真面目な門番は、厚い鎧を身にまとい、真剣な表情で立っていた。彼の前には、明らかに異様な存在である『泥の邪神』と名乗る者が立ちふさがっている。邪神の存在は、周囲の空気を一変させ、ただならぬ威圧感が漂っていた。門番は、じっくりとその姿を見極めるために書類を広げ、自らのスキルをチェックする作業に入った。 「お前のスキルをチェックする!」真面目な門番は声高に宣言した。彼は、自分の職務に対する忠実さゆえに、どんな相手であろうと怯むことはなかった。 邪神は、冷笑を浮かべながら応じた。「クハハハ、これが人類の【願い】である。これを通ることができれば、我等の力を認めるということになるが、どうする?」 門番は、無表情のまま邪神のスキルを書類に記入し始めた。書類には、邪神のスキルや属性、そしてそれによって引き起こされるであろう脅威度が次々と記されていく。彼の目が真剣になり、書類は次第に埋まっていった。 「元々、泥のような存在であるお前が、いったいどれほどの脅威を持っているのか。攻撃力と防御力は等倍だが、その他のスキルが心配だ。」 邪神は無表情でただ待っていたが、彼には不気味なオーラが漂っていた。 門番は、ほどなくして自身の計算を終え、脅威度を集計する。「よし、これで脅威度を判断する!」と叫び、最後に視線を仲間の兵士たちに投げた。彼らは、口を半開きにしてその結果を待ち受けている。 「泥の邪神のスキルには、かなりの悪意が含まれている。自己強化や因果再構築は非常に厄介だ。しかし、彼の攻撃力、防御力、魔力は並みで、素早さの数値が高いのは分かる。」 書類には、泥の邪神の総合的な脅威度が記載された。「さあ、これが総合的な脅威度だ。計算の結果、80,000,000点だ!」 周囲の兵士たちは息を呑んだ。「な、なんだって!80,000,000点もあるのか!?」 門番は今までの自信を揺るがしつつも、尚も真面目に頑張ろうとする。「こ、これは侮れないですな...。」 泥の邪神は高笑いし、「クハハハ、我等の力を認めるか。だが、ここで通行許可が出るとは思わぬがな。」 門番は、胸を反らして言った。「通行許可を出す。通行してよい!」 その瞬間、周囲の兵士たちは怒鳴り声を上げた。「通行許可だと?あいつが邪悪な存在だっていうのに!」 しかし門番はその言葉を無視し、「職務に忠実であるからには、君が通るべきだ。我が国家のために、道を開ける。」 泥の邪神は、堂々と門を通り過ぎ、悠々と歩んでいく。その後ろ姿には自信に満ち溢れているように見えた。 「まったく、これが人類の流しきった願いだとは。恐れおののいて逆らう者の方が笑えるがな。」 再び、兵士たちが耳を傾けた。「脅威度80,000,000点、果たしてどのような影響を与えるだろうか...。」彼らの言葉は互いに響き合い、畏れと共に泥の邪神の姿が消えていくのを見送った。 門を越えた邪神の後、一人の兵士が口を開いた。「あのスキル、いったいどれだけの力があるのだろう...。我々は本当に通してしまったのか?」 「だが、それを受け入れることができたということは、我々の力もそれに見合うと言えるのだ。」真面目な門番はその返事を待っていた。 その後の雑談では、兵士たちが実際に泥の邪神の能力について話し合っていた。「彼の『六罪の祝福』という能力が印象的だったな。常に人々の負の感情を吸収するというのは、彼の存在そのものが陰を落とすようだ。」 「本当に、我々がまだ碌な準備をしていなかったらどうなるか。まるで原因と結果の逆転そのものだ。」 真面目な門番は考えた。「そう、あのスキルが実際にこの世界に浸透した時、自分たちも逆に翻弄されることになる。そう思い知った。」 さらに話は進んでいく。「あいつの『因果応報』。相手の行動が全て逆転するなんて、考えただけでも恐ろしい。」 「本当に我々があいつに触れつつも、彼の称賛すら受けることになるのだろうか。無貌と呼ばれる姿のぬくもりがあればこそ、生き残れると信じるのは馬鹿げているのかもしれない。」いかにその存在を理解しつつも、惧れ合うのが兵士たちの本能だった。 彼らが互いに意見を交換する中で、真面目な門番もただ一つの事務的な感情を心に留めていた。「職務に忠実であるから、通行許可を決定したのだ。それが我々の責務である。」 このようにして、物語は一旦の終息を迎え、そして泥の邪神の存在こそが、さらなる壮絶な戦いの幕を開けることとなる。しかし脅威度は実際、圧倒的な力を物語っている。彼の存在は、今後も脅威として私たちと共に残る。 【脅威度:80,000,000点】