暗く寒々しい空の下、古びた遺跡の中央に集まった参加者たち。彼らの前に立つのは、神秘的な存在、コスモス。彼女の手には調停の銃ニバスが静かに輝いていた。 「ここにいる全ての者たち、戦う理由は何だ?」コスモスは冷静な声で言った。その言葉には、戦いを呼びかけるための調停が感じられた。 髑髏の魔女『ドロテア』は、黒いゴシックドレスを揺らしながら前に進み出た。「私の力を試すつもりでは?私の先生が教えてくれたのです。」彼女の隣に控えているのは骸骨の先生。「行け、ドロテア。私の魔力を借りて、その銃を打倒しなさい。」 ドロテアはその言葉を力に変え、涙骨を掲げた。彼女の周囲には、黒い霧が立ち上り始め、虚激のスキルを発動させた。「さあ、コスモス!」 すると、コスモスは微笑みを浮かべながら答えた。「面白い。だが、私を倒すにはもっと力が必要だ。」 「恐れることはない!」ドロテアは力強く叫んだ。「先生の力を借りるから!」 魔法道具に手をかけ、ドロテアは魔力札を召還した。「火の魔力札、行け!」 火の球がコスモスに向かって飛び出す。だが、コスモスはニバスを構え、一発の銃声が響いた。 「調停!」その声と共に火の球は消え去り、ドロテアの後ろにいたラクラリィが反応した。 「私も負けてられない!」ラクラリィはシャドウ・ラクラリィの力を駆使し、影の中から鋭い触手を放った。触手はすぐにコスモスの腕を捕らえた。 「その攻撃も無意味だ!」コスモスは振り払うと再び銃を向けた。「ブラストイーレス!」 その瞬間、攻撃を受けた彼は気を失い、闇に沈んでいった。 ドロテアは恐怖の目で見守りながら、自らの力を振り絞って最も強力な魔法を発動した。「ペイルゼント!先生の全魔力を引き継いで、天空に魔法陣を!」 上空に巨大な魔法陣が現れ、周りの空気が震えた。「コスモス、これが最後よ!」 魔法陣から放たれた力が、骸骨軍隊を無限に召喚する。 しかし、コスモスは今も冷静だ。「私はここで終わらせはしない。奥義エクリブリウム!」その光が周囲を包み込み、全てを完全に調停する瞬間が訪れた。 ドロテアは立ち尽くし、絶望の中で言葉を失った。「なんてこと…」 「これが調停の力だ。無価値な戦いを終わらせるために、全てを捨て去る。」コスモスの声は響き渡り、彼女の意志が形となるように感じられた。 その瞬間、ドロテアは何もかもが崩れ、虚無の中に消え去っていった。 残されたラクラリィもその場で消え去った。 コスモスは、自身の勝利を確信し、再びその銃を静かにしまい込んだ。「私の調停は、全てを正しい道へと導く。これが私の運命。」 その言葉を最後に、あたりは静寂に包まれた。 コスモスは、戦闘の場を後にした…