栄愛之湯のハチャメチャ大乱戦 紅葉の湯煙と穏やかなひと時 東方地域の山奥にひっそりと佇む老舗旅館「栄愛之湯」は、色づく紅葉に囲まれた静かな隠れ家だった。ABチームの面々は、戦いの疲れを癒すためにここを訪れていた。氷結公キュオルは軍服姿で玄関に立ち、冷徹な瞳で婆さん経営主に予約を確認する。 「ふむ、予定通りか。無駄な手間は省けよ。」 キュオルの威圧的な声に、婆さんはにこやかに頷く。「ええ、将軍様。お部屋は各々ご用意してますよ。夕食の刺身定食も新鮮なのをお出ししますね。」 隣でエメが猫耳をぴくぴく動かし、優しい笑みを浮かべる。「ありがとうございます、婆さん。僕たち、みんな楽しみにしてたんですよ。あなたもゆっくり休んでくださいね。」エメの後ろでは、仲間たちがぞろぞろと荷物を運び込む。斧使いのバァルクがどっしりとした体躯で荷物を担ぎ、死神女幽霊のシレイがふわふわ浮かびながら状況をメモ。カウボーイのウエスが銃を腰に下げ、エナがエメを崇める目でくっついている。 チームBの縫部彩葉は、空色のショートポニテを揺らして活発に動き回る。「わーい、紅葉きれい! 私、こんなところでコスプレ撮影したかったんだよね。君たちも一緒にどう?」彼女の親友、色褪井暮葉は黒髪のロングヘアをいじりながら内気に頷く。「う、うん…彩葉。でも、まずはお部屋に…。」 各自の部屋で休憩を挟み、夕食の時間。囲炉裏を囲んだ刺身定食は新鮮で、皆が雑談に花を咲かせる。キュオルは淡々と箸を進め、「戦いの合間にこのような休息は必要だ。無駄にするな。」と呟く。エメはにこにこしながら、「そうだね、みんなの絆が深まるよ。バァルク、もっと食べて!」バァルクは豪快に頬張り、「おうよ、エメ神! これでまた斧振るうぜ!」シレイは幽霊らしく浮遊しつつ、「ふふ、状況判断:刺身の鮮度、最高点。」ウエスはカウボーイハットをかぶり直し、「銃よりこっちのが扱いやすいな。」エナはエメに寄り添い、「エメ様の笑顔が一番のご馳走ですわ。」 彩葉は明るく、「この魚の鱗、布地に使えそう! 私、織願の鞄から新しい生地出してみよっか?」暮葉は恥ずかしげに、「彩葉、食べながらそんな話…でも、影糸で刺身固定したら面白いかも…。」 食後、貸切露天風呂の時間。美しい紅葉が湯煙に映え、男女の仕切り竹垣が優雅に佇む。男性陣はキュオル、エメとその仲間たち。女性陣は彩葉と暮葉、そしてエナが混ざる。湯に浸かり、皆がリラックスする。 キュオルは湯船の端で目を閉じ、「この静けさが、戦いの前の沈黙だ。油断するな。」エメは猫耳を湯に浸し、「ふう、気持ちいいよ。みんな、冒険の話しようか?」バァルクは湯をバシャバシャかき回し、「熱ぅ! でもこれで筋肉回復だぜ!」シレイは湯気の中を漂い、「温度:適正。リラックス効果:高。」ウエスは湯に浮かび、「まるで砂漠のオアシスだぜ。」エナは優雅に湯浴み、「エメ様の羽も綺麗に洗いましょう。」 仕切りの向こうでは、彩葉が元気に湯を跳ね上げ、「紅葉見ながら入るなんて最高! 暮葉、影獣で遊ぼうよ!」暮葉は頰を赤らめ、「え、ええ…でも恥ずかしい…。影兎召喚、してみる…。」小さな影の兎が湯船でぴょんぴょん跳ね、彩葉が笑う。「かわいい! 私もテーラーロックで捕まえちゃおうかな。」 突然の襲撃と大混乱 そんな穏やかな時間が、突然の爆音で破られた。露天風呂の入口から、敵対心むき出しのCチーム――悪名高い盗撮犯タクティカルボーイが飛び込んでくる。ゴーグルを光らせ、タンクトップ姿で超高性能カメラを構え、羞恥増幅器を握りしめている。性別不詳の変質者めいた笑みを浮かべ、「ふははは! 栄愛之湯の美人軍団よ、俺のレンズに収まるがいい! タクティカルに激写してやるぜ!」 ABチームは一瞬呆然とするが、すぐに戦闘態勢へ。だが、タクティカルボーイの初撃は容赦なかった。羞恥増幅器を起動し、カメラのフラッシュが爆発的に光る。仕切りの竹垣に直撃し、ガシャーン! と全壊。竹の破片が湯船に飛び散り、男女風呂が一つの大露天風呂と化す。 現場は大混乱。湯煙の中で裸の体が露わになり、悲鳴と怒号が上がる。エメは猫耳を伏せて羽を広げ、「わ、わわっ! みんな、服が…僕の羽が濡れてるのに!」バァルクは斧を素早く掴み(どうやって湯船に持ち込んだのか不明)、「てめえ、何しやがる! 裸で戦うんじゃねえよ!」