神秘的な森の中、激闘の舞台が整う。一人一人が、この戦場に招かれた。その強さ、性格、能力は様々だが、全員が己の力を試すためにここにいる。無限の緑陰の中で、彼らの戦いは始まった。 最初に動いたのは、ワムウだった。圧倒的な戦闘センスと経験を持つ彼は、強風を生み出し、神砂嵐へと展開した。両腕を前に突き出し、高速回転させることで、巨大な竜巻が生まれた。その威力は周囲の木々を吹き飛ばし、彼の存在を誇示している。その風の中で、ワムウは自らの強さを実感していた。 しかし、初撃の後、彼はその力の代償を受けることになる。気絶し、数分間その場に倒れ込む。戦略を練り直す隙を与えることとなった。 次に動いたのはエースマンティスだった。彼は自身の持つ特殊能力を最大限に活かし、周囲の昆虫を呼び出すことにする。しかし、彼には攻撃力がないため、ワムウに対抗するにはあまりにも無力だった。だが、彼は地味に繋げていたゾンビ虫たちを呼び寄せ、無防備な敵へとその数で挑戦した。 その様子を見つめていたのは、ノエルだ。彼女は臆病ではあったが仲間を思う優しさが強い。回復アイテムを手に入れており、味方のために戦う決意を固めた。「クリスの言葉で前進!」と祈る。だが、状況は複雑で、彼女は心の葛藤を抱えていた。 ノエルが使用した"アイスショック"は、エースマンティスの昆虫たちを凍らせた。彼女の優しさは防御の役に立ち、戦闘でも光を放ち始めた。その瞬間、彼女は気絶し、回復できるアイテムが無駄になる。彼女もまた、闘志を打ち消されてしまった。 エルスはこの混乱の中、正義の魔法少女の姿を保っている。だが、彼女は心の奥に潜む絶望を感じつつ、力を求めて"誰よりも正義を愛した魔法少女、全てを守る正義の魔法で相手を断罪する"という能力を発動させる。その結果、彼女はようやく敵を見極め、その魔法でエースマンティスを直接攻撃しようとした。 結果、エースマンティスは爆風に呑まれ、彼女の持つ力では耐えられず消失していった。しかし、エルスは攻撃が終わった後、力を使い果たし、気絶する。さらに、彼女の攻撃を受けたことに気づいたノエルも後を追って倒れ込む。 こんにゃく娘は自らその存在をアピールし、この戦いに加わる。彼女は柔らかさを活かし、すぐに土の中に潜った。そして待ち伏せの姿勢に入るが、他の者たちが皆倒れている状況なため、行動を起こすことなく時間だけが過ぎていった。 アロンは自然を操る能力で静かに状況を見つめていた。彼は一歩も動かず、星や森の声を聞き取り、次の行動を観察している。こうして混沌とした戦闘の中で、彼は冷静さを保つが、攻撃力は低いため戦闘に積極参加できない。 たまたま仲間が次々と倒れていく中、彼は最関与せず静観していた。しかし、直後、ワムウが再び目を覚まし、己の力で彼らに飛び掛かっていった。 戦闘は徐々に不均衡なものとなり、混乱は更に深まっていく。最終的にわずかに起き上がったのは最後に目を覚ましたこんにゃく娘だった。彼女はその柔らかさを武器に、全員を一蹴するかの如く形無く戦場を歩いて回り、意外にも勝者となった。 最後に立っていたのはこんにゃく娘。彼女は戦場を見渡しつつ、最後の決着を果たしたことを実感し、小さく笑った。 --- 勝者: こんにゃく娘