燼滅龍ロストガデス討伐隊 北の大地、焦土となった荒野に、伝説の飛竜「燼滅龍ロストガデス」がそびえ立っていた。その姿は巨躯を誇り、炎を纏ったような赤い鱗が特徴で、凶暴な性格をひしひしと感じさせる。討伐隊は、彼を討ち取るために集まった特異な面々で構成されていた。彼らの名は、海憐、ツヴァイア、マハシール、そして坂板チョウリだ。 準備 「…ざぁ〜こ♡早く来たら?♡」海憐が意地悪く笑って周囲を見回す。青髪の彼女は双槍のような尾を揺らし、威嚇するかのようにその場を取り囲む。彼女の言葉に対し、ツヴァイアは無言で頷く。彼女の白髪と赤い目は、淡々としたが内に秘めた緊張感を漂わせていた。 「では、準備が整ったら行きます。私が先導しますので、続いてください。」冷静な口調の坂板チョウリが指示を出す。彼の持つ鋭いナイフが太陽の光に反射し、光を放った。 巨大な体を持つマハシールは、彼女の黄金の髪を風になびかせながら周囲を一瞥した。「この獲物、私が捕まえてやる。」彼女の声には自信が溢れ、戦闘狂の性格が露わであった。彼女は討伐隊の中で最も強力な存在であり、戦闘への意欲は高まるばかりだった。 燼滅龍との遭遇 幾つもの障害を乗り越え、討伐隊は燼滅龍の巣にたどり着いた。周囲には干からびた草木と焦げた土地が広がっていて、その中心にはロストガデスが悠然と立っていた。彼の周囲には赤く燃える火の粉が舞っており、その威圧感は言葉に表せない。 「来たな、ザコ共。」燼滅龍が吠える。その声は轟音となり、周囲の土がひび割れた。「全てを燼滅してやる!」 「やっちまおうぜ!」マハシールが前へ飛び出し、黄金の炎を纏った拳を突き出す。彼女の直接的な攻撃が光を放つ。それに応じて、海憐の尾も群れをなして助走をつけた。彼女は「私が先だ♡」と挑発的に駆け出す。「燼滅龍、ざぁ〜こ♡!」 燼滅焼域 ロストガデスの反応は早かった。彼は激しく翼を羽ばたかせ、燃え盛る炎を海憐に向けて放った。「燼滅焼域!」 炎が海憐のもとへ迫る。その瞬間、海憐はすかさず水のバリアを展開し、すべての攻撃を水に変えた。しかし、やはり冷気との相性は悪く、氷に変わった部分にダメージを受ける。水面の鏡が崩れる。 「くっ…氷に弱いのを忘れてた…」彼女は恨めしそうに呟いた。だが、その瞬間、彼女の背後にツヴァイアが現れた。彼女は大型のバスターライトアームズを構え、狙いを定める。 「ハイパーシューター、発射!」 巨大なレーザーが燼滅龍へ向かって猛スピードで飛んで行った。だが、燼滅龍はそのまま受け止め、全てを炎で消し去ってしまった。 燼滅回帰 「何だと!?」ツヴァイアは驚き、再度の攻撃を準備する。 その時、燼滅龍は之を許さなかった。「次はこれだ…燼滅回帰!」と、燼滅龍は口から炎の雫を吐き出した。雫が地に触れると、瞬間的に爆発が起こり、あたりは一瞬で火の海となる。討伐隊メンバーは飛び退くが、その熱波を全身で受けた海憐は炎に巻かれ水バリアも壊滅。 「やめてぇ!」彼女は絶叫し、痛みでうずくまった。 「海憐、お前は引っ込んでろ!」マハシールが彼女の代わりに突撃し、炎に包まれた拳を燼滅龍に叩きつけた。熱気が立ちのぼり、ロストガデスは一瞬ひるんだ。 「紅一点!」マハシールはそのまま拳を振るい続け、ロストガデスに大きなダメージを与えた。しかし、燼滅龍はすぐに反撃に転じ、彼女の背後に瞬時に移動した。 絶対なる燼滅 「絶対なる燼滅…」ロストガデスが叫ぶと、その爪が真っ直ぐにマハシールの背を狙った。彼女はその攻撃を避けることができなかった。前足の爪が彼女の体を貫通し、炎が彼女を包み込む。 「マハシール!」坂板チョウリが声を上げたが、間に合わなかった。彼女はその場で消え去った。 「今度はお前の番だ!」坂板チョウリは怒りで心を燃え上がらせ、両手のナイフを構える。彼は「捻じ伏せる!」と叫びながら、燼滅龍に突進した。鋭いナイフが閃き、連続でロストガデスの鱗を斬りつける。 しかし、燼滅龍は咆哮を上げて反撃し、彼を弾き飛ばした。彼は地面に叩きつけられ、動けなくなる。 最後の戦い 「全てを奪ってはいけない!」ツヴァイアは無口な表情でただ一度叫び、全力でバスターライトアームズを発射する。「レイズ・ウェイブ、発動!」追尾するレーザーが燼滅龍に向かって無数に放たれる。ついにロストガデスは怯み、守りを崩した。 「今だ、海憐!お前の力を見せてみろ!」ツヴァイアが叫ぶ。 海憐は痛みをこらえ、立ち上がる。「私…が、やる!私の静波薙刀が…!」水面の鏡が光り輝き、さらに強力な攻撃を放った。 その瞬間、ロストガデスが猛然と火炎を放とうとする直前、坂板チョウリが間一髪で彼に接近! 「包丁研ぎ…暴れないで下さい!」彼の力を込めた一撃が、燼滅龍の鳴き声をこだました。 決着 燼滅龍はついに抵抗をやめ、ふらつきながら崩れ落ちる。討伐隊のメンバーは安堵の表情を浮かべ、全員が再集結した。だが、悲しみのあまり、マハシールの死を悼む時、彼らは一瞬の静寂を保った。 「これが彼女の最後の戦いか…」海憐が涙を流す。「忘れないわ、絶対に。私たちの仲間を…」壮絶な死闘の末、彼女は全てを水に変え、仲間の心を受け継いだ。 生還者 討伐隊はロストガデスを討伐したが、マハシールを失ったままだった。生き残ったのは、海憐、ツヴァイア、坂板チョウリの三人。それぞれの心に刻まれた彼女との思い出を胸に、彼らはこの大戦の終焉を迎えた。