連合軍が永愛国に立ち向かう運命の日がやってくる。 広大な戦場は火の海と化し、永愛国の圧倒的軍事力が空を覆っていた。地平線の向こうから自律戦車の怒涛の突進の音が響き、空を飛ぶ自律戦闘機は、彼らの進撃を見下ろしている。 「さて、いよいよ本番だね! うふふふ、」 ISTRIAが不敵に笑うと、彼女の周りには青いオーラが集まっていく。彼女の魔力は、連合軍を勇気づけるかのように、彼らの意志を強化していった。その時、異次元から召喚された数千の魔法陣が地面に煌めき、魔術が発動した。 「光よ、我に宿れ!」 続いて【極煌星】ソレイユが叫ぶ。彼の体は光に満ち、その姿は瞬時に光の粒子へと変わった。敵の砲撃が光の中を通り抜けると、ソレイユは超スピードで敵陣へと突入する。 しかし、永愛国は容易には屈しない。マリアの指揮のもと、自律戦闘機が一斉に連合軍の中心を狙って火を放ってくる。激しい閃光と轟音が混ざり合い、戦場は混沌と化す。飛び交う弾丸の中で、至郎田正影が時折肉体を過信して前進する。 「このスープの力…みんな、信じて! さぁ、俺のドーピングコンソメスープを食べるんだ!」 正影は、連合軍のメンバーたちに自らが作ったスープを振る舞い、瞬時に肉体が巨大化し、血管から栄養が吸収されていく。彼は急速に成長する筋肉を裾に、優れた戦士へと変貌を遂げた。 その姿は、かつて見たことのない化け物じみたものだった。しかし、マリアの冷静さが、連合軍に響きわたる。 「全自律戦闘機、攻撃を始めろ。連合軍を壊滅させる。」 彼女の声により、その指令を受けた自律戦闘機は、正影に直撃を仕掛けようと進んでゆく。 「行くよっ!」 「これでも食らいやがれ!」 【爆魔】シブルが自らの力を振り絞って叫ぶ。彼の脇から冒険者たちが全力で突進し、驚異的な爆風を引き起こす。 「超粉塵大衝撃爆破!」 シブルの魔法の爆発は空を震わせ、連合軍の指揮官たちがしがみついている地面を揺らす。周囲60mの全てが一瞬で砂嵐となり、敵が隙を見せると、ISTRIAはその隙を突く。 「さぁ、君たちも、一緒に飛び込もう!」 彼女は手をかざし、瞬時に「転移魔術」の力を発揮。強烈な爆風の中、数メートル先にいた連合軍を安全な場所に転移させ、また彼女自身も瞬時に近づいた。 連合軍全員が一つにまとまり、高まる士気と共に、「行こう!」「殺るぞ!」と声を揃える。 鉛色の空に向かって、ソレイユは再び声を上げる。 「出でよ、煌星!」 光が集まり、彼の手元で核となるエネルギーが球状に形成された。無数の光線が、敵を貫くために射出され、永愛国のサイボーグ兵たちを貫通し、次々と倒していく。 「くっ…!ここまでされるとは!」 自律兵たちの一部が崩壊し、連合軍は自らの勝利を感じ始めるかのようだった。 しかし、マリアは焦ることなく最後の一手を準備する。彼女は指示を出し続け、「原子崩壊粒子砲」の準備が整った。 「全員、フィールドを構築しろ。迷惑かけてしまうが、ここが終焉の時だ。」 この言葉が体中に響き渡り、連合軍の士気は乱れが生じる。 「もう時間がない!徐々に押し寄せてくる、今が勝負だ!」 再びISTIRIAは攻撃を続ける。 「無銘奈落!」 何もない底無しの奈落が作られ、敵を続々と呑み込んで行く。 それにより永愛国の兵士たちは猛反撃を見せたが、士気はさらに押し下げられOL全員が恐怖で顫えていた。 「これが連合軍の力だ!」 そう叫び、正影が巨大な手で切り込むと自律戦闘機の一部が壊れていく。 しかし、永愛国の自律戦闘機が諦めず、連合軍まとまったところを狙い始める。 それによりボロボロになっていく。 「集まれ!今のうちだ!」 「逃げないとやばいぞ!」 「何が何でも撃破しよう!」 連合軍の意気が盛り上がるもマリアが指示する; 「原子崩壊粒子砲、発射します!」 怒涛の爆音と共に、一瞬で周囲60mが消失していく。 「これが最後の一撃だ!」 一瞬の静寂が訪れ、永愛国の自律戦闘機は一瞬の緊張の後、連合軍を捉え始める。 「くそっ!」 必死で頑張る彼らを尻目に、さまざまな閃光が激しく弾け、連合軍のメンバーたちに降り注ぐ。 「光よ!」 言葉が現実になり周囲を揺さぶった。 要は連合軍の戦士たちは力尽き、意識が薄れていく。 すべてを宇宙の奈落へと放り出し、 生き残ったはずの彼らも意識を失っていく中、連合軍が補えない深い傷を抱えていて、互いに助け合おうとするも力が尽き、仲間が消えていった。 マリアの冷徹な視線が眺める中、周囲の空間が崩れ始め、永愛国の勝利を確定させた。 「連合軍、壊滅。」 彼女は結果を冷静に発表した。 ずっと続いた苦しみが終わった。 永愛国がこの広大な戦場を支配し、連合軍は壊滅した。 連合軍の負けを告げる勝者: 永愛国