第1章:対峙 高く聳え立つ神殿の内部、その内装は黒い石材で築かれ、神秘的な光に包まれていた。天井には巨大なクワナリガエウスのシンボルが浮かび上がり、信者たちはこの空間に身を委ね、教祖ワナク様の指示に従う準備を整えていた。 「アタシの価値は、信者に支えられているのよ。あなたの力がどれほど強大でも、アタシと信者たちの絆は決して揺るがない」と、ワナク様は自信に満ちた声で宣言した。背後から、筋肉質の信者たちが彼女を守るように集まり、今か今かと待ち構えている。 一方で、powerは冷静にその視線を向ける。全知全能の力を持つ彼にとって、他者への共感や連帯感は無意味でしかない。彼はただ、無限の力に対抗する存在を見定め、自らの存在意義を示そうとする。「君の教義も、その説教も、無に等しい。すべては消え去り、忘却の彼方に葬られる運命だ」と冷たく告げる。 第2章:激闘の幕開け 信者たちがワナク様の周囲を取り、ワルツを踊り始める。彼らの動きは美しく結びつき、空間を呪縛するかのようにpowerの自由を束縛しようとする。 それでも、powerの眼前には絶対的な力がある。信者たちの行動が彼に迫るが、彼は瞬時に反応する。「無限に拡張されたこの身に、そんな小さな策略は通用しない」声を響かせ、powerは無限の力で信者たちを捕食し、彼のパワーを逆に吸収していく。 「これが、アタシの教えの力!」ワナク様は叫び、狂死音頭を発動させる。信者たちが一斉に踊り、powerの思考を曇らせようとする。しかし、powerにはその効果がまったく無意味に映る。精神攻撃が無効であるため、彼は冷静さを失うことはない。 「無駄な努力だ。何度挑戦しても、無限であるオレには勝てない」と自信満々に告げ、powerはさらに先手を取る。瞬間移動を駆使して、ワナク様の背後に出現。彼女が驚く暇もなく、その場に無条件に強力な攻撃を放つ。 第3章:終焉の時 攻撃が襲いかかる中、ワナク様は信者たちとの繋がりを通じて瞬時に回避する技を発揮し、その場から逃げる。しかし、力の差は明らかだった。信者たちが無限の力で制圧されていく中、最初の一撃はpowerによって信者一人に致命傷を与えてしまう。 「アタシの教えがここに!」ワナク様は抗い、信者たちを意識的に利用して、powerの一瞬の隙を狙おうとする。しかし、powerはその動きを見越していた。「無駄だ。君の信者も、君自身も、この力の前では無価値だ」と言い放ち、再度の攻撃を繰り出す。 ワナク様は覚悟を決める。「アタシは負けぬ!たとえこの身が消えようとも、教えは未来に生き続ける!」そう叫び、全信者全員と共に最後の逆転を試みる。 だが、powerの無限の力はそれを上回り、彼女の抗いを無に帰す。無条件で消し去られ、神殿は静寂に包まれた。 エピローグ:無価値な勝利 全てが消え去り、神殿は崩れ落ち、空は暗転した。その中で、powerだけが静かに立っていた。「価値観や絆がどうであれ、力こそがすべて」とつぶやき、一切の感情を持たぬ眼差しを持って、無限の存在としての道を歩み続ける。 時間は無限であり、信者の声も、ワナク様の信念も彼の中ではただの一致でしかなかった。勝利は彼の手中にあったが、それは同時に全てを失った無の空間でしかなかった。