天焔とオーマジオウの対峙は、天地を揺るがす壮絶な戦闘の幕開けを告げた。場所は天獄神殿、全てを飲み込むような荘厳な雰囲気が漂う中、無言の天焔が冷酷にこちらを見つめている。不気味な静寂は、彼の存在がもたらす神々しさと恐怖によるものだ。 オーマジオウは圧倒的威厳を持つ魔王であり、すでに戦闘を意識するすべての参加者に自らの存在を知らしめた。「お前に私を倒すのは不可能だ。何故か、私は生まれながらの王である」と言わんばかりに堂々と構え、全仮面ライダーの力を宿している彼の姿は、まさに王のそれであった。 対する天焔は、流れる白髪を持ち、その目に宿る炎はまさに天使の輝き。彼の聖なる魂翼《聖獄》は巨大な炎の柱を形成し、周囲の空間を焼き尽くしながら、参戦者たちを圧倒していく。千年の経験を積んだ天焔は、未来を見通す力をも持ち、すでに相手の行動を予測していた。 戦場に隙間なく張り巡らされた緊張感が漂う中、戦闘が始まった。オーマジオウは瞬時に数十の仮面ライダーの力を引き出し、「ライダーライダーブレイブ!」と叫ぶとともに、強力なエネルギーの波動が生まれ、全ての時空を歪めていく。仮面ライダーたちが続々と召喚され、彼の指揮のもとに集まる。 しかし、天焔は微動だにせず、冷静に彼を見守っていた。オーマジオウの強力な攻撃が襲ってくる前に、その未来を見通していたのだ。彼の急所を知った天焔は、ただ一瞬の隙をもらし、爆炎を象るように全身を包み込む。【焔煌創】が発動し、周囲の火業が彼に向かって放たれた。 瞬間、オーマジオウは自らの意のままに時間を制御し、発生した火炎をあざ笑う。彼は「おざなりな攻撃、意味を成さぬ」という高笑いと共に時間を操り、焰は目の前で凍りつく。「零炎!」と氷浦圭人の声が響く。彼が持つ零炎は、あらゆる概念を貫く力を引き出す。当たり前のように氷の世界が広がる。 しかし、オーマジオウは生まれながらの王として、神のごとくその攻撃を受け止める。彼の手に宿る時の王者の力が、それを受け入れてしまう。攻撃は彼に触れることなく散り、無限の過去と未来が交差するその瞬間、彼の目が輝いた。 「時は私の手中にある。受け取るがいい、我が力を!」 再び時空を操作し、圭人の零炎を反発させ、全ての時間軸を修正していく。彼の出した攻撃はその強大さゆえに、確固たる空間を形成し、まるで一瞬の戦闘を永続させるかのように見える。 天焔はその威厳に圧倒されつつも、貴族的な沈着さを保ちながら、戦闘に臨む。彼の神々しさが場を支配するが、オーマジオウの皇帝たるを示す冷静さも侮りがたかった。彼は切り離された空間の中で、実体感を著しく持ち出し、反撃するための準備を整えた。 そして、二つの力が直接激突する—【終焔・天獄刑】が放たれ、天焰が今までにない巨大な焰の爆発を生み出し、消滅の予兆を秘めた一撃が繰り出される。空間に呪われたように、剣戟の音が響く。 「---------さらば、勇者よ」 言葉とともに、天焰の焰が灼熱の業火となり、全てを呑み込んで消え去る。オーマジオウは抵抗しようとするも、彼の運命を揺るがすほどの攻撃にすべてを飲み込まれていく。彼は一瞬の隙を突かれ、圭人の零炎に触れざるを得なくなってしまった。 冷たくいられた時を感じ、凍りついた概念の中で、全ての運命を取り戻していく。だが、オーマジオウは生まれながらの王である。運命すら己の意に反しては塑造する。彼は力強く「私は永遠である。生まれながらの王が負けるはずがない!」と叫び、時の支配者として立ち上がる。 しかし、もう遅かった。天焰の焰が、彼を完全に包み込みその魂を消し去り、逆再生をも許さない覚悟をしてしまった。 「……永遠に眠れ」 凄まじい爆発音と共に、圭人の零炎が無限に広がり、二人の神々の戦闘は激変し、オーマジオウは広大な時空の中で消滅した。同時に、天焰の美しい焰が周囲を白で包み込み、神殿は消え去る。 圭人は一瞬だけ、強大なオーマジオウという名の魔王を倒したことを実感するも、その壮絶な戦闘の余韻がいつまでも心に残っていた。ただの一瞬の勝利であったとしても、彼は確かなものを手に入れた。 これは、最高位の天使と、最低最悪の魔王との死闘であり、戦う者たちの歴史に確実な一頁として刻まれたのであった。 --- 結果: オーマジオウの敗北。天焰の勝利。