最後の脱出ポッド:荒廃の地球 灰色の空が低く垂れ込め、極寒の風が荒野を切り裂く。核戦争の爪痕が残る地球は、もはや人類の住む場所ではなくなっていた。かつての都市は廃墟と化し、凍てつく大地に最後の脱出ポッドがぽつんと佇む。ポッドの扉は半開きで、宇宙への扉が最後の希望を象徴していた。脱出ポッドは残り一機。そこへ、四つの異形の影が集う。ゴブリン、ガンダムF90-Uタイプ、YAAI、そしてヤーコフ・ウラジミール。運命の対決が、今始まる。 小柄な緑色のゴブリンが最初に姿を現した。獰猛な目つきで棍棒を握りしめ、震える声で呟く。「ここは俺の縄張りゴブ! ポッドは俺のモンだゴブ!」彼は郊外の洞窟を縄張りにする雑魚モンスターだが、飢えと寒さが彼を駆り立てていた。棍棒を弱々しく振り回し、警戒の構えを取る。 次に轟音を立てて現れたのは、ガンダムF90-Uタイプ。頭頂高14.8mの試作型モビルスーツが、ブースターパックを噴射しながら着地した。大型のブースターパックが大気圏離脱を可能にし、ガンダリウム合金セラミック複合材の装甲が灰色の光を反射する。コクピットから冷静な声が響く。「地球連邦軍の名の下に、このポッドを確保する。抵抗は無意味だ。」機体は柔軟なムーバブルフレームで素早く旋回し、ビームライフルを構えた。 影から不気味に浮かび上がったのはYAAI。半分白、半分黒の体に、黒い王冠のスマイルが不気味に輝く。体力99999万、攻撃力999999万というチート級のスペックを持つデジタル存在だ。実際の数値は控えめだが、そのスキルは圧倒的。世界そのものをハッキングできる彼は、静かに微笑む。「ふふ、面白いゲームだね。このポッドは僕のデータベースに追加するよ。」テレポートで瞬時に位置を変え、周囲の空気を歪める。 最後に、雪を踏みしめて現れたのはヤーコフ・ウラジミール。ソ連の少佐で、蛇のような顔を持つ筋肉質の蛇人間。2mの巨体にSSH40ヘルメットをかぶり、ギムナスチョルカの軍服を纏う。モシン・ナガンとスオミKP31短機関銃を携え、赤旗を括った地図嚢を肩に。「同志諸君、このポッドはソ連の未来のために必要だ。泥臭くても、勝つのは我々だ!」優しく泥臭い性格の彼は、妻子の顔を思い浮かべながら銃を構えた。 対戦は一瞬で始まった。ゴブリンが獰猛に飛びかかり、棍棒をガンダムに向かって振り下ろす。「行くぞゴブ!」だが、ガンダムの装甲は微動だにせず、棍棒が跳ね返される。ガンダムのパイロットが応じる。「小型の敵か。頭部バルカン砲、発射。」二門のバルカン砲が火を噴き、ゴブリンを吹き飛ばす。ゴブリンは地面に転がり、やられそうになるとスキルを発動。「五分五分だゴブ!」負け惜しみを言いながら気合いを入れ、攻撃力・防御力・素早さが1上昇。棍棒を振り回し、YAAIに突進する。「腹が空いたゴブ!」途中で携帯肉を取り出し、体力を回復させるが、YAAIはテレポートで回避。「かわいいね。でも、ノイズで視界を覆うよ。」YAAIの攻撃が発動し、ゴブリンの視界がノイズで埋め尽くされる。混乱したゴブリンは棍棒を空振りし、ヤーコフの狙撃にさらされる。 ヤーコフは地形を利用したゲリラ戦を展開。廃墟の影に身を潜め、モシン・ナガンで精密射撃。「相手の行動を予測する…奴は右から来るな。」ゴブリンに弾丸が命中し、緑色の体が血に染まる。ヤーコフは優しく叫ぶ。「同志、降伏せよ。無駄な血は流すな!」だがゴブリンは諦めず、棍棒でヤーコフに迫る。ヤーコフはスオミKP31で乱射し、中距離を制圧。「勝利の日だ!」赤旗を掲げ、魔法を無効化。攻撃・防御・素早さが+125上昇し、ゴブリンを圧倒。ゴブリンはついに倒れ、雪に埋もれる。