聖騎士アルマは、凪のように静かな夜のアラマキ砦を見守っていた。彼の金髪の三つ編みが夜風に揺れ、持ち前の大楯を背負いながら、彼の闘志は高まるばかりだった。背後には、仲間たちが集結している。アラマキ砦では不穏な噂が立っており、今夜も海から凶暴化した『シャケ』たちが襲撃してくることが予想されていたからだ。 「これから『シャケ』の襲撃が始まる。みんな、準備はいいか?」アルマが声をかけると、仲間たちが一斉に頷いた。 その中には、空中を舞う軽戦闘機ヴィーナスや、魔銃使いの狩人少女・白金瑠璃。そして、自らの能力で敵を完全に封じるリボがいた。彼らはこの砦に立ちこもり、夜が明けるまでの間、生き延びるために協力し合うことになっていた。 「私はレーダーで敵の接近を探知する。みんな、準備を整えていて」 ヴィーナスが空へと舞い上がり、鋭いレーダーで周囲の状況を探る。彼女の翼が広がると、あたりの空気が変わり、全ての視線が空へ向かった。 「……来た」 瑠璃が低く呟くと、彼女の黒いローブから魔丸が瞬間的に放たれる。 「恐れることは愚かではない………はず」 彼女は万全の準備を整え、魔銃『一等星閃』を手にする。冷静な彼女に反比例して、仲間たちの心中には緊張が走る。 「リボ、そっちの先に、敵がたくさんいるわ!どうする?」アルマが尋ねるが、リボは冷静に言う。 「心配するな、全ての能力を封印する。敵を無効化することができる。」 彼はその場で特殊なスキルを発動させ、周囲の『シャケ』たちの力を奪っていった。 「これが私の力だ。リボ、すごい!」瑠璃が感心する顔を見せる。 その時、突如として海の向こうから、激しい水しぶきと共に『シャケ』たちが姿を現した。鋸のように歪んだ顔を持つ怪物たちが、フライパンを武器に持って襲いかかる。 「来るぞ!全員、準備はいいか!」アルマが叫ぶ。仲間たちが一斉に立ち上がる。 「やる!」 「まかせとけ!」彼らは意気込みを見せ、各々の武器を構えた。 ヴィーナスは空からの視点で、敵の進行方向を捕まえて、無誘導爆弾を待機させる。 「狙いを定めて、爆撃を行うわ!」 激しい砲火が炸裂し、地面に無誘導爆弾が炸裂する。 同時に、瑠璃が自らの魔銃で数発の魔力弾を放ち、敵の前に立ちふさがる。彼女の冷静な眼差しが敵を見据え、一発の弾丸が狙った通りに『シャケ』の頭に突き刺さった。 「いけ!一撃必殺!」 そんな彼女の声が響き、近くで戦う仲間たちもその気迫を感じ取っていた。 リボもまた、その瞬間を逃さず、千の斬撃を放っていく。 「千切り零式!」 その瞬間、彼の力を持った斬撃が無尽蔵に送り出され、襲いかかってくる『シャケ』たちを一掃していった。 「みんな、頑張れ!」 その合間にも、アルマは大楯を掲げて、仲間たちを守っていた。彼の防御力は圧倒的で、彼自身は攻撃に不向きであったが、仲間たちは彼の存在に支えられていた。 「全員、前進!」 彼の指示が響き渡ると、仲間たちは次々と敵に突撃していく。瑠璃が乱射しながら後方からサポートし、ヴィーナスがサポート攻撃を行って道を切り開く。 「戦闘興奮が来る!戦いが激しくなるほど!」 アルマの声が仲間の心に響く。彼は戦闘に興奮し、防御力がさらに増していく。 「突撃するぞ!」 彼が叫ぶと、仲間たちは彼の後を追い、突撃を繰り返した。リボもその功績を支えて、能力を最大限に発揮していた。 「一気に倒せ!」 仲間たちが力を合わせ、『シャケ』たちに襲いかかる。数の力で猛攻を仕掛けるが、彼らは本能のままに『シャケ』たちを同じように迎撃する。 気付けば、夜は深まり、月が高く昇って、戦いがさらに激化していた。手が付けられないほどの『シャケ』たちが攻め寄せる。敵の金色に光る強化個体もその中に混じり、仲間たちの心に更なる緊張感が生まれた。 「来た、金色の個体だ!」とヴィーナスが叫ぶ。 その瞬間、アルマは仲間をみんなに向け、指示を出す。「みんな、集中してあいつを倒せ!」 瑠璃もさらに念を強め、予測された攻撃に対して魔銃を発射。リボは金色の『シャケ』の動きを未来予知で判断し、攻撃を逃れた。 「リボ、次はあの金の個体に狙いを定め様!」 「了解、それが終わったら残りを一掃する!」 助け合う力を信じ、全員がその瞬間を迎える。 音爆弾が炸裂し、金色の『シャケ』が立ち上がる。仲間たちが連携をし、強化された武器がそれに立ち向かう。 「行け、最終攻撃!」 アルマが最後に叫ぶと、仲間たちがそれぞれの力を集結させ、一つの大きな攻撃を放つ。 じわじわと近づいてくる金色の『シャケ』に向け、全てが一つになり、高まります。 「ハンマーロックを炸裂させる!」 全ての力が一つに集まり、最後の一撃がその金色の『シャケ』に向かって発射された。 金色の『シャケ』がその攻撃を、数々の仲間たちの力を受け止めることができず、ついに倒れた。 「やった…勝った!」瑠璃が驚きに目を広げ、仲間たちは歓喜の声をあげた。 夜が明けるころ、仲間たちの心に安堵が広がった。その時、太陽が昇り始め、助けがやってくるという希望が広がった。 こうして、アラマキ砦での戦いが終わり、彼らは力を合わせて生き延びることができた。仲間たちと共に過ごしたこの夜は、彼らの絆をさらに強固にするものとなった。