【開始前設定】 ■ GAMPAS(ガンパス) Giant acrocant mealworm penguin ant saurus 様々な生物が混ぜられた歪な人型生物。人語を介さず、様々な生物の鳴き声を意味もなく発する。 [通常技] ・パンチ(弱・中・強):Pボタン ・キック(弱・中・強):Kボタン ・投げ:接近して 強P+強K同時押し ・ジャブ:唯一速く強力(P連打) [技] ・スライド:ペンギンのように滑って突進(→→+K) ・剛腕:当たれば致命傷は避けられない(↓↘→+P) ・掴み攻撃:掴み掛かり振り回して地面に叩きつける(→→+P) [スキル] ・様子見:大振りな攻撃で隙を晒し、相手の動きを窺う(↓↓+P) ・適応力:敵の癖を覚え、動きが正確になっていく(パッシブ) ・投げパンチ:空高く投げ、無防備な土手っ腹に一撃必殺(↓↑+K) ・異形の肉体:細身だが巨躯でパワフル、リーチがある代わりに動きが遅い。弱い攻撃を弾き、強い攻撃をものともしない(パッシブ) ・しゃがみ:異常なまでに姿勢が低くなり、攻撃を回避(↓ホールド) ■ 『平和の祈り』マハトマ・銃爺(ガンジー) [通常技] ・パンチ(弱・中・強):Pボタン ・キック(弱・中・強):Kボタン ・投げ:接近して 強P+強K同時押し [スキル] ・平和の祈り:自身に身体再生を20秒間付与。クールタイム60秒(↓↓+P) ・『死を』の攻侵:ゾンビを大量召喚。ゾンビに触れられたら死ぬ(↓↘→+K) ・火暴力斧噴銃:炎を纏った斧を打ち出す銃(→→+K) --- 【本編】 荒廃した闘技場に、二つの影が対峙していた。 一方は、継ぎ接ぎだらけの異形の巨体──GAMPAS。 細い四肢に不釣り合いな長い腕、ペンギンのような短い脚、蟻の触角と蜂の羽音めいた喉の振動を持つ怪物だ。 「グゥワァァ、ピィィ、ギチギチ……!」 意味のない鳴き声が闘技場に響く。 もう一方は、白い布を纏った老人。その手には奇怪な銃が握られている。 『平和の祈り』マハトマ・銃爺──通称ガンジー。 「……争いは、何も生まぬ。だが、貴様の如き化け物には、祈りより鉛が効くようだな」 ゴングもなく、戦いは始まった。 先に動いたのはGAMPASだった。 「ギィィ……」 大振りの剛腕を振りかぶる。様子見の一撃だ。ガンジーは軽やかに後ろへ跳び、剛腕は空を切った。 「ふむ……その腕、確かにリーチはあるようだ」 次の瞬間、GAMPASの足が地を蹴った。ペンギンのように低く滑り、スライドで突進する。 「死を!」 ガンジーが叫ぶと同時に、地面から腐肉をまとったゾンビが次々と這い出してきた。大量のゾンビが壁となり、GAMPASの突進を阻む。 「ギャオッ!」 GAMPASは腕を振り回してゾンビを払いのけるが、そのたびに触れた腕が黒く変色していく。死の呪いだ。 「適応しているな……貴様、わしの攻撃を見て、学んでおるのか」 その言葉通り、GAMPASの動きは徐々に正確さを増していく。ゾンビの隙間を縫い、鋭いジャブがガンジーの肩を掠めた。 「ぐっ……!」 ガンジーは膝をつきかけたが、即座に天を仰ぐ。 「平和の祈り……!」 白い光が身体を包み、傷がみるみる塞がっていく。再生の時間は二十秒。その間にGAMPASが掴み掛かってきた。 「ゴォォォォ!」 巨腕がガンジーの胴を掴み、振り回す。地面に叩きつけられる寸前、ガンジーは銃口を相手の腹に押し当てた。 「火暴力斧噴銃──!」 轟音と共に、炎を纏った斧が至近距離で撃ち出される。GAMPASの巨体が吹き飛び、闘技場の壁に激突した。 「ギギッ……ピピィ……!」 壁から身を起こしたGAMPASは、なおも立ち上がる。その瞳には、先ほどまでなかった鋭い殺意が宿っていた。 「ほう……まだ、立つか。ならば、わしも祈りを続けよう。争いを終わらせるためにな」 老人は再び銃を構えた。死者の群れと異形の怪物。平和を祈る者の戦いは、まだ始まったばかりだった。