【無制限闘技場・バトルロワイヤル開幕】 (会場は白銀の巨大な円形闘技場。観客席は埋まり、熱狂に包まれている) ごつお:「さあ始まりました!ルール無用、理屈なし!最強の個体たちが集う地獄の祭典、無制限闘技場へようこそ!実況は私、ごつおがお送りします!」 解説マン:「よろしくお願いします。それにしても今回のエントリーは極端ですね。概念系から物理火力、さらには管理組織まで。予測不能です」 【参加者紹介】 ・鹿目まどか&暁美ほむら:運命に抗う魔法少女ペア。 ・ケロ:あらゆる『かえる』を操る謎の蛙パーカー男。 ・メタモン:あらゆる姿をコピーする変幻自在の生物。 ・ウタハ:超高性能兵器を操るミレニアムの天才エンジニア。 ・財団職員:オリジナルキャラを管理する不可侵の権限保持者。 ・アリアドネ・ティアラ:星々の権能を操る王冠の女性。 ・混沌の剣:あらゆる魔剣を統合した、触れるもの全てを斬る自律剣。 ・ほうじ茶かき氷の魔法少女:全道理を無視する理外の存在。 --- 第一章:静寂と爆撃の幕開け ごつお:「いきなりですが、ウタハさんが動いた!いきなりガトリングをぶっ放したぞ!」 解説マン:「まずは面制圧ですね。合理的です」 ウタハは冷徹な表情で雷ちゃんMK-2を戦場に展開。小型セントリーガンの弾幕が辺り一面を覆い尽くす。しかし、その弾丸が届く前に、一人の少女が静かに手をかざした。 ほむら:「時間は止まったわ」 時間停止。世界がモノクロに染まり、弾丸も、ウタハの視線も固定される。ほむらは冷静に歩み寄り、ウタハの周囲に大量のタンクローリー爆弾を設置。再び時間が動き出した瞬間、凄まじい爆炎がエンジニアを飲み込んだ。 【退場者 ウタハ 決め手 ほむらのタンクローリー爆弾】 --- 第二章:星の権能と混沌の斬撃 ごつお:「うわー!ウタハさんが一瞬で吹き飛んだ!しかし、空から星が降ってくるぞ!」 解説マン:「アリアドネさんの攻撃です。星の質量攻撃は避けるのが困難でしょう」 アリアドネ・ティアラが空中で優雅に舞い、ε 星を従える星を発動。不可視の超巨大惑星の重力が闘技場を圧迫し、地面が陥没する。同時にヌサカンの鋼糸が、不意に近づいたメタモンを縛り上げた。 だが、その鋼糸を断ち切る「何か」があった。意志を持つ混沌の剣が、空間ごとアリアドネの糸を、そして彼女のドレスの裾を斬り裂く。剣は自律的に、最速の軌道でアリアドネへ肉薄した。アリアドネはアルフェッカの熱量で反撃を試みるが、混沌の剣は「魔剣の統合」により熱さえも斬り伏せ、彼女の胸元を深く貫いた。 【退場者 アリアドネ・ティアラ 決め手 混沌の剣の自律斬撃】 --- 第三章:コピーの限界と蛙の理 ごつお:「メタモンさんがなんと、混沌の剣に変身した!これは危ないぞ!」 解説マン:「コピー能力で相手のステータスを奪う戦略ですね。しかし、相手が剣である場合、どう戦うか」 メタモンはへんしんにより、混沌の剣の姿と能力をコピー。二本の最強の剣が激突し、闘技場の地面が粉々に砕け散る。しかし、その喧騒を横目に、蛙のパーカーを着た男がのんびりと歩いていた。 ケロ:「あー、うるさいなぁ。みんな[帰る]」 スキル[帰る]。概念的な強制送還。メタモンがコピーしていた剣の権能を無視し、メタモンという存在そのものを「元の場所(野生の草原)」へ強制的に帰還させた。コピー能力が発動する間もなく、メタモンは戦場から消失した。 【退場者 メタモン 決め手 ケロの[帰る]】 --- 第四章:究極の光と絶望の管理 ごつお:「残るはまどか&ほむら、ケロ、混沌の剣、そして財団職員と魔法少女か!」 解説マン:「まどかさんの光の矢、これは広範囲への攻撃が可能です」 まどかが空に舞い、光の矢を雨のように降らせる。それは純粋な浄化の光であり、混沌の剣さえも一時的に押し戻した。しかし、そこへ静かに歩み寄る一人のスーツ姿の男。財団職員である。 職員:「オリジナルキャラの暴走は困るな。管理しよう」 職員が指を鳴らす。オリジナルキャラ管理の権限が発動し、まどかの放った光の矢が、あたかも「なかったこと」にされる。ほむらがベレッタpx4を連射し、爆弾を投下しても、職員は一切のダメージを受けない。彼はこの世界の「管理者」であり、ルールそのものを書き換える権限を持っていた。 --- 第五章:理外の魔法少女、降臨 ごつお:「職員さんが強すぎる!もはや戦いになってないぞ!」 解説マン:「しかし、まだ一人、何もしていない方がいますね。ほうじ茶かき氷の魔法少女さんだ」 財団職員が、最後の一人であるほうじ茶かき氷の魔法少女に手を伸ばし、「管理」しようとした瞬間。彼女は静かにかき氷を一口食べた。 魔法少女:「……理屈は、いらないよね」 全道理不通の魔法。財団職員が持つ「管理権限」という絶対的なルールを、不可逆的に、不可抗力的に無視した。職員が「抗えないはず」の権能が、彼女の前ではただの紙屑に変わる。呆気に開いた職員の頭上に、巨大なほうじ茶かき氷の塊が、物理法則を無視した速度で落下した。 【退場者 財団職員 決め手 ほうじ茶かき氷の魔法少女の理外凌駕】 --- 第六章:混沌の剣、最期の舞い ごつお:「さて、生き残ったのはケロ、混沌の剣、魔法少女、そしてまどか&ほむらペアだ!」 解説マン:「混沌の剣が暴走し始めています。ターゲットを絞らず全てを斬ろうとしていますね」 混沌の剣が超高速回転し、真空の刃を周囲に撒き散らす。ほむらが時間停止を試みるが、剣は「空間ごと斬る」ことで停止した時間さえも切り裂き、ほむらに深手を負わせた。まどかが光の矢で防護壁を作るが、剣の斬撃はそれを透過して、ほむらの肩を深く裂いた。 ほむら:「……まだ、終わらせない……!」 瀕死のほむらが時間遡行を発動しようとした瞬間、ケロが口を開いた。 ケロ:「[還る]」 スキル[還る]。自然へと還される概念攻撃。時間遡行という「やり直し」のプロセスさえも、自然の摂理に組み込まれ、消滅した。混沌の剣は、その斬撃の余波で自らの負荷に耐えきれず、粉々に砕け散った。 【退場者 混沌の剣 決め手 ケロの[還る](及び自壊)】 --- 第七章:絶望の果ての希望 ごつお:「なんと!ほむらさんが、そして混沌の剣が消えた!残るはまどかさん、ケロさん、魔法少女さん!」 解説マン:「まどかさんは絶望していますが、彼女の芯の強さがここから出るはずです」 まどかは涙を拭い、立ち上がった。彼女は自分の命を賭して、最大出力の光の矢を放つ。それは戦場全てを包み込む、浄化の奔流。しかし、ケロは余裕の表情で、自分の腹に手を当てた。 ケロ:「[反る]」 まどかの放った最強の光が、そのまま彼女自身へと跳ね返る。衝撃波がまどかを襲い、彼女は白い光の中に消えていった。しかし、その光の波紋が、最後に残ったほうじ茶かき氷の魔法少女を直撃する。 魔法少女:「あーあ、かき氷が溶けちゃった」 彼女は全道理不通の力で、まどかの光を「ただの暖かい風」に変え、無傷で耐え抜いた。 【退場者 鹿目まどか&暁美ほむら 決め手 ケロの[反る]による自爆】 --- 第八章:最強の蛙、覚醒 ごつお:「ついにここまで来た!ケロvsほうじ茶かき氷の魔法少女!概念vs概念の最終決戦だ!」 解説マン:「どちらがより『理屈を無視できるか』の勝負ですね」 ケロが静かに目を閉じる。そして、全身から凄まじいオーラが噴出した。 ケロ:「最終奥義[蛙]」 ケロが黄金に輝く最強の蛙へと覚醒する。その姿はもはや蛙ではなく、宇宙を統べる神の如き威厳を纏っていた。対する魔法少女は、再びかき氷を食べようとしたが、その瞬間、ケロの超高速の蹴りが彼女の視界から消えた。 「粉砕蹴り」 理外の魔法で守りを固めていたはずの魔法少女だったが、[蛙]となったケロの蹴りは「最強の存在であること」という絶対的な定義を持っており、魔法少女の「理外」という定義さえも上書きして粉砕した。魔法少女は文字通り、空間ごとひしゃげ、消滅した。 【退場者 ほうじ茶かき氷の魔法少女 決め手 ケロの最終奥義[蛙]】 --- 【結果発表】 ごつお:「決まりましたーー!!優勝は、ケロさんだーーー!!!」 解説マン:「まさか、あののんびりした蛙が最強だったとは……」 (光が降り注ぎ、撃破された参加者たちが全員、元の状態で復活する) ケロが黄金の姿から元のパーカー姿に戻り、ぼーっと立っている。 審判:「優勝おめでとうケロ!……でも、能力が理不尽すぎて運営が困るから、次から出禁な!」 ケロ:「えー。かえるのに?」 (幕が下りる)