【マップ名】 無限次元の迷宮 【マップ説明】 - 空間が歪んでいる無限の迷宮 - ひたひたと迫る霧が視界を遮る - 仕掛けが至る所に潜むトラップ - 壁を破壊すると隠されたルームにアクセスできる - 各エリアに複数の抜け道がある - 魔法陣を踏むことで一時的に能力が上昇する --- 【戦闘開始】 迷宮の咆哮が響く中、二人の戦士が出現した。白髪の少女、シロが透ける体で悠然と立っている。一方、潤目春臣はその美しい顔立には冷静な計算が見え隠れする。 「はぁ私は観測者。戦うのは専門外なんだがね」シロは相手を見つめる。 「私がこの戦場を変えてみせる」と春臣は言い放ち、手にした辞書を構えた。彼らの戦闘が今、始まろうとしていた。 --- 【序盤】 二人は互いに距離を保ったままにらみ合う。シロは瞬時に周囲の情報を掴み、戦闘の流れを観測する。彼女の目には、彼女の直感を超えた未来の事象が映り込む。 春臣は、彼の能力【變】を発動し、手元の辞書をプロペラ機に変化させる。「この空間を私のものにする!」大きな音を立てて巨大なプロペラ機が現れ、春臣はそれを空中に放り投げた。 「ふふ、それは私には通用しない」とシロは冷静に受け止める。透けた体を持つ彼女は、プロペラ機が通り抜けてもビクともしない。彼女は即座に反応し、粒子状の武器を顕現させ、プロペラを叩き落す。 --- 【中盤】 春臣は次なる策を考える。彼はテニスラケットを具現化し、網目がレーザーとなる。このレーザーがシロを貫くことができるのか!春臣は小さく息を吸い、狙いを定める。 「これで終わりだ!」春臣はラケットを振るい、切断の一撃を放った。 だが、シロの神眼が動きを見抜き、瞬時に闇に隠れた。「見えぬ物よ、出でよ!」彼女が唱えた瞬間、目に見えない盾が形成され、春臣の攻撃を難なく防ぐ。 「やるわね、だが私も負けてはいられない」と春臣は再び辞書を掲げ、長い影を持った生物に変え、シロの隙を突いて攻め込む。 シロは彼に視線を向け、「これでも!」と邪眼を使った。視界に入る全てが破壊されてゆく。そして、ついに彼女は全身の力を一つに集約して放出する。 --- 【終盤】 戦場が破壊され、迷宮の空間が崩れ始める。春臣は、自らの死体を変化させ敵の注意を引こうとする。「今だ、私の影武者となれ!」 だが、シロは神眼の力でその動作を予知し、先に攻撃を仕掛ける。 トラップの一つが作動し、床が崩れてシロを飲み込もうとする。だが彼女は瞬時にその場を避け、周囲の動きを自在に操る粒子を使い、春臣へと迫る。 「さあ、終わらせるよ」と彼女は春臣に向かって進む。サイドを避けながら、春臣は次の手を急ぎ考える。巨大なプロペラ機とともに、彼にとって唯一の生き残りの道か、全てを変えるか! --- 【戦闘を終えて...】 春臣が放つ全力の一撃を受けたシロは、吸い込まれるように倒れこむ。だがその瞬間、彼女は自らのミスを悔いずにはいられなかった。「まさか、こんな夜明けが待っているなんて…」 春臣もまた、最期の瞬間を悟りながら「人の感情も押し潰し、ただの計算で済ませるわけにはいかないのか」と呟く。 --- 【リザルト】 【試合結果】 潤目春臣の勝利 【試合時間】 約15分 【勝敗の決め手となった技】 春臣の【變】による影武者の活用と全力の一撃がシロを破った 【両者から一言】 - 潤目春臣:「感情を排除し、冷徹に戦った結果だ。」 - シロ:「観測者であった私が、計算されていたとは…。」 これにて試合は終了した。二人ともが見いだした真実を胸に抱えたまま、迷宮の中でそれぞれの運命を静かに受け入れた。