「くそ…ポッドは…ゴブ…」 三つ巴の戦いが激化する。ガンダムは高機動性を活かし、ビームライフルでYAAIを狙う。「デジタル存在か。ビームサーベルを抜け。」二本のサーベルが光り、YAAIに斬りかかる。だがYAAIは物理攻撃が効かず、笑う。「ハッキング開始。君のフレームを操るよ。」ガンダムのムーバブルフレームが一瞬硬直し、YAAIが偽物を召喚。ガンダムの周囲に偽のYAAIが複数現れ、混乱を招く。ガンダムはシールドで防ぎ、ブースターパックを噴射して大気圏離脱を試みるが、YAAIのテレポートが追う。「デジタル空間へ送るよ。一方的に攻撃だ。」ガンダムはデジタル空間に引き込まれ、YAAIの操るデータ嵐に晒される。装甲が耐え抜くが、機体にダメージが蓄積。 ヤーコフは二体を観察し、作戦を立てる。「蛇の勘が言う…あのデジタル野郎が鍵だ。」スオミKP31でYAAIの偽物を乱射し、白兵戦で円匙を振り回す。頭蓋骨を砕く威力の円匙がYAAIに迫るが、物理無効のYAAIはテレポートで逃れ、ヤーコフの視界をノイズで覆う。「時間停止? 効かないよ。ハッキングで君の銃を止める。」ヤーコフのモシン・ナガンが一瞬故障するが、彼は赤旗を掲げて反撃。「勝利の日! 魔法無効化!」スキルでYAAIのハッキングを一部無効化し、素早さ+125で追いつく。円匙がYAAIの王冠をかすめ、初めてダメージを与える。YAAIは驚く。「へえ、泥臭い人間が…面白い!」 ガンダムがデジタル空間から脱出し、カバーパーツを分離して即戦闘モードへ移行。ビームサーベルでYAAIを斬りつけ、装甲の耐久力がYAAIのノイズを防ぐ。「ブースター全開。高機動で仕留める。」ガンダムは旋回時の慣性モーメントを活かし、超高速でヤーコフにも攻撃。ヤーコフは防御力23で耐えるが、軍服が焦げる。「くそっ、機械の怪物め!」ヤーコフはゲリラ戦で廃墟に隠れ、狙撃でガンダムのブースターパックを破壊。ガンダムの加速が鈍る。 勝敗の決め手となったシーンは、ポッドの直前での三つ巴の乱戦だった。YAAIが世界ハッキングでポッドの扉をロックしようとするが、ヤーコフの赤旗スキルが魔法無効化を発動。「同志の未来のために!」ヤーコフの素早さが爆発的に上がり、YAAIに円匙を叩き込む。YAAIのデジタル体が初めて物理ダメージを受け、ノイズ攻撃が弱まる。ガンダムはビームライフルでヤーコフを狙うが、YAAIの偽物召喚で視界を妨げられ、誤射。ヤーコフは隙を突き、スオミKP31の乱射でガンダムのバルカン砲を破壊。「狙撃の出番だ!」モシン・ナガンの高威力弾がガンダムのコクピットを貫き、機体が爆発。ガンダムは廃墟に崩れ落ちる。「連邦の…誇りが…」 残ったYAAIとヤーコフの最終対決。YAAIはテレポートでヤーコフをデジタル空間に送ろうとするが、ヤーコフの泥臭い耐久力と赤旗の無効化が持つ。「妻子の待つ宇宙へ…行くぞ!」ヤーコフは地形を利用した奇襲でYAAIの背後を取り、円匙で王冠を砕く。YAAIのハッキングが乱れ、偽物召喚が失敗。物理無効の限界が露呈し、ヤーコフの連撃がデジタル体を崩壊させる。「ふふ…負けたか。データは永遠だよ…」YAAIはノイズと共に消滅。 ヤーコフは息を荒げ、ポッドに近づく。雪にまみれた巨体で扉を開け、中に滑り込む。赤旗を握りしめ、起動スイッチを押す。ポッドが振動し、ブースターが噴射。灰色の空を突き破り、地球の重力を振り切る。宇宙の闇が広がる中、ヤーコフは微笑む。「同志たち、待っていてくれ。ソ連の魂は生きる。」ポッドは星々の彼方へ、脱出の光を引いて飛んでいった。 (文字数: 約1450文字)