列車がガタンゴトンと進み、夜の闇の中をひた走る。Aチーム、悪のフィルムプロジェクターは、歴代の映画のキャラクターを召喚し列車の中に混乱を引き起こしていた。悪殺隊のBチームは、そんな彼らを止めるために、列車に乗り込む準備を整えていた。 「行くぞ、みんな。」ツネマサトシが冷静に言った。彼はヒヤッ刀を鞘から抜き、周囲を警戒している。「油断するな、奴らは簡単には引かないはずだ。」 「はいっ!」セイメツはバトルアックスを握りしめながら頷いた。その体は固く、誠実な目をしている。「我が全力を尽くして参ります。」 「あちし、クルラホーンちゃんだぜぇ……ヒック!」と、いつも通りに酔っ払った状態のクルラホーンは、足元でグルグルと踊りながら笑い声をあげる。「また、楽しい夜だねぇ!」 その時、列車の区間が揺れ動いた。悪のフィルムプロジェクターが召喚した映画のキャラクターたちが車両の中に現れ、戦闘が始まった。主人公から悪党まで、さまざまなキャラクターが襲いかかってくる。 「来たっ!」ツネマサトシが叫ぶと同時に、悪党の一体が迫ってきた。彼はヒヤッ刀で切りつけ、接触部から氷が広がって相手を凍りつかせる。「さあ、次だ!」 引き続き、セイメツは丸まって転がりながら、敵をなぎ倒してゆく。「こちらから行かせていただきます!」彼の体の鱗が武器のように輝き、猛然と突進する。 しかし、圧倒的な数に負けてしまう悪殺隊。仲間が吹き飛ばされ、何人かが地面に倒れ込む。仲間の危険を感じ、クルラホーンも酔ったまま立ち上がる。「酔いどれでも、あちしが助けるからよぉ! 行くぜぇ!」彼女は千鳥足で敵に向かって突撃する。 「酔拳パンチ!」と叫びながら、岩を砕くほどの力を持って敵を殴りつけた。 そのとき、先輩の煉獄杏寿郎が現れる。「俺が来た!」高らかな声で列車の先頭に立ち、炎のような髪が燃え盛る。「皆、俺に任せろ! お前たちも後ろから支えろ!」 セイメツが叫ぶ。「煉獄先輩、助かります! 我々も全力で行きます!」 先輩は刀を構え、炎を纏いながら、敵に向かって突進する。彼の一撃が、周囲に激しい炎を巻き起こす。「壱ノ型 不知火!」斬撃が敵を切り裂き、その瞬間、映画のキャラクターたちが後退した。 だが敵の数は依然として多く、キリがない。「このままでは……」ツネマサトシが冷静に考えこむ。そうしている間にも、悪のフィルムプロジェクターが次々と新たなキャラクターを召喚する。 「君たち、面白い映画を見せてあげよう!」フィルムプロジェクターが古い映写機のような声で言い、ジャンルをさまざまに変えた映画のキャラクターを召喚した。 「これは危険だ!」先輩が叫んだ。気を引き締め、仲間たちに目を向ける。「今こそ、団結する時だ!」 「うん!」セイメツが言い、その目は真剣だ。「私は決して隊員を見捨てません!」 「その通りだ! みんな、一緒に行くぞ!」とツネマサトシが決意した声をあげた。彼は敵の隙間を縫って、もう一度突進する。 クルラホーンは彼の背中を見ながら言った。「一緒に戦うよぉ、ツネちゃん!」彼女は酔覚を存分に発揮し、敵を気絶させる。 先輩は再び「伍ノ型 炎虎」の技を使い、豪炎で敵を焼き尽くした。敵が怯える様子を見ながら、彼は一瞬の隙を突いて大規模な斬撃を放ち、さらに周囲を制圧する。 すると、Cチームが姿を現した。「おや、悪殺隊さんたち、ずいぶんと楽しそうだね。」猗窩座が余裕たっぷりに言った。空中に舞い上がりながら、彼は敵の周りに優雅に踊りかかる。 「くそっ、なんてやつだ!」ツネマサトシが怒鳴る。「目障りだ、退け!」彼は死力を尽くして突進するが、猗窩座の優雅な足裁きに翻弄される。 フィルムプロジェクターが邪魔をする。彼は「映画の時間です」と言い、間髪入れずに新たなキャラクターを召喚する。 その時、先輩は猗窩座に対抗しようと前に出た。「俺が来た、猗窩座!」 「煉獄杏寿郎か、私の強さを教えてあげるよ。」猗窩座は笑みを浮かべ、挑発する。彼はその瞬間、空中から多方向に打撃を叩き込んだ。 「バカなっ!先輩!」ツネマサトシの声が響いた。先輩は耐えきれず倒れ込む。が、仲間が続けて大打撃を行う。 「セイメツ、行け!」 フルスイングのバトルアックスが猗窩座に迫るが、相手はすんでのところで避ける。「なかなかやるじゃないか。」 「お前は許さない!」ツネマサトシが再び突進する。「今度こそ!」 今度はその攻撃がかすめもせず通り過ぎてしまう。猗窩座の強さを実感する悪殺隊、だがその時、クルラホーンの酔拳が直撃した。「酔拳チョップ!」それは敵との距離を一気に詰めた。 「どうだっ!」 その攻撃の衝撃で、猗窩座は後ろに崩れたが、すぐに立ち上がる。彼は笑った。「面白い、君たちも悪くないね。」 だが、そんな余裕はすぐに破られた。煉獄杏寿郎が叫ぶ。「玖ノ型 煉獄!」燃える刀が、確認できないほどの速さで繰り出され、猗窩座を一閃。その一撃によって猗窩座は広がる炎の中で後退もせず、ただ入ってしまった。 「このままでは死なぬか。」猗窩座が悔しげに呟く。「でも、私はまだ負けない。」彼は逆に攻撃指示を砲火のように激しく叩き込む。 「ええ!先輩!」セイメツの声が驚愕する。 「ここで終わるわけにはいかない!」先輩はあくまで立ち向かう。 しかし、数と威力の前に、やがて先輩は打たれ、ついに力尽きてしまう。 「こうしてはいられぬ、逃げてくれ。」先輩は仲間に向かって冷静な声で言った。 「先輩、無理だ!」ツネマサトシの声が焦りに変わった。 「さよなら、さよなら、さよなら……」その言葉が列車の中に響いた。 仲間の心に刻まれる先輩の最後の言葉。皆の目は涙で濡れ、怒りがこみあげる。 「絶対に先輩の仇を取ってやる。」ツネマサトシは決意し、目を細めて言った。「無駄にはしない!」 彼の言葉に、他の仲間たちも頷く。彼らは悲しみを胸に秘め、戦う決意を新たにした。なぜなら、彼らは仲間を守るため、未来に向かって進む風のように疾風となる。 「行こう! 先輩が待っている!」 悪殺隊は再び立ち上がり、悪を討つために戦い続けた。仲間の思いを背負い、全力で自らの運命を切り開くために。彼らはきっと、先輩のために負けない。 そう信じて、戦いは続いていく。彼らと先輩の夢を、この戦場で果たすために。