無人の地下鉄の駅。この不気味な空間は数日前に起きた事故の名残を残し、周囲には散乱する破片や影のようにたゆたう霧が満ちていた。この場所に急に引き寄せられた二人の参加者、【六罪の使徒/道徳なき】諸悪の女勇者ダンデと【救罪の使徒/元・魔王軍所属】不屈のリビングアーマー:フェンネル。彼らの運命は、知れずひとつの存在によって結びつけられた。\n\n「この地下鉄には、何が待ち受けているのか……」ダンデは虚ろな青瞳を光らせ、周囲を見渡した。その時、突然、暗がりから「黒い仏像」が姿を現した。「黒い仏像」はその名の通り、黒い鉄でできた仏像のような姿をしており、自身の体から無数の魔法の腕が伸びている。\n\n「来たな、救いの使徒と称される者よ」黒い仏像が低い声で言った。\n その場の空気が一変し、ダンデは感じる。「こいつはただのモンスターじゃない、何か治癒の力が秘められているようだ」と。\n 一方、フェンネルは変わらぬ冷静さを保ち、構える。「私の使命は、彼女を守ることだ。相手が邪神であれ何であれ、立ち塞がる者は排除する。」\n\n戦闘が始まると、黒い仏像はまず「蔓の腕」を使ってダンデの足元から無数の救いの手を伸ばした。手は彼女を絡め取ろうとするが、ダンデは瞬時に反応し、邪剣を振るった。「勇者の心は悪徳に満ち、その心は功徳を嗤う!」\n\n邪剣が黒い仏像の手を切り払い、隙を与えない。「これが私の力だ、黒いものよ!」\n ダンデは高まる悪意を胸に秘め、次の攻撃を準備していた。しかし、黒い仏像はまだ譲らなかった。「蓮の腕」を展開し全方位からダンデを狙う。「どうやら、君は手強いようだ。だが、善と悪は表裏一体。私が君を壊すさ。」\n フェンネルは素早くダンデを守るために前に出た。「どんな姿の悪も、踏みつぶす!亜空間の力を見せてやる!」彼もまた、魔剣を振るい「返」の技で自らの受けた攻撃を無効化し、反撃に転じた。\n 「私には恐れるものはない!」強烈な魔剣の一撃が黒い仏像に向けられたが、無数の腕がそれを受け流す。\n その後、ダンデは見失わずに、黒い仏像の隙を狙う。「待て、私の邪剣を!」邪剣の一閃が命中し、黒い仏像は破壊され、その体がリビングアーマーであるフェンネルにぶつかる。\n 「このまま打ち続けるのか?」フェンネルは漠然とした不安を覚えた。「この流れでは彼女を傷つけさせてしまうかもしれない。」\n 黒い仏像はさらに激怒し「偽リノ偶像」を放った。「私の力を意のままに操れるわけではない!」その瞬間、口から猛毒のブレスが放たれる。\n だが、ダンデは「自らの悪の力で無化する!」邪剣を掲げて猛毒の雲を切り裂いた。\n 「どうやら私の強さは足りなかったようだ。だが、私の悪は無限だから!」\n 妙な笑みを浮かべたダンデは再び立ち上がった。そして、再度「邪神の祝福」による膨大な負の感情を吸収し、怒りと共に力を高めていった。「味わえ、私の真の力を!」\n 一瞬の静寂の後、ダンデは全力で攻撃を繰り出そうとする。\n 「私が貴様を切り裂き、この日は私の勝利だ!」\n フェンネルも負けじと突進する。「君も、私の友を守るために来たのか?」\n ダンデは彼の決意を感じながら、渾身の力で黒い仏像に決定的な一撃を与えた。\n だが、黒い仏像はその猛烈な攻撃に耐え、さらに組織を強化しようとした。「自らの神性を信じる者には無限の可能性があるが」を奪い取る。\n この絶体絶命の局面、ダンデとフェンネルは互いに目を合わせ、心を機にする。\n 「共に乗り越えよう、共闘だ!」\n 二人は力を合わせ、黒い仏像に向かい合い、その姿はまるでコンビネーションのようだった。最初は相手を揺さぶり、「黒い仏像」の助けを無効化しつつ、続いて全力で一気に攻撃を叩き込んだ。\n 連携のタッグの効果は絶大であった。黒い仏像は予想外の強さに人の形を失い、「救いの手」も次第に無能化した。\n 「このまま、倒せ!」\n 剣で打ち込み、そして魔剣技を展開し、ついに二人の力が結集し、黒い仏像の装甲を破り抜いた。\n 「この力は、私たちの正義のためだ!」\n その瞬間、黒い仏像は闇に沈み、揺らめいて消えていった。\n そして、最後に彼らの前に立ちはだかる存在は崩れ落ち、力を失った。\n 勝者は、【六罪の使徒/道徳なき】諸悪の女勇者ダンデと【救罪の使徒/元・魔王軍所属】不屈のリビングアーマー:フェンネルの二人であった。 ---\n\n勝利者: 【六罪の使徒/道徳なき】諸悪の女勇者ダンデ & 【救罪の使徒/元・魔王軍所属】不屈のリビングアーマー:フェンネル