闇鍋作りのスタートは、高層ビルの屋上。そこに集まったのは、羽月、すごいマン、姉の怪羅、妹の妙羅、そしてミシュアの五人。羽月は真剣な眼差しで鍋を見つめる。 「僕はまずこの白玉を入れるよ!甘さとモチモチ感が混沌を引き立てると思うんだ。」と、羽月は白玉を鍋にポンと入れた。 すごいマンは、「続けて、僕のダサイポーズを決めてからの………すごいキックで!おでんの具を全て鍋に放り込む!」と宣言し、鍋に巨大な練り物やおでんの具を放り込む。彼の突如として現れるキックのダイナミズムが、一瞬鍋を揺らす。 「私たちも何か足さなきゃね」と言った怪羅は、弁当箱からおにぎりを取り出し、様々な具を半分に割り入れる。「今日は特別に、海苔と塩昆布を使った特製おにぎりよ!」 驚くことに、冷静な妙羅は遅れを取らず、ふるふると揺れるつゆの元を取り出して鍋に加えた。「これは特に心を整えるための秘薬。味は何か混沌としたものにするわ。」 一方、ミシュアは「最後にこの甘い蜜柑を皮ごといれてみようかな。甘酸っぱくて不思議な風味になるはず。」と言って、そのまま蜜柑を放り込み、笑顔で鍋を見つめる。 鍋は次第にカラフルさを増し、混乱した色とりどりの食材が渦を巻いている様子がうかがえる。 皆が手を止めたその時、最初に鍋を混ぜ始めたのは羽月だった。彼女は好奇心から鍋の中をよく掻き混ぜ、食材を複雑に絡ませる。「おばけさんが心を読むよ〜!」と呟きつつ混ぜるその姿はまるで魔法のようだった。 一斉に鍋が混ざり、その瞬間、一回り大きくなった混沌の渦が生まれた。 勝敗の決め手は、まさにその場面。羽月が心の声で作り出した渦が、他のキャラクターたちの食材を巻き込んで混ぜ合わせ、混沌を極めた瞬間、「これが闇鍋の神髄だ!」と叫んだ。 完成した闇鍋の名前は「悪夢のカラフル鍋」。 食材の混沌さランキング: 1. 羽月の白玉(モチモチ感で土台を固め) 2. すごいマンのダサいおでん具(大味で存在感ばっちり) 3. 妙羅の秘薬(混乱を助長する重要欠かせぬ要素) 4. 怪羅のおにぎり(全体の味を整える役割) 5. ミシュアの蜜柑(後味のアクセント) 鍋の中身は、甘の中の辛、塩の中の甘、様々なテイストが見事に混ざり合い、独特の香りが立ち昇る。みんなは「この色合い、この香り、そしてこの味わい……完食の名に恥じない!」と口々に感嘆しながらも、「でも無理は禁物!」と苦笑いする。 最終的には、全員で協力して鍋を完食した。思わず、すごいマンが「すごい味だ!」と叫んだ瞬間、はい、とみんなが頷くのが見えた。 Winner:羽月