開戦。戦場は早くも激しい気迫が交錯し、参加者たちは互いに眼を光らせていた。ナスは『反物質体』を発動させると、反物質が引き起こす空間歪みで周囲のすべての動きを完全に封じ込める。彼の周りには濃厚な反物質のエネルギーが溢れ、戦況を一変させる準備が整った。対するフウマは、その冷静沈着な性格を発揮し、戦況を観察しながら風を巻き起こす。アルジャーノンズ・101010は、ズハ:量産型に搭乗し、機動力を生かして周囲を監視し、無尽蔵に展開する妨害と攻撃の準備を進めている。一方、DIOのスタンド『ザ・ワールド』も既に戦闘体制を整え、敵を一掃する準備を怠らない。 戦士たちの息遣いが啓示し、血気盛んな雰囲気の中、互いに力を引き出し合うように次第に戦闘が思惑通りに進んでいく。 たちまち乱戦へと発展し、各参加者は自分の持ち場を思い思いの技で戦い闘う。次々と攻撃が踊り、世界は混沌としていく。ナスはその圧倒的な力で相手を押し返すが、フウマは攻撃を受け流し、静かに耐え忍ぶ。また、アルテア・テスターメントが前に進み出て、パイルバンカーを放ち、敵の防御ラインを突破しようとするが、DIOはすかさず時止めを発動し、一時的に戦況を凌ぐ。 最初の脱落 ☆ アルジャーノンズ・101010がその時、ナスの反物質の圧力に押し込まれ、標的を見失って自爆する。 「無駄無駄無駄!」DIOが笑い、状況を楽しんでいる中、アルジャーノンズ・101010が脱落。残り7人。 次の脱落 ☆ フウマが、『滅風』によって流れを変えようとするが、その直後、ナスが接近し全自動の攻撃を叩き込む。風の精霊は防御力を持っていたものの抵抗が虚しく、急激に反物質の力が押し寄せる。 「がぁ……!」彼は倒れ込む。フウマが脱落。残り6人。 3人目の脱落 ☆ 戦闘が激しさを増す中、DIOは再度時を止め、敵を包囲しようとするが、遅れてやってきた優来の飛び蹴りを受けたことで勢いに飲まれ、致命的な一撃を受ける。さらに彼のスタンドも被害を受け、反撃できず倒れ込む。 「無駄無駄無駄無駄!」と叫んでいる間に、DIOが脱落。残り5人。 前半戦最後の脱落 ☆ アルテアが冷静に機を見極めるも、長引く戦闘による消耗が彼女を襲う。思わぬ形で攻撃を受け、支えを失った彼女は反応できずにそのまま倒れ、最後の力を振り絞るも見えない反物質の波に埋もれる。 「ここで終わりだ!」終焉の声と共にアルテア・テスターメントが脱落。残り4人。 後半戦へ突入し、戦士たちの意気込みはなお高い。 後半戦最初の脱落 ☆ さらに劣勢に立たされた優来が奇跡的に他の戦士とコンタクトし、しがみつくように連携攻撃を試みる。しかし、ナスの自己回復能力と反物質の圧倒的な力によって、一瞬のスキを突かれ吹き飛ばされ、そのまま空間歪みに巻き込まれていく。 「え、あああああ!」優来が脱落。残り3人。 さらに1人脱落 ☆ 戦場の様子を見るに、今度は紅が横やりに強攻を仕掛け、自身の力強さで押し返していくが、今までの戦闘に疲れたのか、スキを見せた瞬間、ナスの攻撃を受けてしまう。 「俺が!」彼は負けを認めるように叫び、心の中で戦い続けたものの、やがて反物質に潰され、倒れ込んだ。龍人・紅が脱落。残り2人。 残り2人の激闘が始まる。 ナスと、果敢に攻勢を張る残ったフウマ。二人とも鋭い視線を交え、戦場の中心で不断の攻防を繰り広げる。しかし、ナスの圧倒的な力に、フウマの耐久は徐々に消耗し、果敢な避けを試みるも、時には致命的なダメージを負う。空間の歪みがさらに彼を追い詰め、フウマは頑張って持ちこたえても体が壊れかける。 そして勝者は ☆ 「私は無敵だ!」と宣言しつつ、最後の一撃が炸裂した瞬間、フウマは力尽き、何も言えず、ナスの勝利となった。 WINNER ナス