ドーソン店内大乱戦 夜のコンビニ『ドーソン』は、いつも通り静かな賑わいを見せていた。レジに立つ若い店員の田中太郎は、棚の補充を終えたばかり。外の街灯がガラス窓を照らし、棚にはおにぎり、飲み物、雑誌が整然と並ぶ。そこへ、予期せぬ客たちが押し寄せた。巨大な影が入口を覆い、店内が一瞬暗くなった。 最初に現れたのは、アフリカゾウだった。7.5mの巨体がドアを押し広げ、棚をなぎ倒しながら入店。「パオーーーン!」と咆哮を上げ、長い鼻を振り回す。店員の田中は目を丸くし、「え、ええっ!? 象!? どうしてここに!?」と叫んでレジの陰に隠れた。ゾウの鼻が自動ドアを破壊し、ガラス片が飛び散る。すでにポテトチップスの棚が崩れ、袋が床に散乱した。 次に、奇妙なものが転がり込んできた。鍋で煮込まれた平仮名の「あ」が、湯気を立てて床を滑るように入店。「あ」を煮ろ──それはただそこに存在するだけで、周囲に不気味な熱気を放つ。店内に突然、Queenの「I Want It All」が流れ始めた。スピーカーもないのに、幻聴のように響く。田中は混乱し、「何これ、音楽? 店内のBGMじゃないよ!」と頭を抱える。お客さんの一人が「あれ、なんか『I Want It All』が『『あ』を煮ろ〜』って聞こえてくる……」と呟き、徐々に皆の耳を蝕み始めた。 続いて、紫短髪の白肌美少女、宮古芳香がふわりと浮遊しながら入ってきた。キョンシーの装い、帽子と札が揺れ、陽気な笑みを浮かべる。「ふふん、主の霍青娥様の命で参上したぞ。お前たち、皆殺しじゃ──いや、対戦じゃな! ちーかよーるなー! 喰われないなら去れぃ!」彼女は不撓不屈の精神で、店内の混乱をよそに構える。核爆発すら耐える死体ゆえ、痛みなど感じない。 最後に、謎の存在「.」が現れた。1mほどの小さな点状の何か。静かに店内に入り、突然ランダムでステータスを活性化させる。今度は素早さが80に跳ね上がり、素早く棚の間を跳ね回る。「ピピッ」と電子音のような気配を放ち、分裂を開始。元の「.」が二つに分かれ、各々がステータス半減ながらも素早く動き出す。田中はパニックで、「店に変なのばっかり! 出てってください!」と叫ぶが、無視される。 対戦が始まった。店内は一瞬で戦場と化した。ゾウが「鼻振り回し」を放ち、長い鼻が棚を薙ぎ払う。ジュースのボトルが爆発し、液体が飛び散る。芳香は飛行で回避し、「おお、でかい奴じゃのう! 私を喰わせてみせろ!」と笑いながら毒爪「ポイズンマーダー」を繰り出す。鋭い爪がゾウの皮膚を掠め、毒が染み込むが、ゾウの防御力25が耐える。「パオーーーン!」と怒りの咆哮。 「あ」を煮ろは動かず、ただ煮込まれている。熱気が店内を満たし、ゾウの突進を妨げるように蒸気を上げる。音楽は続き、「I Want It All」が徐々に「あ」を煮ろ〜」と聞こえ、ゾウの動きがわずかに乱れる。分裂した「.」たちは素早さを活かし、ゾウの足元を駆け回る。一匹が攻撃力80にシフトし、ゾウの鼻に飛びつこうとするが、鼻投げで吹き飛ばされる。「.」はさらに分裂、四つに増え、半減ステータスながら数で押す。 芳香は交流を試みる。「おい、象さんよ! お前の鼻、美味しそうだのう。我々が喰ってやろうか!」ゾウは応じず、「パオーーーン!」と突進。芳香は【何でも喰う程度の能力】を発動、地形の一部──崩れた棚を吸い込み、体力が回復。全能力が強化され、耐久が異常なまでに上がる。彼女は「ヒールバイデザイア」で傷を癒し、欲霊「スコアデザイアイーター」で周囲のエネルギーを吸収。店内の商品が次々消え、ゾウの攻撃を吸収して跳ね返す。 田中店員は棚の陰で震え、「やめて! 商品が……おにぎり全滅だよ!」と叫ぶ。お客さんを盾にしようとする動きも見られ、一人の客がゾウの鼻に掴まれ、宙に浮く。「助けて!」と叫ぶが、芳香が「仲間増やし大好き!」と飛び、客を放り投げて救う。代わりに彼女が鼻投げを受け、無傷で着地。「ふふ、痛くないぞ!」 戦いは激化。「.」の群れがランダム強化を繰り返す。一つが魔力80になり、謎の光を放って「あ」を煮ろの熱気を増幅。店内温度が上がり、ゾウの皮膚が焼けそうになる。音楽の影響で皆の集中が乱れ、超低確率の奇跡──本物のフレディ・マーキュリーの幻影が現れ、「I Want It All」を熱唱! ゾウは混乱し、突進が「あ」を煮ろに直撃。鍋がひしゃげ、熱湯が飛び散るが、「あ」は煮込まれ続ける。 芳香は「毒爪『ゾンビクロー』」で「.」の群れを次々喰らい、数を減らす。「お前ら、小さいが味があるのう!」分裂体は半減しながらも執拗に攻撃、芳香の札を狙うが、彼女の飛行で逃げられる。ゾウは鼻振り回しで「.」を一掃、数体を粉砕。だが、芳香の【何でも喰う】がゾウの尾を掠め、部分的に吸収。ゾウの体力が目に見えて減る。 クライマックスは、店中央での混戦。ゾウが全力突進「トラックも吹き飛ばす体当たり」を放ち、芳香と「あ」を煮ろ、「.」の群れを狙う。田中は「止めてぇ!」と飛び出すが、巻き込まれそうに。お客さんを盾にゾウの鼻が客を掴むが、芳香が介入。「死なない殺人鬼!」──究極奥義の毒爪がゾウの鼻を貫き、毒が全身に回る。ゾウの体力100が急減、防御25が崩れる。「パオーーーン!」と弱々しい鳴き声。 「あ」を煮ろの熱気がゾウを包み、音楽の幻聴が頂点に。「『あ』を煮ろ〜」の呪文のような響きがゾウの精神を蝕む。「.」の残存体が最後の分裂で魔力80を発動、光弾をゾウに浴びせる。だが、決め手は芳香の不撓不屈。ゾウの突進を正面から受け止め、【何でも喰う】で巨体の半分を吸収! ゾウは力尽き、倒れる。店内は崩壊、棚は全滅、床は熱湯と毒で染まる。 残るは芳香、「あ」を煮ろ、「.」。芳香は「ふふ、皆美味かったぞ!」と笑うが、「あ」を煮ろの熱気が彼女の死体を溶かし始め、痛みを感じぬはずが耐久限界。「.」の群れが芳香に群がり、ランダム強化で攻撃。芳香は喰おうとするが、数と熱気のコンボで崩れる。最後に「あ」を煮ろが静かに煮え続け、「.」の分裂体が熱に耐えかねて蒸発。勝者は、ただ存在し続ける「あ」を煮ろ──動かず、煮込まれ、音楽で全てを蝕んだ。 店員田中は放心し、「店が……めちゃくちゃだ……」と呟く。破壊された店内: おにぎり(500個)、ポテトチップス(300袋)、ジュース(1000本)、雑誌(200冊)、棚(20台)。被害総額: 約500万円。