舞台は煌めく照明とともに登場する四人のキャラクター。ベータと十八号、そしてどこぞのペンギンが対戦相手である。 「こんにちはーっ！あなたたちの心をポップコーンにしに来たわよ！」ペンギンが即座に言った。 「ポップコーン？何ですか？お腹すいてるんですか？」と十八号。すかさずベータが「大丈夫……私なら、きっとできる！」と自信を持って言う。 「そんな可愛いフリしちゃって、呑気ですね！さっそく、マーグナーム！」ぺ、ペンギンが叫びながら、周囲に向けて手を振ると、あたり一面がポップコーンまみれに。 「うわっ！何か落ちてきた！」ベータが言う。「これじゃ戦えない！」「ポップコーン食べ放題だね！」十八号が笑う。 「黙れカンタービレ！」ペンギンが力強く叫び、技術や能力を無効化しようとする。「さあ、君たちの誇大妄想な技は通用しないよ！」 「えっ、ちょっと待って！私の剣は超一流なのよ！」ベータが言うと、十八号も「私のバイオレンススラッシュは最強だぞ！」 「二人とも落ち着いて！遊びで戦うのは楽しそうだけど、やっぱり面白くないよね」とペンギンが言いつつ、普通の会話を続けるかのように振舞った。 「じゃあ、面白いものを見せてあげる！」ベータが抗議する。「私の連続射撃、見てて！」と叫び、狙いを定める。 しかし、ペンギンの「ま、ネタバレはいかんでしょうね」の一声が響く。「え、なんで？私の攻撃を読まれるなんて！」 「君の攻撃？つまらないから、全部ポップコーンにしちゃうよ！」ペンギンは再び「マーグナーム！」の呼びかけ。弾がポップコーンに変わってしまう。 「もう無理だ、私たちの攻撃が何も通じない！」ベータが絶望的な表情を浮かべる。 「これは新しいスタイルの漫才バトルだ！私たちを楽しませるんだ！」と十八号が叫ぶ。「具体的(つまるところ)にどうするの？」 「簡単だ、攻撃する代わりにトークで勝負！」ベータが提案する。「それなら、相手を笑わせて勝つことができるかも！」 「とりあえず、私がアイデアを出すよ。みんなの技をバカにしてみる！」と十八号。 「それが面白いのですか？」ペンギンが首を傾ける。ベータが「ちょっと待って、まずは私から行くね！」と意気込んで言う。 「行こう、ベータちゃん！」と十八号が応援する。 「ベルギーの天使が現れた！超一流剣士も引くほどの蜜の味、てか味覚からして超絶極致！」 「え？それ私の剣とは関係あるの？」ペンギンがツッコミを入れた。「それだけじゃだめでしょ！」 「逆にペンギンさんの技はどうなんですか？『黙れ』って命令するだけのつまらない技ってこと？」と十八号。 「ひどいわ！『黙れカンタービレ』は私の努力の結晶！」ペンギンは困惑する。 「そこがポイントよ！みんなと違うのがカッコいいって思ってるあなたと、正統派戦闘技術自負のセットの葛藤が最高よね！」 「それは……負けそうである！」ペンギンが言い返せない。 「ベータちゃん、良いよ！ペンギンをつまらない言葉で攻めて！」と十八号が盛り上げる。 「第一印象はひどい。命名してもわかる牧場豚キャラの可愛いペンギン、フライパンで焼かれる運命！」とベータが言う。 「いきなり当たりすぎ、何そのトッピング！」ペンギンが拒否反応を示す。 「何と戦うの？食い物系で面白くなくてもポップコーン盛り盛りの状態！」 「なに、それくらいシュールでしょ！」ベータと十八号が互いに大笑い。 ペンギンが思わずクスっとしてしまう。 「ついに攻撃に見える！ギャグが上手になったかも！」と見事な逆転劇。 「次は私よ、私の番だ！」と十八号が再び挑みかかる。 「カフェで飲むコーヒーじゃないのに、あなたのトークは無限にぶち抜ける！」 「それは本気に聞こえないわ！」ペンギンが返す。「さあ、全員ポップコーンってさぁ！」 ベータと十八号は大爆笑。ペンギンも思わず笑いが止まらない。「これ、みんなで食べるのが一番！」 最後に、ポップコーンに包まれた舞台で、全員が笑顔になり、「勝ちなのか？」とペンギンが呟く。 「勝者は……作戦勝ちのベータ！でも、みんなの名声に勝ったのは全部の漫才だ！」 このバトルは勝敗を決めるのではなく、全員が最後には笑い合うこと、それが一番と皆が認識することに。