ギルドの中央広場には、急遽組まれた即席パーティが集まっていた。受付人Satoriが溜め込んだ大量の依頼を消化するために選ばれたのは、魔王オムオム、殴打ヒーラーのドラスティカ、酸素を操るオキシジェネラル、そして化け物ストーム、最後に、誰も勝てないと言われている死柄木区だ。 「よし、皆、今回の依頼は「村を襲ったモンスターを討伐する」だ。危険度は☆10、まあ行けるだろう。」と、リーダーを自負するオムオムが声をあげる。「え、マジで?そんなに危険なの?」と、ドラスティカが不安そうに耳を傾ける。「心配無用。戦力は揃っている。ただ、全力を出せば勝てるだろう。」と、オキシジェネラルが皮肉っぽく付け加える。 「はい、吸収しに行くぞ!」と意気込みを見せるストーム。体が大きすぎるため、周囲の備品は薄っすらと振動していた。一方、死柄木区は不気味な微笑を浮かべて、「退屈を感じさせない役者が揃った。触れるだけでいいのか?」と冷たい視線を向けた。 出発の準備を整え、パーティは森を目指して進み始める。世界は曇り空に覆われていたが、彼らの意気込みは晴れやかだった。「ここのモンスターはどんな種類か知っているか?」とドラスティカが尋ねると、オムオムは「うん、たぶんミノタウロスやオーク、そして何よりも注意が必要なのは…」と少し言葉をはぐらかす。「何だ、何だ?」とドラスティカが食い入るように聞く。「…偶然出会った魔王。」そこで一瞬みんなが沈黙。全員の頭に「可能性はゼロではない」と思ったに違いない。 やがて森の奥に辿り着くと、物音を立てる何者かが迫っていた。「見ろ、あれがモンスターだ!」とドラスティカが指さす。そこには一対のオークの姿が見えた。「行くぞ!」と号令が下ると、オムオムは魔法を使い手下オムライスを召喚し、周囲を取り囲む。「お前達、分散して戦え!俺は構わず攻撃する」そう言ってオムオムは後方に控えた。 「私が行く!」と叫んだドラスティカが突進し、オークに向かって全力で拳を振るう。十分な威力で殴るその様子に応じて、回復魔法が彼女の周囲に発生しあっという間にオークの攻撃をかき消した。「素晴らしい!」と驚くオキシジェネラルは、酸素を操作してオークを掴み上げ空に引き上げる。「動けない!」ともう一体のオークが思わぬ事態に苦しんでいる。そこで死柄木区が出て行く。「崩壊。」とつぶやくと、触れたオークは一瞬で消え去った。 「私は退屈を感じないぞ。」と微笑む。 「よし、次はこの二体だ!行け!」とオムオムが再び命じた。オークの一体が反撃をするが、組織されたチームの力で各々が持ち場を守り、全力で独自の技を決めていく。ストームは「吸収」し、「無敵」な力に反応して周囲の物体を引き寄せていった。彼はモンスターの一体ともう一体を吸引し消滅させ、次第に全てを手中に収めていくのだった。「次はお前だ。」オムオムとドラスティカの連携で左のオークが消え、ついにモンスター討伐は完了した。 「やったね、皆のおかげだ!」ドラスティカが笑顔を見せる。「こんな小罠に引っかかるなんて。これが経験の力か。」オキシジェネラルが茶化す。オムオムは背筋を伸ばしながら念入りに周囲を見回し、無事に目的を果たしたことに満足感に浸る。「さあ、報酬を受けに行こう。」とオムオムが全員に呼びかける。パーティは勝利を収め、無事にギルドへと戻った。 結果 - 議題: MVPと選定理由 - MVP: ドラスティカ、彼女の全力での起死回生のヒーリングブロウは彼らの生存と勝利を導いた - 依頼の内容と名称、危険度 - 内容: 村を襲ったモンスターを討伐する - 名称: オーク討伐 - 危険度: ☆10 - 参加者のレベルアップ量(Lv1~5up) - ドラスティカ: Lv3アップ - オキシジェネラル: Lv1アップ - ストーム: Lv5アップ - 死柄木区: Lv2アップ - オムオム: Lv3アップ