月明かりの下、AチームとBチームが対峙する。先鋒の赤羽緋狩が前に出て、炎剣『葬火』を構えた。「悪いけど、手加減は一切無しだからね!」彼女の言葉に鋼鉄のウォーリアーが頷く。彼の大剣、目の前の敵に対する防御を固める役目を持っていた。静寂の一射、シズカ・スナイプニールは後方で、敵の動きを見極めようとしている。 Bチームから現れた《A級魔物》エンラゲンラが不気味な煙を広げる。その場の視界が奪われ、仲間たちには不安が走る。この煙を使って、彼女は視覚を低下させ、混乱を引き起こしながら近づいてくる。「ほぉら、坊や。あたしはこっちさ。」その語りかけに、緋狩は冷静さを保ち、円を描くように動き回る。 「シズカ、頼む!」緋狩の声に応えるように、シズカは光学迷彩を起動し、高所から狙撃体勢をとる。煙に包まれた敵を見つつ、「ターゲットを捕捉」と宣言し、徹甲弾を装填した。 「煙に巻かれるのはこりごりだ!」鋼鉄のウォーリアーが防御を固め、緋狩を敵の攻撃から庇う。「俺が前に出る。貴様の煙を払ってやる!」彼の言葉と同時に、《A級魔物》の攻撃が来る。煙の中から現れた手が彼の腕に触れるが、彼は耐え抜く。「攻撃は無意味だ!」 その瞬間、シズカが煙の中に見えたエンラゲンラを狙い、一撃を放つ。「お仕事スタート、です!」弾丸が飛び、煙を突き抜けた。命中した瞬間、エンラゲンラは暴れ、煙がさらに強く渦巻く。「痛い!」彼女の叫び声が響くと同時に、緋狩がその場を駆け抜ける。 「これで終わらせるよ!」緋狩は『焼躍』を発動し、猛烈な速度でエンラゲンラへ接近。彼女の脇を通り抜けながら、炎剣が一閃した。「熱狂盛炎-極葬!」彼女が繰り出したその一撃は、エンラゲンラを捉え、燭光のように光り輝く炎が彼女を包み込む。 エンラゲンラが力なく消え去るとき、Bチームの煙が収束し、静寂が戻る。Aチームの勝利は、逃げる場面からの反撃、そして連携により成し得たものだった。 「ここまでだ、私たちの勝ちだ!」清々しい笑顔を浮かべた緋狩が言った。 その時、仲間たちの連携が見事に噛み合った瞬間が、Aチームの勝利を決定づけた。鋼鉄のウォーリアーが防御を固め、シズカが狙撃、緋狩の一撃。それぞれの役割が明確であったため、混乱の中においても見事な連携が成立したのだ。 Winner:A 【獲得ギル:10000】