチームは、広大な戦場に散らばるBチーム《S級魔物》エンファーを相手に、クールな表情を保ちながらも確実な判断力を求められる状態にあった。シズカ・スナイプニールは、遠く離れた場所からサポートを行うべく、鉄のような冷静さで狙いを定めた。 「ターゲットを捕捉。」彼女の声が響く。光学迷彩により位置は隠されているが、弾種選択は明確だ。「高速徹甲弾を装填。ファイア!」 その瞬間、弾丸は大気を切り裂き、エンファーの首筋を正確に狙い撃った。だが、エンファーは黒い炎で周囲を包み込む。《終炎》の灼熱の温度が周囲を焼き尽くし、爆風が起きる。「うっ、まずい!」とシズカは声をあげ、素早く移動用ワイヤーを使用して別の位置へと脱出する。 その光景を見ていたTEKティラノサウルスは、仲間であるシズカを守るべく、狂ったように咆哮し、エンファーに突進した。鋭い牙を持つその巨体は、地面を揺るがすように移動を開始し、エンファーに向かって突き進む。 「俺に乗れ!」と、メリオダスがTEKのサドルに駆け上がる。「さあ、行くぞ!」両者の協力で、ティラノサウルスはエンファーに向けて強烈な噛みつきを放つ。 戦闘は続き、エンファーは黒い炎を放ちながらも攻撃を続けたが、シズカとメリオダスの連携によって、撹乱が成功した。シズカは再び狙いを定め、今度は榴散弾を選択。「ファイア!」弾丸が炸裂し、エンファーの青白い鎧を弾き飛ばす。 「その隙間だ!神千斬り!」。メリオダスが叫びながら巨大な斬撃を繰り出すと、炎を纏ったエンファーは、力強い剣で迎撃しようとする。しかし、その壮絶な攻撃により、メリオダスの魔力が倍増し、エンファーに直撃した。エンファーは後方へと吹き飛び、黒い炎が一瞬消える。 「やった、倒したか?」とシズカが不安そうに言う中、残照のように立ちあがるエンファー。 だが、シズカは今度こそ確かな狙いを定める。「最後の一発、捕縛弾を装填!」そして、不屈の意志を持って、彼女のレールガンが火を吹いた。 捕縛弾はエンファーに命中し、黒い炎を束縛するかのようにその動きを制御した。「今、皆、攻撃の準備!」とシズカ。ティラノサウルスがエンファーに突進、メリオダスがその隙を捉えて再度の「神千斬り」を放った。 ついに、燃え盛る黒い炎は消え、エンファーは倒れ込んだ。闘志に満ちた三人は、腕を高く掲げた。「我がAチームの勝利だ!」と、シズカが大声で宣言した。 Winner:A 【獲得ギル:2000】