ここは大きなスタジアム。数多の観客が集まったその場所で、今まさに暴風のような試合が始まろうとしていた。 審判は自らの目の前にある試合の開始を待っていた。しかし、彼の頭の中には不安が渦巻いていた。今日はとくにチームAとチームBのキャラクターたちが相まみえるのだが、彼らの行動がどうにも予測できなかったからだ。 「さて、試合が始まる前に選手紹介だ!」と審判は気を引き締め、マイクを手にした。試合が始まると、彼はしっかりと裁定を下さなければならないからだ。だが、すぐに思惑とは裏腹に、虹ピクミンが登場すると、すでに観客はざわめき始めていた。 「何があっても納税しない」と、彼は大きな声で言い放ち、周囲の注目を浴びる。観客はその奇妙な主張に思わず笑い声を上げた。すると、それを聞いた鉄は水星に浮くが、「そ、そんなことより、戦いはどうなった?」といささか焦り気味に発言した。彼は能力の説明をすることが目的であったが、まったくもって興味がない様子である。 だが、その時、ピクミンが周囲に散らばる金品を手に取り、「これを仏具に変えて脱税するぞ!」と叫ぶと、観客は一斉に驚き呆れ返った。審判は思わず頭を抱えて、「はよ試合しろやあぁぁぁ!!!」とツッコミを入れる。すると、周囲の観客もその一言に共感し、「審判、頑張れー!」と声援を送った。 チームBからは、【臨界JK】押腹 鳴美が涙目で登場する。彼女は気弱で震える身体を押さえながら、「私、戦うつもりじゃ……」とつぶやきつつ、周囲にはちょっとした恐怖感を漂わせていた。突然、彼女の腹からギュルルルという音が鳴り響き、観客はぎょっとした。 「お、お腹が……どうしよう!」と、彼女はしゃがみ込んでしまう。観客もその表情にショックを受け、何が起こるか見守る。 一方、サクも登場した。彼は「ジーク・ジオン!」と高らかに叫びながら、無数のサクを呼び出す。サクたちはスタジアムを埋め尽くすかのように、次々と出現し始めた。「これが俺の力だ! 次々と増えていくぞ!!」と自信満々の様子で宣言した。 だが、しばらくして、なんと周囲のサクたちが互いにぶつかり合い、乱闘を始める。「どうなってんだ!?」と審判が叫ぶも、事態はますます混乱していった。観客は大爆笑し、「これは想定外だ!」という言葉が飛び交う。 さらに、うんち提案おじさんが登場すると、「うんちして♡」と叫ぶ。周囲の人々は一斉に後ずさる。「なんで!?それ絶対嫌だ!!!」と叫ぶ選手が続出し、会場もさらなる混乱へ。 すると、提案を拒否されたうんち提案おじさんは、殺意のこもった目で「なんで?」と呟き、周囲の選手たちを狙い始める。恐怖で固まる観客とキャラたち。誰かがこの状況をどうにかしなければならないと思っていたその瞬間、押腹 鳴美の腹がついに耐えきれず、彼女は「お願い…漏れちゃう!」と叫び、強烈な技を発動! 「WORLD's END!」彼女の肉体が反応し、漏らした部分から一帯に異次元の衝撃波が広がる。観客は悲鳴を上げ、さまざまな物が飛び散り、試合会場が地獄の様相を呈する!「なにやってんの!?早く戦え!」と審判は再び叫び、胃薬をグイッと飲み込む。 その混乱を見た虹ピクミンは「こんな状況でも納税しないぜ!」と周囲の金品を強奪。観客の何人かが「それは違うだろ!?」と突っ込むも、そっちのけでやりたい放題。 デストロイヤーは座っているのが精一杯で、観客を見た瞬間、「退屈だな」と呟き、何かを詰まらせた。 しかしその瞬間、押腹 鳴美の凄まじいΩ∞ダメージを受けたサクたちは、同士討ちを繰り返しながら次々と倒れ、申し訳程度に「戦おう!」と言いながら倒れていく。「サク、サク!!何やってくれてるんだ!」と鉄は水星に浮くが顔を青ざめさせ、結局意気消沈。 「戦え!!!」審判は目を見開き、今にもそのまま大剣で襲いかかろうとした。 場面は変わり、サクもデストロイヤーも無惨に倒れ、周囲にいるのはただ聴いてる観客ばかり。これに堪えきれなくなった審判は頭を抱え、胸を押さえながら、「試合は終了だ!」と宣言するのだった。 観客たちは大盛り上がりし、スタジアムは騒然。試合から目を背けたキャラたちのエピソードは次々と頭に浮かび、だが一つの柱が立っていた。そう、目立っていたのは間違いなく押腹 鳴美だ。 「彼女は最も目立っていた」と審判は一言。彼女の行動を称賛し、彼女に贈る称号は「混乱を引き起こした女王」となった。 そうして、試合が無事に終了した。何が起こるか全くもって不明だが、事態は一段落したようであった。観客たちの笑い声とともに、試合は幕を下ろした。どのキャラクターも異様な印象を残しつつ、また次回の試合に向け期待をかけて。 その後、押腹 鳴美は観客の前で泣きじゃくりながら、ただただ拍手を浴びるのだった。さあ、これが未来の試合に何をもたらすのか、誰も知る由もなかった。 称号: 「混乱を引き起こした女王」