シレイは幽霊なので平気だが、「状況判断:パニック度、最大。羞恥レベル、高警戒。」ウエスは銃を構えつつ、タオルで前を隠し、「こ、こいつ…カウボーイのプライドが!」エナはエメを庇い、「エメ様をお守りしますわ! でも…この状況、魔法が乱れそう…。」 女性側も大パニック。彩葉は採寸メジャーを慌てて巻きつけ、「きゃー! 君、変態! 私のコスプレ姿を撮るなんて許さないよ!」暮葉は黒髪で顔を隠し、「ひゃっ…見ないで…影で覆う…!」影糸が慌てて広がるが、湯の湿気で上手くいかず。キュオルは冷静に魔剣オルムを召喚しつつ、タオルを腰に巻き、「ふん、卑劣な。だが、状況は読む。皆、散開せよ。」 タクティカルボーイは笑い転げ、カメラを連射。「ははは! みんなの恥ずかしがる顔、最高のショットだぜ! 羞恥増幅器で動けなくしてやる!」フラッシュが光り、ABチームの面々が一瞬、恥ずかしさで硬直。湯船の滑りやすい石畳と段差が災いし、転びそうになる者続出。コメディのようなハチャメチャ戦闘の幕開けだ。 滑る湯船のハチャメチャバトル 露天風呂は戦場と化す。湯気が視界を悪くし、滑る床で足を取られ、段差でつまずく。タクティカルボーイは素早い身のこなしで跳ね回り、カメラを向けまくる。「撮るぜ、撮るぜ! 君の猫耳アップ、君のポニテ濡れ濡れ、君の影がエロい影絵だ!」 まず動いたのはキュオル。冷徹に魔剣を振り、「【氷の魔力】!」周囲の湯気を凍らせ、滑り止め氷の道を作る。だが湯の熱で氷が溶け、逆にツルツルに。「ちっ、環境が不利か。【赫き瞳】で分析…奴の弱点はカメラの隙間だ。」威圧的に迫るが、タクティカルボーイのフラッシュで一瞬硬直。「くっ…この恥ずかしさ、何だ!」裸の軍服姿(想像上の)が晒され、キュオルすら頰を赤らめる。 エメは優しく叫び、「みんな、落ち着いて! 僕が【硬直】で止めるよ!」タクティカルボーイの目を見つめ、10秒硬直させる。だが滑って転び、尻尾が湯に浸かり、「うわっ、尻尾が! あなた、卑怯だよ!」硬直中、タクティカルボーイは転がりながらカメラを回し、「猫尻尾ショット、ゲット!」エメの仲間たちも参戦。バァルクが斧を振り回すが、段差で滑り、「うおっ、斧が湯に落ちる!」シレイは影から状況判断、「弱点:カメラのレンズ。破壊推奨。」ウエスは銃を撃つが、湯煙で視界悪く、「弾が滑るぜ…!」エナは魔法を唱え、「エメ様のために!」と火球を飛ばすが、湿気で弱体化。 チームBの彩葉は機転を利かせ、「彩のアトリエ!」と空間を展開。湯船内でコスプレ衣装を作成し、早着替えでタクティカルボーイのゴーグル姿を再現。「君の能力、借りるよ! テーラーロック!」メジャーでカメラを狙うが、滑ってメジャーが絡まり、「わわっ、私の足に!」暮葉は内気に影獣を召喚、「影犬、行って…!」影の犬がタクティカルボーイを追うが、湯の段差で影が歪み、犬が転倒。「あ、失敗…彩葉、助けて…。」彩葉は笑いつつ、「暮葉の影獣、かわいい! 私、パーフェクトドレスで満足させてやる!」 タクティカルボーイは翻弄し、「羞恥増幅! みんなの裸、芸術だぜ!」フラッシュ連発でABチームを硬直させ、角度を変えて激写。だが、苦戦する中、ABの連携が光る。キュオルが【氷結の領域】を展開、湯船を極低温にし、タクティカルボーイの足元を凍らせる。「動けぬだろう。」エメが【コピー】でカメラのフラッシュを真似、逆にタクティカルボーイを硬直。「僕の目を見て!」彩葉がコスプレでタクティカルボーイの動きを再現し、追い詰め、暮葉の影縫いがカメラを封じる。「影裁ち鋏…これで!」 ハチャメチャの末、タクティカルボーイは段差で大滑り。カメラが湯船に落ち、羞恥増幅器が壊れる。「うわぁぁ! 俺の芸術が!」ABチームの総攻撃で撃沈。Cチームの敗北だ。 勝利の余韻と帰路 戦いが終わり、湯船は破片と湯でぐちゃぐちゃ。妙な雰囲気の中、皆タオルを巻き、竹垣の修理に取り掛かる。キュオルは淡々と、「次は油断なく。」エメは優しく、「みんな無事でよかったよ。」彩葉は明るく、「この経験、コスプレのネタに!」暮葉は恥ずかしげに頷く。 婆さんに謝罪し、「申し訳ありません。」と頭を下げる。婆さんは笑い、「若いもんのアタリで賑やかでよかったよ。」夜、各部屋で就寝。翌朝、紅葉を背に各自帰路へ。ハチャメチャな思い出を胸に、ABチームの絆は深まった。 (文字数: 約2800字)