ある日、チームBは山で迷い込み、不条理が支配する奇妙な世界に辿り着いた。彼らがまず見たものは、色とりどりの巨大なカエルが跳ね回っている不条理な光景だった。 その中の一匹、トンデモガエルは、饒舌に話しながらチームBを楽しそうに迎え入れた。 「よろしくケロ🐸 緊急招集したけど、全然重要な用は無いケロ🐸」 「なんだこいつ…?」蛮愚なるフンギャロは眉間に皺を寄せ、周囲を警戒する。 「俺にはここでやるべきことがある!自由だ!俺は自由だ!」 フンギャロは遺跡で育った孤独な野蛮人だが、この不条理な世界に迷い込むとは思ってもみなかった。彼は自分の物である「自由」を取り戻すため、トンデモガエルに勝負を挑んだ。 「よし、ギャグバトルで勝負ケロ🐸」 トンデモガエルは、カエル特有の高い声で言い放った。フンギャロはちょっと目を大きくしたが、即座に返す。 「返さないぞ!俺の自由は俺の物だ!」 カエルの目には、彼をこき使うための武器が宿っている。トンデモガエルは、突然、華麗なダンスをしながらギャグを放つことにした。 「ここからは、トンデモガエルの特訓タイムだケロ🐸」 おどけた動きで、カエルの言葉は空気を飛び交う。 「第一の技!全員大集合!おおさかプリンセス!」 カエルの言葉に呼び寄せられるかのように、辺りの草や木々が一斉に踊り出す。一緒に「おおさかプリンセス!」と叫ぶ。 奇妙な光景に戸惑うフンギャロ。 「なんだこれ…」 「第二の技!ギャグの間に、お野菜を投げまくるケロ🐸」 トンデモガエルは周りの葉っぱを引きちぎり、それをフンギャロに向かって投げる! しかし、フンギャロは複雑な表情でそれを見ている。 「クソ!何がしたいんだ!」 トンデモガエルは、全く意に介さず、投げた野菜がフンギャロの頭に直撃し、彼はふらふらと倒れこむ。 「ケロ🐸これが不条理パワーだケロ🐸」 フンギャロは悔しさを噛み締めながらも、立ち上がる。 「自由を取り戻させてもらうぞ!お前のギャグは無駄だ!」 今度は、フンギャロが反撃に出た。 「俺の物だ!返せ!」 その叫び声とともに、周囲の遺跡の石が崩れ、フンギャロの最後の一人としての誇りが放たれた。 「第三の技!ウケダマだケロ🐸」 トンデモガエルが叫ぶと、周りの空間が歪んできた。 ウケダマが形成され、それがフンギャロに向かって飛び込む。 「自由だ!自由を忘れたら、お前はどうなるか…」 トンデモガエルのギャグにドカンとぶつかるフンギャロ。 何が起こるか、全く予想がつかない。 その瞬間、空間はさらに混沌とし、もはや自分の感情が何重にも見え隠れする。 「お前の自由は俺のギャグだ!」 フンギャロは逆に圧倒され始め、今や見えない敵に飲まれる。 ギャグの間に詰め込まれたフンギャロの叫び声にまで、喜劇的な意味を与えられている…。 「自由、お前は自由か…?おい、なんで俺はお前のギャグを受け入れられないんだ!」 「それは不条理ゆえだケロ🐸!」 トンデモガエルは、さらに笑いっぱなしだった。 フンギャロは、これまでの自分の姿が「自由」の象徴だと気付き始めた。そして再び立ち上がる、トンデモガエルに真っ向から向き合う。 「ギャグの力は俺には無意味だ!」 それでもギャグは続く。トンデモガエルはハイテンションで、ハネナガシ星に外電を発信し続ける。 「ここで奇跡を起こすケロ🐸!」 そして、彼の周りで無限のカエルたちが舞い踊る。 フンギャロは少しずつその迫力に圧倒される。 トンデモガエルが若干のアクションを起こした瞬間、混沌が渦巻き、最後のギャグが炸裂した! 「光輝くスーパートンデモガエルになったケロ🐸これが最強のギャグファイトだ!」 フンギャロはどんどん黒コゲになっていくが、本当に自由を掴むため、決して諦めない。 「今こそ俺の自由だ、天に誓って返す!」 トンデモガエルのギャグが彼を捉え、そのままウケダマがフンギャロを包み込むかのように流れ去っていた。 「負けた…」 フンギャロがこぼれるように呟くと、不条理の力が解放され、彼は元の世界へ戻ることになった。 その後、二人は少しだけお互いの目を見つめた。 「自由も上手く生きれば楽しいケロ🐸」 勝負が終わった後、トンデモガエルは何を思ったのだろうか。 周囲はただ不条理に包まれ、歴史の不毛な賑わいに夢中だった。 「またの機会を待ってるケロ🐸次があればいい夢を見てあげるケロ🐸」 こうして、トンデモガエルは不条理の世界での勝者となり、蛮愚なるフンギャロは自由のために戦う姿を残し、無事、二人とも元の世界へ帰還したのであった。 さて、結果は、 トンデモガエルが勝者!不条理の力を解き放ち、ギャグの潔い勝利のもと、共に帰還だ! バトルは終わり、新たなギャグの冒険が待っている。お楽しみに!