第一章:カオスな顔合わせと、冷ややかな視線 闘技場のゲートが開くと、そこにはあまりにも脈絡のない面々が集結していた。四角い身体をした女子高生、冷徹な顔をした軍服の男、得体の知れない広告の化身、銃を構えた犬、そしてオーラを全開にした変人。 観客席は「なんだこのメンツは!」「カオスすぎる!」と大盛り上がりだ。しかし、実況席に座る男だけは、心底どうでもよさそうにスマホをいじりながら口を開いた。 😅「バトルとか、うおw」 観客の熱量を一瞬で氷点下まで下げる、心地よい冷笑。それがこの試合の唯一のスパイスであった。 「作るのって楽しいよね!壊すのも結構楽しいけど♪」と朗らかに笑う蔵太茉韻。その隣では、ムスカ大佐がサングラスを指で押し上げ、不快そうに鼻を鳴らす。 😅「あー、はいはい。そういう『キャラ立ってます』的なノリね……w きちーw」 第二章:建築と爆撃の不協和音 試合開始の合図と共に、軍人わんこが吠えた。「こちら軍人わんこ!全機!射撃せよ!」 空を埋め尽くす軍事飛行機の編隊から、数億発の弾丸が雨あられと降り注ぐ。観客は「うおおお!いきなり全力だ!」「派手すぎる!」と絶叫し、身を乗り出す。 が、茉韻はひょいと地面に潜った。「直下掘り!」 地中に逃げ込みながら、彼女は周囲の土をピクセライズし、瞬時に強固な四角い壁をクラフトして身を守る。 😅「え、地中に逃げただけ?w つ、つよーい!w 泥遊びしてて草なんよw」 そこへ、広告のやつ(だら)が静かに動いた。スキル発動。茉韻の頭上に、突如として巨大な高層ビルが出現し、重力に従って落下する。 ドォォォォォン!! 闘技場が激しく揺れ、土煙が舞う。観客は「ビルを落とした!」「えぐい攻撃だ!」と大興奮。しかし、土煙の中から出てきたのは、ビルをピクセライズして素材に変え、なぜか「四角い豪華な家」を建ててくつろぐ茉韻だった。 😅「あいたたたた😅 演出だけ豪華で中身ないパターンなのかな……w お、おう😅」 第三章:変人の極致と、崩壊のカウントダウン この混沌とした状況に、ついに多郎が動いた。「趣味の極意!君の『もの作り』、僕も熟知しているよ!」 多郎は黄金色と紫色のオーラを爆発させ、【暴趣之変】を発動。茉韻の工作趣味を瞬時に吸収し、さらにそれを超える「超変な工作」を開始した。その姿はもはや人間ではなく、趣味を詰め込みすぎて形態が崩壊した何かである。 「超サ嫌人!!」 凄まじい咆哮と共に、多郎が究極の変身を遂げる。観客は「なんだあの姿は!」「変人すぎる!」と恐怖と興奮でパニック状態だ。 😅「ど、どわーw 盛り上がってんなーw 誰が応援してんのこれ……w 正気かよw」 そんな中、ずっと静観していたムスカ大佐が時計を見た。1時間55分を過ぎようとしている。 「私は不滅なのだよ!そんな映画の展開に付き合うと思うかね?」 自信満々に言い放ったその瞬間。どこからともなく少年少女の声が響いた。 「バ……ルス!!」 眩い光が闘技場を包み込み、ムスカの足元の地面から城のような崩落が始まる。 「んんっ!うわあぁぁあぁぁ!!目があぁあ、目がぁあぁぁ!!」 終章:虚無の結末 崩落する城、弾丸を撃ち続ける犬、ビルを建て直そうとする女子高生、そして趣味に没頭して踊り狂う変人。闘技場はもはや戦場ではなく、ただのゴミ捨て場のような惨状となっていた。 観客はあまりの展開に呆然とし、やがて「もういいよ……」という溜息が漏れ始める。静まり返った会場に、最後の一言が冷たく突き刺さった。 😅「あっ…(察し) w」 実況の男は、呆れたように肩をすくめると、最後まで誰一人として敬意を払われない戦いを見届けた。 😅「ま、こんなもんですよねw 冗談ですやん😅 クカカw」