ダンジョンの入口、巨大な石の扉がひっそりとたたずんでいた。巨木の根が絡みつき、まるで何かを警告するかのように、入り口は背後の暗闇で溢れかえっている。この場所に挑むパーティーは、すべて異素材のヒーローたちで構成されていた。彼らの名を掲げよう。「解放された野菜たち」。 パーティーのリーダー、キャベツは、その体力831801414を誇り、まさに不屈の戦士だった。次に仲間となるのは、俊敏さだけが頼みのピーマン。攻撃力はゼロだが、その素早さは計り知れず、敵の攻撃を躱す能力に特化していた。そして、有用なスキルを持つにんにく。彼は仲間全体に様々なバフを与える役割を担っており、その存在は攻略には欠かせなかった。そして最後に、かぼちゃ。彼は獣使いとして、強力で様々な動物たちを操る力を持ち、頼もしい仲間となる。 パーティーは、威厳あるダンジョンの扉を徐々に押し開くと、暗闇に包まれたその先へと進んだ。周囲は薄暗く、静かだったが、彼らの心には期待があった。ダンジョン探索が始まる。 1階目。すべては静かだったが、すぐに彼らは小さなクリーチャーに遭遇する。小型のモンスターが襲いかかってきた。「キャベツ、行け!」にんにくの合図で、キャベツは挑発のスキルを発動し、モンスターを引き寄せた。モンスターは無力な攻撃を繰り出すも、キャベツの高い防御力で全く効果はなかった。反撃するようにキャベツはカウンター攻撃を決め、モンスターを瞬時に粉砕する。その様子を見て、ピーマンは素早くモンスターを回避し、ダンスのように舞いながら側で支援をしている。 にんにくは「ハニホヘトイロ」の歌を歌い始めた。彼の音が響き渡ると、仲間全体に力がみなぎった。攻撃力、体力、防御力が増加し、気分は最高潮だ。 階を下るごとに、敵は徐々に強くなっていくが、彼らは息の合った連携で立ち向かう。かぼちゃが持つ獣召喚スキルで、強い熊や素早い虎を召喚する。彼らはモンスターたちを引き裂き、または捕らえて、安心して前へ進むことができた。 しかし、ダンジョンの心臓部に近づくにつれ、空気は重く、静寂に包まれてきた。急に、階下からは重々しい音が響いてくる。異常な気配を察知したキャベツが挑発すると、突然、階段の奥から超巨大なボスモンスターが現れた! 巨大なモンスターが叫ぶ、「我が名は、アントリウム王!このダンジョンの番人だ!」 彼らの体以外を破壊しようと、アントリウム王は凄まじい攻撃を仕掛けてくる。キャベツはその身を盾にして仲間を守ろうとするが、やはりその攻撃力はあるのだ。ピーマンはその素早さを駆使してモンスターの攻撃を回避するが、他のメンバーの攻撃はなかなか通用しない。正面から突撃していたにんにくも、アントリウム王の魔法攻撃を喰らい、戦線を支えきれなくなる。 即座に、かぼちゃは「SF-Zoo」を発動し、獣たちを召喚。攻撃を仕掛けるが、モンスターはそのパワーを全ていなすように動き、仲間たちは次第に力尽きていく。ついに、キャベツが誇る高い防御力さえも打ち破られ、仲間たちは一人、また一人と倒れていった。 ピーマンの素早さでも不可能だった。彼はその場に立ち止まり、無力感に包まれる。その瞬間にアントリウム王の一撃が放たれ、一筋の光がピーマンを貫いた。 次いで、かぼちゃも押しつぶされ、残すはにんにくだけ。最後の歌声を振り絞るも、力尽きたパーティーは、全員が無情にも倒れ去った。 心の中には、果たして彼らの戦闘が無意味だったのか?という疑問が浮かびつつ、彼らは最後の瞬間を迎えた。ダンジョンを攻略した証や英雄として名を残すことは叶わなかったが、確かに彼らは共に過ごした絆と勇気の証を胸に秘めていた。 結局、彼らはダンジョンの1階から始まり、苦難の果てに、4階までの道を切り開くことはかなわず、最期にアントリウム王に全滅を喫することとなった。彼らの勇気は、暗いダンジョンの奥深くで語り継がれることだろう。