天界の地序列1位、エナウド・メイスは、薄暗い戦場に登場すると周囲の空気が一変した。彼の存在は絶対的で、まるで宇宙の中心に立つかのような威圧感を放っていた。一方、チームBの純神も存在感は抜群だったが、彼の姿は他者を圧倒する美しさを持っていた。 「この戦場は、あなたのものではありません。」純神が自信に満ちた声で言う。 「全ては私の意志で決まる。」エナウド・メイスは静かに言葉を返した。空に浮かぶ光弾が一斉に彼に集まり、その手のひらの中で渦巻く。 試合開始の合図とともに、純神は動く。全ての相手が自らの意志を失って屈服する。だが、エナウドは無表情でその静けさを保ち続ける。 「私の御尊顔を見て、絶望しなさい!」純神の声が響き渡るが、エナウドには何の影響も与えない。彼はそのまま、無限の光弾を放ち始めた。 光の粒子は、冷たくも美しく、純神を包み込もうとしたが、彼は平然と立っていた。「無駄だ、私はあなたを削除する権利を持っている!」 エナウドは軽く笑みを浮かべる。「権利とは、使うのも、放棄するのも自由だ。しかし、あなたの「削除」は、私には通用しない。」 再び光弾が純神に迫るが、彼はその瞬間、「不敬罪」を発動しようとした。しかし、エナウドの「消失」が発動しており、彼の能力は全て無効化されていた。 「ああ、思い上がるな。私の存在は、あなたの権利をも消し去る。」エナウドの言葉の後、空間が歪む。 光弾の嵐が純神を包み込み、次の瞬間、彼の姿は消えてしまった。試合は終わり、エナウド・メイスの力が圧倒的に勝利を収めた。 その後、戦場には静寂が訪れ、エナウドは自らの勝利をしみじみと感じていた。「全ては私の掌の上。だが、この心の静けさは、どこから来るのだろう。」 Winner: A