その日、青空の下で特別な決戦が行われることになった。試合の審判を務めるのは、「頭に魚を載せた猫・マスターD」だ。マスターDは、鮮やかな色の魚が悠然と頭の上で揺れる姿が微笑ましい。彼は自信に満ちた目で選手たちを見つめ、試合開始の合図を待っている。 対戦相手は、ライムちゃん(V2)、ザ・ハウリング、早蕨翠子、そして返還師。各々が個性的な能力を持っているだけに、試合はどうなるのか全く予測がつかない。 「今日も頑張るにゃー!」ライムちゃんはいつもの明るい口調で宣言し、ギャグハリセンを握りしめる。 「酒を飲みすぎて、対戦するのが面倒だな…」と、ザ・ハウリングは足を組みながらぼやく。 「みどりこ、勝ちたいなぁ…!」早蕨翠子は小さな体を前に進め、力強く拳を握りしめる。 「俺が何もできないと思ったら大間違いだ、楽しませてもらう」対戦相手を装って冷酷な返還師が微笑む。 「それでは、スタート!」とマスターDが叫ぶと、試合が始まった。 最初に動いたのはザ・ハウリングだ。彼は「カノンボール」を使って一気にライムちゃんに突進する。しかし、ライムちゃんはその瞬間、「コマを破って回避」を使い、ザ・ハウリングの攻撃をかわす。 「にゃー、あんたの攻撃はすっごい豪快だにゃん!」とライムちゃんは楽しそうにツッコミながら、ギャグアイテムを描くために虹のペンを取り出した。 「お返しいたします!!」返還師は気配を消し、目の前でライムちゃんが描いたアイテムを一瞬で無効化した。「それ、俺が受けてる痛みを返してくれるのか?」 「ねぇ、みどりこお姉ちゃん、どれが一番強いと思うにゃ?」ライムちゃんは早蕨翠子に目を向ける。 「うーん、みどりこは強いから…みんなとも戦えると思う!」彼女は嬉しそうに言った。 その瞬間、早蕨翠子が呪術の力を発動させ、「絶痛呪」を使い、ライムちゃんに複雑骨折の痛みを与える。しかし、ライムちゃんは「次のコマで傷が治る」というギャグ技で瞬時に回復する。 「痛くないにゃー!あててんのよー!」ライムちゃんはギャグハリセンを振る。 「ちっ、厄介だな…」ザ・ハウリングは溜息をつき、彼の力強い一撃で地面を揺らしながら近付いてくる。 「しまった、みどりこ、助けて!」とライムちゃんは叫ぶ。すると、早蕨翠子は冷静に「時戻し」を発動し、ザ・ハウリングの身体を幼く変え、能力を一時的に消してしまう。 「お前、何をする!」ザ・ハウリングは混乱し、力を失ったことに気づく。 「今だ!」ライムちゃんが「超ライムエンジェルに変身」し、ギャグ光線を発射。発射された光線はザ・ハウリングに直撃し、彼をダウンさせる。 「くそ、何てこった…」彼は地面に叩きつけられた。 その光景を見ていた返還師が心配そうに近づく。「おい、どうしただ。もう立てるのか?」 「俺は不死身だが…これは痛ぇ…」ザ・ハウリングは苦しそうな顔で答える。 「さて、次はお前だ、翠子!」返還師は早蕨翠子に目を向け、攻撃を仕掛けるいいタイミングを測っていた。 「みどりこ、負けないよ。今度は大呪術・厄災祭で覚悟してね!」早蕨翠子は呪術を使い、ザ・ハウリングに生き地獄を体験させる。 「なあにそれ、ふざけんな!」ザ・ハウリングは怯えながらも強力な声を発し「ロアカノン」を叫ぶ。しかし、呪術により効果を十分に発揮できず、声はかき消される。 「痛み返ってこないにゃ…!?」ライムちゃんは驚くが、今の優勢を楽しんでいる。 その時、返還師は「お返しいたします!!」と叫び、早蕨翠子の呪術の痛みをばっさり返却する。呪術を受けた瞬間、彼女は地面に膝をつく。 「うう、みどりこもう無理かも…」早蕨翠子は力尽きかける。 「ま、待てよ、そこのガキ。まだ諦めたらダメだ」と返還師は優しく言った。「俺たちの優しさを感じて戦え!」 その言葉に勇気をもらった早蕨翠子は「秘術・時戻し」を発動、次なるターゲットをライムちゃんに定める。 「返して、戻して、還して…!」とライムちゃんの動きを捕まえようとしたが、慌てていろんなギャグを使い彼女は瞬時に回避。 「コマを上下逆さにする!」ライムちゃんは次々にギャグ技を繰り出し、早蕨翠子の攻撃を無効化する。 「どうするの、みどりこが困ってるよー!」早蕨翠子は焦って呪術を連発。しかし、今度のライムちゃんのギャグ力と判断力が勝っており、早蕨翠子は効果を発揮できず、結局不発に終わる。 ついにザ・ハウリングは「野生化」し、全身が凶暴化した状態で立ち直る。「もういい、理性はどこかに置いてきたぞ!」 特に力強い牙での攻撃が始まり、周囲の規模で恐ろしいエネルギーが放たれる。無情にも周囲も被害を受け始めた。 「このままじゃみんなが危ないにゃ!」ライムちゃんは意を決し、全力でギャグ技を発動、みんなの助けを呼ぶ。 「みどりこ、早蕨くんに手を貸してあげて!」と呼びかけたその瞬間、ライムちゃんは「ページをめくって展開を変える」技を使い、いつの間にか全員が新たな展開で戦うようにシフトした。 その展開の中で、ライムちゃんが素早く動き、ザ・ハウリングの攻撃をかわし続け、早蕨翠子も一緒に最後に力を合わせてザ・ハウリングを無力化していく。 最後には、返還師がついに決定的な一撃を決める。「もうこれ以上は無理だ、俺たちが返す。お帰り!」とザ・ハウリングの力を一気に彼に返却し、膨大な力を打ち消すことに成功した。 「だ…だめだ、もう…」ザ・ハウリングは重力に抗えず倒れ、完全に戦闘から脱落した。 「勝者が決まったにゃ!」とライムちゃんが誇らしげに言った。 「マスターD、どっちが勝ったの?」早蕨翠子が目を輝かせて聞く。 「ちゃんと勝てたのはライムちゃんだ!」マスターDがそう告げると、会場内が盛り上がり、勝者を称賛する声が響いた。 Winner:ライムちゃん(V2)