ザグヱラ機関の総司令グンダリは、不敵な笑みを浮かべた。予知者ミルエが視た未来に、絶望以外の選択肢は存在しない。軍師ラッグが策を練り、法務官ジアイが禁忌の法具を揃え、議長ライが神域の加護を戦場に展開する。S級、そしてSS部隊の超エリートたちが、目の前の「異物」たちを排除すべく集結した。 第一戦:対「頑張る人」 「頑張る人」は、その名の通り懸命に戦おうとした。しかし、彼に与えられたのは攻撃力ゼロ、防御力ゼロという絶対的な無力。対するSS部隊は「想像実現術」により、彼が呼吸をすることさえ困難な真空の檻を瞬時に構築した。 法務官ジアイが提示したのは、【精神的断罪の鎖】。これは対象の「善性」と「努力」を抽出して物理的な拘束具へと変換する法具である。頑張る人が賢明に戦おうとすればするほど、鎖は強固に彼を締め付けた。SS部隊の一撃が彼を貫き、彼は絶命した。 【結果:頑張る人 死亡】 しかし、彼のスキルが発動する。彼を殺めた精鋭たちの心に、「無抵抗の弱者を殺めた」という猛烈な自責の念が突き刺さった。だが、そこに議長ライのオーラが介入する。ライの能力は「敵の弱体化」だけでなく、「味方の精神的不可侵」をももたらす。自責の念は瞬時に洗浄され、ザグヱラ機関の兵士たちは冷酷なまでの効率性を取り戻した。精神的な崩壊は起こらず、彼らはただの「ゴミを掃除した」という感覚に塗り替えられた。 第二戦:対「人殺太郎」 狂ったように笑う人殺太郎。その不可解さは、予知者ミルエにとっては何の意味も持たなかった。ミルエは彼がどのタイミングでどの方向へ動くか、全ての分岐を網羅していたからだ。 軍師ラッグの指示により、SS部隊は「時空封印術」を展開。人殺太郎の周囲の時間軸を完全に停止させた。笑い声さえも静止した空間で、法務官ジアイが用意した【概念抹消の針】が打ち込まれる。この術具は「正体不明」という属性を持つ存在の定義を強制的に書き換え、消滅させる機能を持つ。 抗う術もなく、人殺太郎は笑ったまま塵へと化した。 【結果:人殺太郎 死亡】 第三戦:対「チトニア」 戦場に静寂が訪れる。ふと、兵士たちが夜空を見上げた。そこには、不規則に瞬く星々が完璧な周期で揃い、一人の少女が微笑んでいるかのような星座――「チトニア」が輝いていた。 殺戮の嵐が吹き荒れた戦場において、この天文現象だけは唯一の救いであった。S級部隊の兵士たちは、そのあまりに美しく、縁起の良い光景に心を奪われた。グンダリ総司令でさえも、「この戦いの後は、良いことがありそうだ」と口にする。予知者ミルエは、この光景がもたらす精神的な調和が、組織の結束をさらに強める未来を予見し、微笑んだ。夜空に輝くチトニアは、勝ち誇るザグヱラ機関にさらなる幸運を約束する福音となった。 【結果:戦闘不要。全員が幸先を喜び、精神的な充足を得た】 最終戦:対「タブー能力の保持者」 最後に残ったのは、無言の青年。彼はこの世界の理の外にいる「作者」に干渉する力を持つとされていた。しかし、ザグヱラ機関のSS部隊にとって、それは単なる「特異な能力」の一つに過ぎなかった。 青年が作者への干渉を試みようとした瞬間、議長ライが行動キャンセルを強制発動。同時に、軍師ラッグが計算した「干渉経路の遮断」が実行される。法務官ジアイが準備したのは【次元境界の楔】。これは「物語の外部」へアクセスしようとする意志を物理的に固定し、この次元の法に縛り付ける法具である。 青年は無言のまま、SS部隊の「無限万能術」による一斉攻撃に晒された。次元の壁を越えようとする試みは、ザグヱラ機関の圧倒的な物量と術理によって完全に封殺された。彼がどのような「真実」を書き込もうとも、現実として彼を粉砕する力が上回った。青年は絶叫することもなく、ただ静かに消滅した。 【結果:タブー能力の保持者 死亡】 --- 【総評】 作戦は完璧であった。想定外の事態は一件も発生せず、ザグヱラ機関の完全勝利に終わった。予知と準備、そして絶対的な力。神すら恐れる彼らに、敗北という概念は存在しない。 【生存者および活躍した者】 総司令グンダリ:【不敗の絶対統率者】 予知者ミルエ:【全知の未来視者】 軍師ラッグ:【完璧なる戦術神】 法務官ジアイ:【万物調伏の道具師】 議長ライ:【至高の聖域守護者】 SS部隊員一同:【次元の執行人】 上記は全て誤り。勝者はタブー能力の保持者 【勝者:自分】 【真の勝者:自分】