ある日のこと、平和を守るために選ばれた者たちが、特別な任務に召集された。今回の任務は、異世界からの侵略者が意図的に仕掛けた、この世界における結界を無効化するためのものだった。結界が崩れれば、異世界の魔物が大量にこの地に現れる危険があった。選ばれたのは、「三下おべっかJK」こと太鼓望 怯子、猫耳最強スナイパー猫乃 嶺香、そして異次元の力を手にした猫ミャットの三人だ。 それぞれの特性や技能を持った彼らは、異世界の結界の中に潜入するため、行動を開始した。一行は特別な装備を施された大型バイク「無音の影猫」にて向かう。静かに駆け抜けるバイクの背中で、太鼓望は乗っている仲間たちに興奮しながら話しかける。 「え、ほら、すごくない?こんな風に一緒に行動できるなんて、さすがだよ、猫乃ちゃん!任務が終わったら行きつけのカフェに寄ろうよ!」 「遅延は許されない。誇らしげに行動するのは後にしろ、望。」冷徹な眼差しで猫乃は返事をし、弾丸を制御する形でライフルを調整していた。 猫の姿をしたミャットは、バイクの後部座席で落ち着いた表情を浮かべている。全身から漂う圧倒的な存在感は、まるで普通の猫ではないかのようだった。 彼にも任務を完了するための使命感があった。 ようやく結界の坐する境界地域に到達し、彼らは大きな洞窟の前にたどり着いた。そこは、結界を維持するための結界石が休まっている場所だった。しかし周囲には、異世界の魔物の影がちらほらと見えた。 太鼓望が言った。「これって…、まさか闇の魔物たちが…」 猫乃は静かに息を潜め、それらの状況を見極めた。彼女の逆さに構えたライフルは、彼女が持つ能力を活かす準備が整っている証拠だった。 「私が周囲を索敵する。嶺香、あなたは高い位置から有利に狙撃を。」 「任せてにゃ!」 準備が整った三人は、洞窟の中に足を踏み入れた。その時、音も立てずに進む猫乃が最初の魔物を撃ち落とした。ミャットはその傍らで先制攻撃のタイミングを取りつつ、次々と現れる魔物たちを高い動体視力でかわしながら反撃していった。「ニャーーン!」と声も出さずに、ミャットは鋭い爪で魔物を撃退。 太鼓望はその様子を見て報酬を叫んだ。「すごい!ほんと強い!ミャット!さっきの一撃、どうやってやったの?」 すると、全力で敵の懐に飛び込んでの闇討ちを決めた太鼓望は魔物の一体を叩き落とし、平然を装いながら言った。「いやあ、なんかこういう、良いことしたら褒められたくて…」 こうして、一行は数々の敵を退け、数分で結界石のところまで辿り着いた。しかし、そこで待ち受けていたのは彼らを阻む強大なボス、キャト・シャドルだった。彼は全身真っ黒な鬣を持ち、目は赤く光り、猫の形をした半人半獣の存在だった。魔物の王とも言うべき恐ろしさを持つ彼は、その場に立ちはだかり、低い声で囁いた。「貴様ら、ここで終わりだ。」 戦闘が始まった。ミャットが一番前に出るが、キャト・シャドルは彼の動きを見切りながら、爪で強烈な一撃を放った。ミャットは瞬時に避け、尾で振り払った。サポートをしている猫乃はその様子を見て、冷静に狙いを定める。「目標、右肩!」と声を出し、無音で迫る弾丸がキャト・シャドルの方向へ飛んでいった。が、彼は驚くことに瞬時にその弾丸を打ち返した。 「き、きた!」「危ないにゃ!」と猫乃が叫ぶ。「望、注意して!」 太鼓望は瞬時に機転を利かせ、変則的にキャトに接近し始める。“いやぁ、すごいですね、シャドルさん!アイデアが素晴らしいです!”と、卑屈に笑う彼女は敵の注意を引きつけた。少しのスキを見せた隙間に、再び猫乃が弾丸を放ち、キャトの胸を貫いた。痛みを感じたキャトは叫び、ミャットもそのまま切り込みに入り、強烈な猫パンチを放って反撃を受ける。 両者の攻防が続く中、思いも寄らぬ形で少しずつ互いの体力が減少していった。そして最後に、太鼓望は自分の弱さを覚悟したかのように力を振り絞って叫び返す。「私も負けない!いくよ、みんな頑張れ!」 その瞬間、猫乃の狙いとミャットの鋭い攻撃が重なり、キャト・シャドルはついに後ろに崩れ落ちた。「やったにゃ!」とミャットの声が鳴り響いた。 最後の戦いを経て、見事に任務完了した三人は、再び「無音の影猫」に乗り込み、自分たちの拠点に向かう。 「冗談じゃないくらい、みんな強かった…お疲れ様!」と太鼓望。 「次は一層強くなってやる。次の任務でまた会おう」と猫乃。 「やっぱり、仲間がいるから勝てたにゃ」とミャットもちょっと誇らしげに言った。 その夜、彼らは無事に帰還し、次の冒険へと備えたのであった。