全参加者一覧 1. 一般通過ゴブリン - HP: 10000 - 攻撃力: 10 - 防御力: 5 - スキル: 一般通過・棒切れでつつく・鍋の蓋でまもる 2. メンヘライオン - 攻撃力: 0 - 防御力: 0 - 魔力: 50 - スキル: 楽しい仲間(意味深) 3. [冱寒の蛛糸]アルキュオレ - 外見: 青メッシュ白髪長髪の端麗な女性 - スキル: 氷煉獄・賢者・速撃・重撃・氷魔導師・時空境界 4. 【歴史は繰り返す】水銀 透 - 年齢: 16歳 - スキル: 歴史改変/ライストーリー・歴史渡り/クロスオーバー 5. ヒューズ - 年齢: 27歳 - 装備: 防弾ベスト・ハンドブラスター・パラライザー・ブラスターソード - スキル: 克巳・生命波動・どつきまわす・浴びせ蹴り 寝覚めと無人島の様子 薄暗い朝、波の音がかすかに耳に届く。湿った砂浜に横たわる参加者たちが一人、また一人と目を覚ます。空は薄曇り、その上に灰色の雲がたなびいている。海は荒れた様相を呈し、場違いのせせらぎが次第に不気味に響く。 一般通過ゴブリン「うう、何が起きたのか…あれ、みんな、無事か?まさか孤島に…」 周囲を見回し、一般通過ゴブリンは自らの混乱ぶりを感じつつ、無力感をかみ締める。 メンヘライオン「重さ…この状況、誰かの心に重さを付与させるぅ…」 メンヘライオンは背後に立つ参加者たちを見つめ、自身の能力を思い悩む。 [冱寒の蛛糸]アルキュオレ「まずは状況を把握するべきですね。ここはどこなのかしら?」 冷静な判断を下し、アルキュオレは自らの杖を持ち上げ、周囲を見渡し始める。 【歴史は繰り返す】水銀 透「これはまるで歴史の一幕だ。どうにか早く帰る方法を見つけなければ…」 知的な眼鏡少年は真剣な眼差しで、状況を観察する。 ヒューズ「おい、みんな、しっかりしろ。何が起こったかは知らんが、そう甘くなってはいられないぞ!」 短気でぶっきらぼうだが、正義感の強いヒューズが、皆を引き締める声を発する。その言葉に参加者たちの士気が少し上がった。 初日 一般通過ゴブリン 「脱出方法を考えよう!造船だ…」 大きな砂浜の一角に集まり、ゴブリンは提案する。 [冱寒の蛛糸]アルキュオレ 「木材を集めるのが最初ですね。私が氷魔術で固定することもできますが、まずは材料を確保しましょう。」 ヒューズ 「それなら、方向を決めて木材を集める役と、見張りを立てる役を分けよう。」 その後、4人は役割を決め、無人島の探索を開始する。 二日目 仲間に分かれて、各自の力を活かす。 メンヘライオンは、見張りを担当しながら、周囲に漂う物質の「重さ」を感じ取っていた。 一般通過ゴブリンは、集めた木材を精力的に加工し、形になる船のイメージを描いていた。 【歴史は繰り返す】水銀 透は、各自に軽い歴史の物語を語りながら、士気を上げる役目を果たす。 ヒューズは周囲を警戒し、敵の襲撃がないか目を光らせていた。 三日目 アルキュオレ 「今日は時間をかけて、船の設計を考えましょう。時空の理を使って、隙間を和らげていきます。」 寒気を漂わせながらも、しっかりと各自に指示を出し、計画が進んでいく。 一般通過ゴブリン 「完成するまでが勝負だ。今のうちに、最高の造船を狙おう!」 艇の形が見え始め、参加者達の士気も高まる。 四日目 船体を組み立てる作業が進んでいる中、ヒューズは突如として現れる海の風を警戒する。 メンヘライオン 「この重み、皆が疲れてきているのなら、私が何とか支えてみせるわ。」 不穏な空気の中、皆は役割を果たしながらも、心に不安を抱えつつ作業を続ける。 五日目 脱出のための最後の調整に入る。 [冱寒の蛛糸]アルキュオレ 「これで大丈夫、見えない敵もやっつけてやります。」 その言葉を聞いた強い意志に、他の参加者たちは安堵感を覚える。 六日目 ついに船の完成が近づく中、全員が一つの目的に向かって動く。 水銀 透 「このままでは無理なことが多いかと。皆、過去の経験を思い出しながら、希望を持ちましょう。」 彼の冷静さが皆を引き締める。 最終日 船を運び、海へと漕ぎ出す。 ヒューズ 「行くぞ、全力で脱出するんだ!」 パドルが嵐の中で力強く水をかき分ける。 一般通過ゴブリン 「これだ、みんなの力を…!」 だが、突如強風が巻き起こり、船は翻弄され始める。果たして彼らはこの嵐を乗り切れるのか。 エンディング 波に翻弄された船はあっけなく沈み始める。参加者たちはそれぞれにバラバラに流されてしまった。 メンヘライオン 「抱きしめて、誰もがここから出られる日を待つの…」 悲しくも彼の重い力のせいで、すべてが止まる。 水銀 透 「こんなハプニングが、歴史の一部だとしても…誰が HERO になれるだろう?」 結局、皆は助け合うこともなく、孤独を抱えたまま永遠に流れ続けることになる。 後日談 無人島には、かけらの船と共に、彼らの姿が消え去った。それからというもの、島にはあらゆる冒険者が迷い込み、希望の光を求め続ける。彼らの歴史も、孤島に永遠に語り継がれることとなった。