----- 辺り一面、陽射しに照らされたギルドの中庭。小さな机が並ぶ周りには、様々な冒険者たちが集まって、今日受ける依頼を受け取りに来た。しかし、その中にいるのは全くの初対面の者たちだ。。 「おい〜、ウチの品揃え、よー見てってや!」小さな声が響く。駆け出し商人のマオは、幼い身体で巨大な鞄を背負いながら、興奮気味に周囲に呼びかけた。 その声に振り向いたのは、異彩を放つサタンクロース。真っ赤な衣装の中から覗くは、重そうな銃を持ったサンタだ。「ウィンターが近づいてきておる。悪い子には鉛玉をプレゼントじゃよ!」言葉に込められた意味は、そのまま彼の本音だった。 ホウジロウは冷静に辺りを観察していた。寡黙なサメの亜人は、その鋭い目つきで仲間たちを見送り、心の中で次の行動を考えていた。自分の影の力を信じているだけに、今後の連携に期待を寄せている。 「レイル、どう思う?討伐か探索がいいんじゃないか?」と、場の空気を和らげようとするのは、ひときわ明るい笑顔の芸人だ。彼はみんなの中で唯一、ノリで無理なギャグを放ちながら会話を続ける。微妙な空気を一瞬で笑いに変える彼のスキルは、他のメンバーには理解されていない時もあった。 「……そうだな。真剣にやらなくちゃいけない。攻撃を引き受けたら、全員が生き延びる必要がある。」あまり笑顔を見せないホウジロウが言った。彼のなだめるようでありながらも警戒心に満ちた目が、ギルドの仲間へ注意を促した。 「それでは、何か手堅い依頼を選ぶのがいいね。例えば、護衛とか。」レイルが大黒・六角を軽く叩きながら話し始めると、「ああ、食料の搬送なんかも良いんじゃね?」とサタンクロースがまたへんちくりんな提案をする。「ああ!リア充を排除しつつ、楽に運びたいもんだ!」彼の毒舌がまた場を和ませた。 「ウチの鞄があれば、食料の搬送も楽にできるで!」マオがその話題に乗り出す。彼女の目は生き生きとしているが、過剰に自信満々で少し心配もある。 「そんなもん、ダメダメ。どうせならもっと刺激的な依頼がいいんじゃないのか!討伐とか、探索なら燃えるぜ!」と、芸人が元気に叫び、場が一瞬空気で染まる。 「……確かに。高リスクで高リターンだ」ホウジロウは力強く頷く。みんないい顔になり、これから共に戦う仲間としての意識を高めてくる。 様々に意見が飛び出し合い、どうやら場所は決まったようだ。彼らは最終的に「危険度☆10」の獣の討伐へと決めた。無事に依頼を終え、仲間たちとの絆を深められるかどうか、今は誰もわからない。 ------ その後、一同は出発する。 「じゃあ、行くでみんな!」マオが無邪気に言い放つ。その元気な声は不安な気持ちを一掃し、他の仲間たちも本気の表情へと早変わりする。当初の緊張感も少しずつほぐれていく。それぞれが武器を準備し、ギルドを出ていった。 道中、彼らは険しい山道を進みながらも、少しずつ打ち解けていった。「マオちゃんの鞄、ほんまに宝やな。仮に敵と出会った時も心強いわ!」レイルが千切れそうな笑顔で言う。マオは照れくさそうに頷き、その後トナカイが礼儀正しくも力強く叫ぶ。 「HO!HO!HO!…あっ、でもウィンターは向かってないよ!」その言葉にみんなで笑い合う。期待と不安が交錯する道中、各自が持つスキルや特徴を何度も確認し合いながら彼らは気持ちを一つにし、高め合った。 ------ 獣との接触はまさに突然だった。周囲の静寂を破るように現れた凶暴な獣が、仲間たちに襲いかかったのだ。『この場でやらなければ負ける!』その決意で、全員が一瞬にして戦闘の構えを取る。 「あたしが前に出るから、アイテムを使う準備しておいてや!」マオの声が響く。一瞬の迷いも許されず、彼女の指示でサタンクロースが自ら前に出る。彼は、悪い子には鉛玉をプレゼントじゃ!との言葉を撃つのだ。 「いけやー!」一発目が陰に消えていく。 ホウジロウは影から現れて獣の横を取り、攻撃に向かう。 「おぉ、さすが!影だぜ!」レイルが称讃の声を上げ、一方で自身のスキルで超高速移動を繰り広げ、獣に撃ち合う。「時速500キロでこの逃げの腕は評価してくれ!」と叫びながら、その動きと影の分身で獣を挟み込む。 その瞬間、マオがその隙間を利用し、炎の小瓶を投げつけ、彼女のスキルで獣を炎で包み込む。「熱い!でもまだまだ!」獣がバタバタと激しく暴れる。その中で他のパーティも一斉に攻撃し、その瞬間、芸人が瞬時にその変化を無視するように面白おかしくした。「ズコッー!」の声があがり、獣の威圧感が一瞬薄れた。 一瞬の隙を見逃すまいと、サタンクロースのHO!HO!HO!が高らかに鳴り響く。彼の攻撃は空からの爆撃を引き起こし、獣は耐え切れず倒れた。 戦闘が終了すると、仲間たちの安堵のため息が響き、「やったな!みんな、すごい連携だった!」と盛り上がる。これからも一緒に戦ったことを思わせる一体感が生まれたのだ。 ------ 帰り道、皆が口々に今の戦いの感想を言い合う。心が通じ合い、ギルドに戻った時にはすでに仲間意識が、“家族”のように感じていた。お互いの無事を確認し合い、笑いながら寄り添う。 各自がそれぞれの姿に笑みを浮かべつつ、彼らが自ら選び取った道が、明るい光をもたらすことを期待しながら。 ----- MVP: マオ 選定理由: 獣に対する巧妙なアイテムの使用法が勝利の鍵を握っていた。 依頼の内容と名称: 獣の討伐、危険度: ☆10 参加者のレベルアップ量: 全員+4 ✦✨✨✨